武器ストーリー 489 文字
今では、ほとんど見かけなくなった旧式のチェーンソー。かつては職人たちから深く信頼された切断ツールだった。
原文489 文字
かつての労働者がよく使っていたチェーンソー。竜骨やパイプの切断用。 シンプルで丈夫な構造をしており、メンテナンスや部品交換がしやすい。 両手で取っ手をしっかり握って、硬い鋼材を断ち切ることができる。 こうした強力な道具はかつて、進歩の代名詞でさえあった。 のちにフォンテーヌの市街地が拡張すると、あらゆる影が次々と秩序の光に追いやられた。 下水道がサーンドル河になり得るのはこうした便利なツールによる貢献が大きい。 サーンドル河の住民は、たとえ日光と雨露のない地下に住んでいても、 有り余る勤勉さと強靱さによって、あるいは地表に住めるだけの権利を獲得し、 あるいは身を寄せる「水の国」を地表のような美しい場所にできると信じている。 これらのチェーンソーは船渠剣、プロスペクタードリルなどの道具とは異なり、禁止されてはいないが、 それは初期のクロックワーク·マシナリーの生産において代替不能な働きをしていたからである。 さらに後の時代、郊外の絶対に安全な場所に最大のクロックワーク·マシナリー工場が建つと、 それを使い熟した者共々、進歩という大きな流れの中で次第に姿を消した。