武器ストーリー 650 文字
悠久なる歌声のように青く、真っすぐな直剣。風の国を代表する自由の誓いのように、その切っ先は鋭い。
原文650 文字
過去に流行っていた祝福の歌は、こう歌う—— 「誰かに舌を抜かれても、目で歌える」 「誰かに目を刺されても、耳で聞ける」 「夢を壊そうとする人がいたら、乾杯しようと誘う」 「たとえ明日が来なくても、この瞬間の歌声は永遠になる」 育った風土によって性格は異なる。しかし、土地も人も、すべて神によって誕生したもの。 自由気ままな神が、抗争の中で自由への愛を人々に広めたのだろうか。 それとも人々が自由のために、氷雪と烈風の中で、自由を愛する風の神を生み出したか。 この問題を解き明かすことはできない。 あの曲はいつも暗い時代に歌われた。 烈風の王者が尖塔に君臨した時も、 腐りきった貴族が神像を倒した時も、 幽閉された地下室で、暗い路地裏で、ぼろぼろの酒場で、 烈風と鉄の拳に浸透し、抗争の英雄を紡ぐ。 遥か昔のある日、環状の静まり返った王城で、 誰かの琴声を伴って、叫び声はついに烈風の監獄を突き破った。 ある少年、精霊、弓使い、騎士と赤い髪の流浪騎士は、 空を突き抜ける槍のような、 巨大な影を落とす尖塔の前で自由を誓った。 そして塔の上の孤独な王を倒すと決意した。 尖塔に登れない体の弱い者たちは、普段小さい声でしか歌えなかった。 しかし、あの乾杯と送別の歌を、城壁が揺れ動くほどの勢いで歌い、旗を揚げた勇者たちを応援した。 「誰かに舌を抜かれても、目で歌える」 「誰かに目を刺されても、耳で聞ける」 「でも、誰かに歌う自由と眺める自由を奪われたら」 「——それは、絶対に、絶対に容赦しない」