武器ストーリー 455 文字
今では、ほとんど見かけなくなった測量ツール。矢を放つ機能を持っている。
原文455 文字
かつて都市建設と遺跡調査によく使われていたツール。 角度の測定のほか、当時とても先進的だった距離測定の機能もある。 精密に加工された特製の矢と訓練を受けたプロの手により、 発射する矢の軌道を、一筋の光のように真っ直ぐにできる。 計画と建設のほか、探索や事件の捜査にまで役立つこともある。 熟練者の手にかかると、こうしたレンジゲージはとても高い測量精度を発揮できる。 過去、レムリア遺跡を探索中の探険隊は常にレンジゲージを携行しており、 主に瓦礫と歳月の中で埋もれた古跡の位置を測定するために用いていた。 後世で流行したハーロック小説の中にも、 それを利用して隠し部屋を探すシーンがある。 今では骨董屋か屋根裏部屋、穴蔵に堆く積まれ、埃を被っているものが少なくない。 もっと便利で、誰にでも使いやすい同類のツールが普及するにつれ、 特製の矢を作る者がいなくなり、これもまた埃を被って姿を消した。 何かを疑われることなく携行できる長弓のため、 一部の特別な時代には、想定されていない目的で用いられたこともある。