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綺良々
人物 / 稲妻

綺良々

★★★★
片手剣 2023/05/22
称号:檐宇遊猫
命ノ星座:箱筥座 誕生日:1/22
所属:狛荷屋 CV:鈴代紗弓
稲妻の配達会社「狛荷屋」の配達員。仕事を愛し、人間社会に憧れている「猫又」。

人物

稲妻の配達会社「狛荷屋」の配達員。仕事を愛し、人間社会に憧れている「猫又」。[1]

綺良々は物心ついた頃から、稲妻の野外を流浪していた。 当時の彼女はまだ名前すらない子猫で、尻尾も一本しかなく、毎朝目が覚めると音が鳴るほどにお腹を空かせていた。伸びと欠伸をしてから、不平を漏らすかのように一声「ニャー」と鳴くと、不注意なヤマガラや、岸辺に集まる好奇心旺盛な魚たちを狩りに行っていた。 野外でたまに冒険者と出くわすと、彼女はいつも遠くに伏せて、彼らがカバンから沢山の不思議な道具を取り出すところを、羨ましそうに眺めていた。「カチャ」、温かな火がついて…「ガシャン」、奇妙な鉄の鍋が置かれる。「コトコト」、じきに美味しそうな匂いが漂ってくる… 綺良々はまるで不思議な魔法を見ているかのように、目をまん丸にしてその全てを眺めていた。人間社会への憧れが小さな蝶のように彼女の心に飛び込んで来たのは、恐らくその時だろう。 ある冬の夜、冷たい風が吹き荒れて、まだ子猫だった綺良々は寒さのあまり自分の尻尾の存在すら感じ取れなくなっていた。 「小さな木のほらでもいいから、早く暖かいところに避難しないと…」頭の中でそう考える。そして彼女が再び顔を上げたとき、少し先に暖かな明かりが一つ踊っているのを見つけた… 綺良々が人間のすみかに入るのはこれが初めてだった。周りの全てに興味津々だったが、同時に少し怖くもあった。部屋の主人は、まだ小さな猫が一匹部屋の中に入って来たことには気づいていないようだ。しかし綺良々は部屋の主に目もくれず、玄関にあった四角い箱を見つけて中に潜り込むと、そのまま眠りについた。 「ここで一晩だけ眠らせて、一晩だけだから…」そう思いながら、彼女の意識は夢の中へと落ちていった… けれども、次に彼女が目を覚ましたとき、近くには暖かな囲炉裏と、香ばしい猫まんま、それから編み物をするおばあちゃんがいた。おばあちゃんは彼女に何か話しかけた——どうやら、綺良々に食事を勧めたみたいだ。綺良々は尻尾を低くして、警戒しながらも心惹かれるままに、猫まんまに一口かぶりついた… それは彼女がこれまでに食べた中で一番美味しいものだった。自分はまだ夢の中にいるのではないかと思ってしまうほどに。 こうして、彼女はこの温かい家の中で何度も冬を越し、優しいおばあちゃんから幾つもの物語を聞くことになった… 綺良々は時々、この家にやってきた最初の夜のことを思い出しては、毎回首をかしげて自分に問いかける。 「おかしいなぁ…あの夜わたし、眠る前に何を考えていたんだっけ…」 ゲーム内「キャラクターストーリー1」

周囲からの評

宵宮「綺良々について…」
「狛荷屋」の配達員のことか?あの子はな、ずいぶんと手先が器用なんや。実は花火作りっちゅうんは、色を決める材料が一種類か二種類ぐらいあるんやけど、それの消耗はごっつ激しくってなぁ。そないな時はいつも、あの子がすぐに補充してくれるから、めっちゃ助かっとるねん。前に感謝の気持ちとして花火を一個贈ったんやけど、花火に驚かされた経験があるらしうて、どうしても火をつけたがらんかったんや。ふふ、せやから、あの子には遠くのほうから、うちが上げた花火を見てもらうしかあらへんな。
早柚「綺良々について…」
前に昼寝から目が覚めた時、なんだか背中がポカポカして、振り返ってみたら猫が丸まって寝てた。しかも、ふわふわなしっぽが二本もあったぞ!拙、びっくりして木の上から落っこちそうになったんだ。こ、これも、変化の術なのか?
九条裟羅「綺良々について…」
最近、なんだか物陰から妙な視線を感じる気がする。だが確認しようとすると、すぐに気配が消えるんだ。まったく、訳の分からない悪戯だ。ん?…おそらく猫又だと?ふむ…私に用があるのなら、堂々と来ればよいものを。
八重神子「綺良々について…」
近頃は、人間社会に興味を持つ妖怪がますます多くなってきておる。これは良いことなんじゃろうか…ん?妾の見解とな?ふむ、もちろん、皆が楽しければよいと思っておるぞ。それに、自腹で飯を奢ってくれる愛い後輩を嫌うやつなど、おらんじゃろ?
ドリー「綺良々について…」
以前、国を跨いで物資を調達していた際、何度か彼女に荷物を届けてもらったことがありますわ。サービスがいい上に、お代もお安いんですの。あっ、そうでした。彼女は綺麗な装飾品が大好きなんですの。しかも、ちょうどうちにいくつか品が入りまして…スメールならではの特色を持ったお手製品で、とても精巧に作られたものなんですが、どうでしょう?彼女に買ってあげてはいかがかしら?あなたにならサービスいたしますわ。
千織「綺良々について…」
昔、まだ稲妻にいた頃、緑色の目をした猫に懐かれてたの。インスピレーションを探して外に出る度、その子は私の後をついて回ってきてた。私が持ってる布の色と模様に興味があったみたいで、機嫌がいい時は私の足にスリスリしてくることもあったわ… だから、かなり時間が経ってたけど、二本の尻尾と緑の瞳を持ったあの子を見た瞬間、あの猫だってすぐわかったわ。新鮮なものを見るときのあの子のあの目は、何年経ったって全然変わってないもの。
ドゥリン「綺良々について…」
キャッツテールの猫たちがみんな綺良々さんみたいな感じだったら、驚かせてしまうこともないのにね…

声優

日本語鈴代紗弓
英語Julia Gu
中国語孙艳琦
韓国語강은애

出典

  1. ゲーム内キャラクタープロフィール
  2. ゲーム内キャラクターストーリー
  3. 魔神任務/ゲーム内キャラクターストーリー
  4. ゲーム内ボイス