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キィニチ
人物 / ナタ

キィニチ

★★★★★
両手剣 2024/09/17
称号:廻焔を継ぐ狩人
命ノ星座:キメラ·アレブリヘス座 誕生日:11/11
所属:ウィッツトラン CV:杉山紀彰&竹内順子
ウィッツトランの竜狩り人。代償を量ることに長けている。

人物

ウィッツトランの竜狩り人。代償を量ることに長けている。[1]

キィニチは七歳まで家族と一緒に暮らしていた。 父親は伝達使だったが、一日働いては三日遊ぶような生活を送っており、その日の給金を賭け事に突っ込んでは一攫千金を狙うのを趣味としていた。 勝てば、キィニチに高価なキャンディを買い、妻には美しい花を贈った。 無論、負ければ一銭も家には入らない。そんなときは同僚から金を借りてその事実を隠し、酒に明け暮れた。 良識のある母親は幼いキィニチを抱きしめ、夫を厳しく何度も注意してきた。時には父親が非を認めて謝罪し、二度と賭け事をしないと約束することもあったが、 鍋や皿を投げつけ合う激しいケンカに発展することもしばしあった。だが、勝つのはいつも体格の良い父親だ。そして母親は黙って畑仕事をすることになる—— このしたたかな女性は力こそ夫に敵わないが、畑仕事は大の得意であった。なにせ三人分の食べ物が必要なのだから、それも頷ける。 そんな日々が続いたある日、父親が賭けで家を失ってしまう。一家は集落から離れた山の麓に移り住むことになった。 ただ、すべてが最悪だったわけではない。より広い土地で暮らせるようになったことで、キィニチはグレインの実を育てたり、トウゴマで縄を編んだり、それからキャッサバ粉で粗い麺を作ったり、罠を仕掛けてイノシシを狩ったりすることを学んだ。 もちろん、良くないことも多々ある。ここでは隣人がケンカを仲裁してくれることはない。母親とキィニチがどれだけケガを負うかは、父親の泥酔加減によって変わった。 ついにある夜、そんな日々に耐えかねた母親が、幼い息子を置いて家を出て行った——こっそりと。きっと夫が地の果てまで追いかけてくることを恐れたのだろう。 キィニチは、母親が別れのあいさつをしてくれたか覚えていない…だが畑仕事、狩猟、そして父の暴力…それら母親の「仕事」を立派に引き継いだ。 成長するにつれて、キィニチは逃げることを覚えた。運動神経が抜群だった彼は、毎日少しずつ速く走れるようになっていく。気づけば、父親はもう簡単に彼を捕まえられなくなっていた。 家から飛び出すたびに、風切り音が父親の怒号を打ち消し、わずかな自由を感じさせてくれた。 それは運命の憐れみなのか、キィニチに真の自由を味わわせようとしてくれたのかもしれない。七歳の誕生日を迎えたとき、彼は初めて父親に母親のことを尋ねた。 無論、答えは分かりきっていた。父親は二日酔いで真っ赤になった目でキィニチを追いかけ、殴りかかろうとしてきた。だが長年の飲酒が体を蝕んでいたのか、父親はその途中で崖から転落してしまった。 キィニチは息を呑んだ。長年一緒に暮らしてきた男が、まるで罠に抗うのに疲れたイノシシのように立ち上がることを諦め、崖下の石ころの間で動かなくなっている。 茫然とした…ただただ頭が真っ白になっていく。そして、酸っぱいものがこみ上げてきた。 目をぎゅっと閉じ、鼻に力を込め顔をゆがめ、涙がこぼれないように必死に耐えた。 しばらくして、彼は父親のカギ縄を拾い上げ、硬直したその体を苦労して引きずりながら、家の方へと歩いて行った。 父親にカギ縄の使い方を教わったことはない。だが、何度か見ているうちに覚えていた。木の枝を次々と飛び越え、風が彼の耳元を通り過ぎていく。 七歳の誕生日——山々は彼に自由という贈り物を与えた。しかし、その箱に詰まっていたのは孤独だけであった。 ゲーム内「キャラクターストーリー1」

周囲からの評

カチーナ「キィニチについて…」
キィニチお兄さんを紹介してくれたのはムアラニちゃんだったんだよ。ここだけの話…最初は怖い人だって思ってたの。だって目つきが…ちょっと怖いんだもん。でも、後になって知ったんだけど、わたしをいじめてた悪い人を裏で懲らしめてくれたんだって。お礼をしようとしたけど、十分な報酬を既に受け取ってるから大丈夫だって、どうしても受け取ってくれなかったんだ…
ムアラニ「キィニチについて…」
アハウったら、一日でキィニチの一年分より沢山喋るの。あんな状況でも一切影響されずに、自分なりの判断ができるキィニチはすごいなあ。思い返せば、運勢の話をする時だけは、珍しく意気投合して二人ともまったく無関心ですって態度になるんだけどね…
シロネン「キィニチについて…」
キィニチはいいやつだけど、あのアハウはねぇ、どうも好きになれなくって。 って言うか、あいつどっから現れてんの?もし何かの機械から出てきてるんなら、永遠に大人しくさせることができるかも。うん、時間を見つけて、キィニチに相談してこよ…
チャスカ「キィニチについて…」
初めてアハウに会った時は、キィニチと家族のように親しいのかと思ったが、全くの見当違いだった…まさか、あんな関係の人と竜が存在するとはな。 ただ…人間の言葉を解するのは羨ましい。もし「母さん」が言葉を話せたら、私たちもジェスチャーや推測で会話をせずに済んだのにな。
オロルン「キィニチについて…」
あのアハウってやつは本当に面白い。それなりの年のはずだけど、まるで子供みたいだ。キィニチはその反対で、年は若いのに大人びている。僕が言いたいこと…伝わるかな?
マーヴィカ「キィニチについて…」
「マリポ」には、廻焔の他に「代償」という意味も含まれている。他の古名と比べ、あまりポジティブではない印象を受ける者もいるだろう。だが「代償」を量る者は、常に明晰な思考を保ち、現状を分析して問題を提起しなければならない——たとえそれが場を白けさせ、皆を落胆させるような行為であってもな。集団にそのような人がいないと、皆は感情に流され、ますます状況が悪化し、些細なことで大局を見失いかねない。
シトラリ「キィニチについて…」
あの隣にいるやつ、ちょっとウルサイのよね。キミのトモダチなの?フーン、じゃあ他の印象も思い出すから、ちょっと待ってて…キィニチ本人は結構頼りになるかな…うん。
イアンサ「キィニチについて…」
キィニチはヴァレサの果樹園の果物を厳選してくれて、いつも助かってる。でも、あいつの傍にいるアハウってやつが、毎回仕事の邪魔をしてくるんだ。口が悪くてな。アタシのレッスンに参加させて、礼儀作法を学ばせろってキィニチに提案したけど、断られちゃったぜ。アハウを躾ける、あいつなりの方法があるらしい。
ヴァレサ「キィニチについて…」
わたしが「帰火聖夜の巡礼」に参加した回数って、あんまり多くないんだけど…団体戦で一回だけキィニチくんに当たったことがあるんだ…すんごくすばしっこくて、毎回わたしのタックルを避けるの。結局、わたしは力を使い果たして、そのままキィニチくんの一撃であっけなく気絶しちゃってね…わたしがフラフラになりながら仲間を呼びに行こうとしたときには…とっくに聖火を持って行かれちゃってたよ。
イファ「キィニチについて…」
真面目な話、アハウって本当に生き物なのか? 前に診察に来たとき、いくら調べても異常が見当たらなくってな。で、キィニチに「こいつの頭が正常になるまで叩いてみろ」って言ったんだ。 そしたらアハウのやつ、すぐ元気になってな。どう思う?これって偶然か?

声優

日本語杉山紀彰&竹内順子
英語Jacob Takanashi & Abby Espiritu
中国語斑马&弭洋
韓国語강성우&박리나

出典

  1. ゲーム内キャラクタープロフィール
  2. ゲーム内キャラクターストーリー
  3. 魔神任務/ゲーム内キャラクターストーリー
  4. ゲーム内ボイス