嘉明
命ノ星座:醒獅座 誕生日:12/22
所属:剣鞘鏢局 CV:小松昌平
人物
剣鞘鏢局の鏢師であり、威水獣舞隊の責任者。[1]
嘉明はお茶で有名な翹英荘の生まれだ。代々茶農家を営んでいたが、父·葉徳の代からは茶葉の売買を生業とするようになった。両親が力を合わせて経営したおかげで、葉家の商売は順調に繁盛していく。そして当然、父は息子に跡を継いでほしいと望んだ。 父と母が苦心したおかげで、嘉明は耕作に苦労することも、自ら起業する大変さも経験せずに済む。だが「この親にしてこの子あり」というように、かつて父が茶葉の栽培をする祖父の道を歩みたくなかったのと同じように、嘉明も心に決めた道を持っていた。 親子が譲ることなく対立した結果、嘉明は家を出ていき、その論争は一時的に中断されることになった。 家を出た後、人々が行き交う遺瓏埠へ行くことにした嘉明。生計を立てる手段は家を出る前から決めていた——小さい頃から大好きな獣舞劇だ。 意気揚々とした少年はまず急いで獣舞の道具を購入し、自己紹介のチラシを配って、劇をするための場所を予約した…遺瓏埠で足場を固めた後、璃月港に進出し、最終的には獣舞劇をテイワット全土に広めようと計画したのだ… そんな懸命な努力の末、嘉明はそう経たないうちに、家を出る前から貯めていた夢の創業資金を使い果たしてしまった。 「獣舞劇を生業に?そんな簡単にできるわけがないだろう!?飢え死にしないだけで、ありがたいことなんだぞ!」 ちょうどお腹を空かせた嘉明の頭に父の言葉がよぎり、深く納得した。 「ここまで来たんだから、まずは飯の問題を解決しよう」と考えた嘉明は、まず自分を養うための仕事を探すことにした。 幸い、運命は鞭を振り下ろした後に飴をくれた。海灯祭が間近に迫っていたその時、あるフォンテーヌの商人を親切な嘉明は剣鞘鏢局まで案内した。すると、ちょうど鏢頭が人手不足に悩んでおり、嘉明は勢いで自分を売り込んで、臨時で雇ってもらったのだ。 毎日、獣舞劇の稽古をしている嘉明の身体は鍛えられており、そのおかげで疲れを知らない。結果、臨時の護送を終えた後、嘉明は鏢頭に誘われて正式な鏢師となった。 これも獣舞劇の腕で食べていけている…ということなのだろうか?とにかく、嘉明自身はそう思っているようだ。 ゲーム内「キャラクターストーリー1」
周囲からの評
声優
| 日本語 | 小松昌平 |
| 英語 | Caleb Yen |
| 中国語 | 谢莹 |
| 韓国語 | 김윤기 |
出典
- ゲーム内キャラクタープロフィール
- ゲーム内キャラクターストーリー
- 魔神任務/ゲーム内キャラクターストーリー
- ゲーム内ボイス
レベル
90計算式は既知の4キャラ・12項目で照合済み(誤差0)。突破は各レベル帯の最大段階。
天賦戦闘3・固有3
説明はゲーム内テキストの全文。数値は天賦Lv10時点のもの。

通常攻撃
最大4段の連続攻撃を行う。
重撃
継続的にスタミナを消費し、大剣を振り回して周囲の敵を攻撃する。
重撃終了時、より強力な一撃を放つ。
落下攻撃
空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 1段ダメージ | 165.8% |
| 2段ダメージ | 156.3% |
| 3段ダメージ | 210.8% |
| 4段ダメージ | 252.9% |
| 連続重撃ダメージ | 123.6% |
| 重撃終了ダメージ | 223.6% |
| 重撃スタミナ消費 | 毎秒40.0 |
| 最大継続時間 | 5.0秒 |
| 落下期間のダメージ | 126.8% |
| 低空/高空落下攻撃ダメージ | 253.5%/316.7% |

獣舞の技を使って前方に跳躍し、目標または地形に接触すると、さらに空中へと高く跳び上がる。
嘉明が元素スキル·瑞獣登楼で空中に舞い上がった直後に発動した落下攻撃は、より強力な落下攻撃·踏雲献瑞へと変わる。
落下攻撃·踏雲献瑞
元素スキル·瑞獣登楼後の落下攻撃のダメージは元素付与によって他の元素に変化しない炎元素ダメージへと変わり、着地時に嘉明は一定のHPを消費する。このHP消費によって、嘉明の残りHPが10%を下回ることはない。
踏雲献瑞によるダメージは落下攻撃ダメージとみなされる。
「高く登って採青する瑞獣には、幸運が訪れるように、お金の縁に恵まれるようにって意味が込められてるんだ。みんながさらなる高みへ登りつめられますように!」
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 落下攻撃·踏雲献瑞ダメージ | 414.7% |
| HP消費 | HP上限15.0% |
| クールタイム | 6.0秒 |

嘉明は獣舞の態勢に入り、短時間炎元素付着状態となる。この時、一定のHPを回復すると共に、頼れる仲間の猊獣·ウェンツァイを召喚して目標に投げつけ、炎元素範囲ダメージを与える。
猊獣·ウェンツァイは目標に当たった後、付近に転がり、その後嘉明の位置に戻ってくる。嘉明と合流すると猊獣·ウェンツァイは退場し、嘉明の元素スキル「瑞獣登楼」のクールタイムをリセットする。
獣舞態勢の継続期間中、嘉明の中断耐性がアップし、落下攻撃·踏雲献瑞が着地したとき、または瑞獣登楼の前方跳躍を行ったとき、嘉明のHPが50%を超えていた場合、猊獣·ウェンツァイが再び召喚される。
フィールド上に嘉明自身が召喚した猊獣·ウェンツァイは1体のみ存在可能。
効果は嘉明退場時に解除される。
「吉をもたらす金猊に、色とりどりの輝く夜空。ほいっと商売大繁盛——間違いなしの丸儲け!」
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 猊獣·ウェンツァイ投げつけダメージ | 666.7% |
| スキルによる回復量 | HP上限30.0% |
| 獣舞態勢継続時間 | 12.0秒 |
| クールタイム | 15.0秒 |
| 元素エネルギー | 60 |

瑞獣登楼の落下攻撃·踏雲献瑞が敵に命中した後、嘉明は0.2秒毎に1回HPを回復する。回復量は嘉明のHP上限の1.5%に相当する。継続時間0.8秒。

嘉明のHPが50%未満の時、受ける治療効果+20%。嘉明のHPが50%以上の時、落下攻撃·踏雲献瑞の与えるダメージ+20%。

日中(6時から18時まで)になると、チーム内にいる自身のキャラクター全員が疾走効果を獲得し、移動速度+10%。
この効果は秘境、征討領域、深境螺旋では発動されない。また、疾走効果は重ね掛け不可。
命ノ星座全6重
同じキャラをもう1体引くと1重ずつ開く。第3重と第5重は元素スキル・元素爆発のレベルが上がる枠で、 残りの4つが挙動そのものを変える。

燦炎金猊の舞の猊獣·ウェンツァイが嘉明と合流した時、嘉明のHPを15%回復する。

嘉明が治療効果を受けた時、それがHP上限を超える回復だった場合、嘉明の攻撃力+20%、継続時間5秒。

瑞獣登楼のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。

瑞獣登楼の落下攻撃·踏雲献瑞が敵に命中した時、嘉明の元素エネルギーを2ポイント回復する。この効果は0.2秒毎に1回のみ発動可能。

燦炎金猊の舞のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。

瑞獣登楼の落下攻撃·踏雲献瑞の会心率+20%、会心ダメージ+40%、攻撃範囲がアップする。
育成
推奨(聖遺物・武器・編成)は原神 Wiki* のこのキャラのページに載っている構成の名前と並び順をそのまま写したもの。選ばれている理由や評価は向こうの本文にある。素材の必要数はゲームデータそのもの。
聖遺物
| 部位 | メインOP |
|---|---|
武器
並びは推奨順。
| 武器 | レア | 入手 |
|---|---|---|
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★ | 紀行 |
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★★★★ | 紀行 |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★ | スターライト交換 |
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★★★★ | 祈願 |
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★★★★ | イベント |
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★★★★★ | 祈願 |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★ | 限定祈願 |
| タイダル・シャドー(データ未収録) | ★★★★ | 鍛造 |
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★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★★ | 祈願 |
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★★★★ | イベント |
編成例
2原神 Wiki* に載っている編成の名前とメンバー。
必要な素材
ここはゲームデータそのもの。モラは突破と天賦を合わせて 5,377,500。
突破(Lv90まで)
天賦(戦闘天賦3種をLv10まで)
1種だけ上げるならおよそ3分の1。知恵の冠は1種につき1個。
ゲーム内のキャラクターストーリー全 8件。原文のまま。
キャラクター詳細
遺瓏埠の埠頭で貨物が円滑に流通し、商隊と荷物が安全かつ効率的に璃月の各地や他の国へ辿り着けるのは、鏢師たちの護送のおかげである。 昔から、護送は決して簡単な仕事ではない。たとえ流通のルートが安定した今でも、道中には数多くの不確定要素が存在する。 雇い主が急にルートを変えることもあれば、顧客が受け取りを拒否することもあるだろう。また道中でコソ泥に遭遇したり、運悪く盗賊に遭遇したりもする。 剣鞘鏢局には有能な人材が揃っているが、顧客を怒らせることなく、賊にも問題なく対処できるのは鏢局を見渡しても一人しかいない——嘉明だ。 この能力に優れた少年鏢師を商会は当然指名し、自分の商品の輸送を任せる。鏢局の外でも、嘉明の人気は依然として衰えない。近所の人々が彼のことを話せば、皆が親指を立てながら奔走するこの親切な若者を褒めちぎる。 「こんくらいわけないさ!オレの獣舞劇を見に来てくれればそれでいい、時間があったらな。先に礼を言っとくぜ、ヘヘッ。」 助けてもらった人が礼を言ったり、お返しをしようとしたりすると、彼はいつもこのように冗談めかして言う。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー1
嘉明はお茶で有名な翹英荘の生まれだ。代々茶農家を営んでいたが、父·葉徳の代からは茶葉の売買を生業とするようになった。両親が力を合わせて経営したおかげで、葉家の商売は順調に繁盛していく。そして当然、父は息子に跡を継いでほしいと望んだ。 父と母が苦心したおかげで、嘉明は耕作に苦労することも、自ら起業する大変さも経験せずに済む。だが「この親にしてこの子あり」というように、かつて父が茶葉の栽培をする祖父の道を歩みたくなかったのと同じように、嘉明も心に決めた道を持っていた。 親子が譲ることなく対立した結果、嘉明は家を出ていき、その論争は一時的に中断されることになった。 家を出た後、人々が行き交う遺瓏埠へ行くことにした嘉明。生計を立てる手段は家を出る前から決めていた——小さい頃から大好きな獣舞劇だ。 意気揚々とした少年はまず急いで獣舞の道具を購入し、自己紹介のチラシを配って、劇をするための場所を予約した…遺瓏埠で足場を固めた後、璃月港に進出し、最終的には獣舞劇をテイワット全土に広めようと計画したのだ… そんな懸命な努力の末、嘉明はそう経たないうちに、家を出る前から貯めていた夢の創業資金を使い果たしてしまった。 「獣舞劇を生業に?そんな簡単にできるわけがないだろう!?飢え死にしないだけで、ありがたいことなんだぞ!」 ちょうどお腹を空かせた嘉明の頭に父の言葉がよぎり、深く納得した。 「ここまで来たんだから、まずは飯の問題を解決しよう」と考えた嘉明は、まず自分を養うための仕事を探すことにした。 幸い、運命は鞭を振り下ろした後に飴をくれた。海灯祭が間近に迫っていたその時、あるフォンテーヌの商人を親切な嘉明は剣鞘鏢局まで案内した。すると、ちょうど鏢頭が人手不足に悩んでおり、嘉明は勢いで自分を売り込んで、臨時で雇ってもらったのだ。 毎日、獣舞劇の稽古をしている嘉明の身体は鍛えられており、そのおかげで疲れを知らない。結果、臨時の護送を終えた後、嘉明は鏢頭に誘われて正式な鏢師となった。 これも獣舞劇の腕で食べていけている…ということなのだろうか?とにかく、嘉明自身はそう思っているようだ。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー2
言葉は人と人が交流するための重要な道具の一つだが、嘉明が持つその「道具」は、彼の人となりと同じように独特で興味深い。 「あのさ、ぶっちゃけ『三長両短』なことがあって、『冬瓜豆腐』を食べるはめになるって想像したら、オマエのことが心配になってきたんだ…」 「えっ?何だって?何が長くて何が短いんだ?冬瓜と豆腐なら大好物だが…」 相手が戸惑っていると、嘉明は別の言い回しで補足し、必要に応じて手振りや身振りを加える。 嘉明によると、その話し方は翹英荘に嫁いだ母親譲りのものらしい。嘉明は生まれてからずっと、いつも彼女のそばにくっついていた。母親と共に過ごしてきた子供の嘉明は、自然と話し方や人柄がうつり、また彼女と似た習慣や趣味をたくさん持つようになった。 暇があったら早茶をして、体調が優れなければ涼茶を煎じ、料理を作れば必ず野菜を入れる…ちなみに、瓜や果物は野菜に入らない。 それらの習慣は別に鉄則ではなく、もし新しい提案をしてくれる友人がいたら、彼も喜んでそれを試すだろう。「四海兄弟」、そして「真心を持って人と接する」というのが嘉明の信条だ。 遺瓏埠の住民たちは皆、子供からお年寄りまで、嘉明と共通の話題を持つ。この少年と知り合ったばかりの人の多くは、その口の達者ぶりをただの社交辞令だと思う。しかし付き合いが多くなるにつれ、嘉明の厚意が本心から来るものだと気づくのだ。彼は時々、雑用係の篤勤に仕事を紹介したり、忙しい知貴氏の手伝いをしたり、鏢局の仲間たちのために璃月港から薬をもらってきたりする。さらに、会ったことのない子供に猊獣のおもちゃを贈ったこともあった。贈った理由は、獣舞劇を見るのが好きだと迭躍が言っていたからだ… 清き水のような友情だが、真心が大切である。だから、皆もこの熱心な少年に対して、同じように友好的な態度で接するのだ。嘉明が荷物を届けに来るたび、彼を部屋に招いて休憩させる人もいれば、早茶の時にいつも嘉明を誘う人もいる——ただし、唯一の条件は嘉明に「奢る」ことを申し出ないこと。 遺瓏埠で自立できたのは皆のおかげだと、嘉明はよく笑いながら言う。しかし、彼をよく知る者なら誰もが知っている——彼のように謙虚で誠実な少年なら、どこに身を置いても立派な人間になれると。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー3
日々の練習が大事だと思う嘉明は、鏢局の仕事がどんなに忙しくとも、毎日必ず稽古の時間を作る。 ご飯を食べているとき、いつも食卓の上では仲間たちと箸で料理を取り合いながらふざけているが、その下ではしっかりと馬歩を構えている。荷物を梱包した後も、嘉明は荷車をほぼ使うことがなく、自分の手でそれらを一つひとつ持ち上げて倉庫との間を往復して腕力を鍛える。 鏢頭は皆の仕事が大変な上に退屈なことを知っているため、時々皆の意見を集めては、娯楽のために鏢局に様々な品を置くようにしていた。 これまでに柔らかな敷布団、ふわふわな枕、七聖召喚のデッキなどが置かれてきた… だがある時、嘉明が立ち上がって咳払いをした。「コホン!できれば、練習に使える柱を置いてほしいんだ、前庭に。そうすればいつでも稽古できる。それにきちんと基礎を作っておけば、護衛の効率も上がるだろ?」 それを言い終えた途端、皆は口を揃えて不満の声を上げた。仕事が終わってどこで遊ぶか話しているときに、「残業こそが最高の休憩」だと言わんばかりのことを声を大にして言うのは、実に悪質な行為だ。「教訓」を受けるのは免れず、万死に値するだろう!そうして、皆は一斉に飛び掛かった。「叫ぶ」人もいれば、「許しを請う」人や「忠告」するフリをする人もいる…皆が笑いながら騒いでいた。 「みんな、もう勘弁してくれ。出しゃばった真似をして悪かった、許してくれてありがとな。代わりに、みんなに早茶を奢るってのはどうだ?お詫びとしてさ。」 鏢局の仲間同士でこういう茶番を演じるのはよくあることだ。嘉明が柱を設置したいのは獣舞を練習するためだと誰もが知っている。ただ、嘉明に誕生日のサプライズを渡そうと、皆で合わせてふざけただけだ。現に彼らはもうとっくに柱を用意して外に積んでいて、嘉明と一緒に設置するつもりでいた。 時間があると、嘉明はよく仲間たちを獣舞の練習に誘う。「格好いい」という理由で、基本的に全員試しはしたが、最後まで耐えられた者はほとんどいなかった。ある鏢局の仲間がこういう冗談を言ったことがある。 「大変さランキングの三位は鏢師、二位は獣舞をやる人、一位は嘉明だ。だって、あいつは両方をやってるだろ。」 よくよく考えてみると、確かにその通りだ。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー4
「よその子」というのは、遺瓏埠の住民たちが嘉明を高く評価して与えたあだ名だ。彼は物分かりがいいため、そう評価されるのも当然だろう。世を渡り歩く中で得た評判は、すべて嘉明の力で勝ち取ったものだ。 しかし、嘉明の成長を見てきた親戚たちだけは知っている——その昔、彼は翹英荘で知らぬ者はいない「やんちゃ坊主」だったことを。 いつも屋根の瓦を外したり、木に登って鳥の巣を漁ったり、大人たちが茶葉を摘んでいるときに畑を荒らしたりしていたのだ。父が近所の人たちに謝罪する光景は、もはや日常茶飯事である。 だが本当は、屋根の瓦を外したのは父のへそくりを隠すためで、鳥の巣を漁ったのは母親の髪飾りの羽根を集めるため、そして茶畑を駆け回っていたのは、害虫を駆除するためであった… 茶目っ気のある嘉明の頭の中には、いつも奇抜なアイデアが詰まっている。それはいつも微笑ましいものであったため、いくら彼がやんちゃをしても、両親の愛情は衰えることなく増していく一方であった。 ある日、遺瓏埠の有名な獣舞隊が翹英荘で舞を披露すると嘉明の父は耳にした。そこで、その当日は従業員への仕事の手配を早々に済ませ、嘉明を連れて最前列で獣王の姿を拝もうと計画を立てた。 だがその日、父は早茶を共にした友人との会話で盛り上がり夢中になってしまう。結局、嘉明に引っ張られて会場に辿り着いた頃には、舞台の下がもう人で埋め尽くされており、獣舞劇を見るのは難しい状況になっていた… 「親父の嘘つき!デカい猊獣を見せてくれるって約束したくせに!」 両親のなだめる声は嘉明の泣き声にかき消され、おもちゃを買ってあげると言ってもその耳に届かない。 「言うことを聞かない子供は猊獣に食べられるぞ!ほら、すごく怖いだろう?」 父はそう言いながら嘉明を肩車した。ちょうどその時、舞台にいた猊獣が高い柱に跳び上がり、こちらを振り向いて嘉明と目を合わせた。 一瞬で泣き止む嘉明。目を見開いて、舞台上の獣舞劇に見入っていた。劇が終わった後の帰り道でも、その視線は舞台のほうに釘付けになっている。その姿を見て、両親はやっと嘉明の異変に気づいた。もしかして、さっきの言葉にショックを受けたのだろうか? 「嘉明、怖がらないでいい。あれは偽物なんだ!中には人が入ってる!子供を食べたりはしない…」 「親父!もっと観たい!オレもあのデカい猊獣みたいになりたい!ガオー!」 昔はどんな遊びも三日で飽きた嘉明だったが、獣舞劇を観てからというもの、彼は一つのことに専念するようになった。獣舞劇に連れて行ってとしょっちゅう父にねだるようになり、目的のない普段のいたずらも、次第に計画的(本人いわく)な獣舞の練習へと変わっていった。 獣頭を蹴って格好よくキャッチする動きを練習するために、家中の竹ざるは嘉明に何個も壊された。 厨房の行方不明になった「しゃもじ」や「おたま」は、考えるまでもなく、嘉明の太鼓の練習に使われたのだろう。そして、その道連れになったのは、家中の桶や椅子だ。 ある日、嘉明が父に連れられて、茶農の新茶を買いに行ったとき——嘉明は竹ざるを渡された途端、その場でそれを掲げて踊りだし、父に「金の猊獣の祝福」を演じて見せた。だが、その拍子に地面に落ちてしまう茶葉。嘉明は父に追い掛け回されることになった。父が息子の耳を引っ張って家に帰ると、料理はもう冷めていた。そして、そんな二人の帰りを玄関ではたきを持ちながら待っていたのが母だ… 季節が移り変わり、父が茶を飲み、母がひまわりの種を食べる傍ら、嘉明は庭で獣頭を掲げて踊る。その様子を父と母は、時に眉をひそめ、時に笑いながら眺めていた… 残念ながら、この平凡でありふれた光景も、今や夢の中でしか見られない。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー5
かつて鼻水を垂らしながら獣舞劇に見入っていた子供は、ひと皮むけて立派な少年に成長した。唯一変わっていないのは、少年の獣舞劇に対する情熱だ。彼は今でも璃月港で名を上げることを夢見ている。しかし遺瓏埠と違って、沈玉の谷を発祥の地とする民俗の獣舞劇は、璃月港で受けはよくとも稼ぎがよくなく、璃月劇のように人々の心に深く根付いていない。 父は嘉明の止まることを知らない勢いを見て、息子の将来を心配した。父は何度も嘉明に「起業は難しい」と言ってきたが、嘉明は「家業を守るほうがもっと難しい」と言って、父の茶葉の商売を継ぐことを断った。母がいた頃は、父と子がいくら揉めても食卓を囲めば和解できた。だが、そんな母は病気で亡くなった。それからというもの、二人の関係は接着剤がなくなったかのように、徐々に離れていってしまった。 父は母の病気を、若い頃に自分の起業に付き合わせて苦労させすぎたせいだと考え、自分を責め続けた。たった一人の息子にもしものことがあったら、愛する亡き妻に合わせる顔がない。嘉明が獣舞の練習でまた怪我をしたのを見て、ついに父の堪忍袋の緒が切れた。父は嘉明の獣舞の道具を——母が作った獣頭以外——すべて他人にあげてしまったのだ。その次の日、嘉明は一言も言わず、獣頭を持って家を出ていってしまった。 息子が家を出た後、父の胸には怒りだけでなく、動揺や反省もいくらか含まれていた。複雑な心境であったのは間違いない。ここ数年、父は密かに和記庁で働いている知り合いに息子のことを気にかけるよう頼んでいた。だが、息子のことを話すときはいつもキツいことばかり言い、和解しようとしなかった。 手伝いの小梁は佳節の日になると、他愛のない話を綴った手紙を嘉明に送った。十中八九、父の差し金だろう。嘉明も馬鹿正直にそれを指摘することなく、そうと分かりながら小梁の話に合わせて返事をし、それとなく家の状況を聞いた… 嘉明にとって、小梁の手紙を開封するのは、まるで爆弾を解除するかのように緊張するものだ。時に、彼からの手紙を受け取りたくないと思うことすらある。子供の頃、一番怖かったことは「父がゲンコツをお見舞いしにこっちに向かってる」だったが、今一番怖いのは「父が家で倒れた」と言われることだ…今も昔も、便りのないのは良い便りと言ったものだ。 とにかく、父と子は膠着状態にあり、時間が経てば相手が自分を理解してくれると互いに思っているようであった…幸い、後悔するような事態が起きる前に、親切で有名な閑雲が辛抱できずに裏で手を回してくれた。皆の協力の下、父は初めて心を落ち着けて、嘉明の華麗な獣舞劇を真剣に見た。最初、父と子の間には気まずい空気が流れたが、徐々に言葉を交わし、そして最終的に互いの心を打ち明けるようになった。父はようやく、嘉明が獣舞劇を生業にすることを受け入れた。 「今度オレが璃月港で獣舞劇をやるときは、絶対見に来てくれよ、親父!」 「言われなくても見に行く。」 「早茶の時に話し込んで遅れないようにな。オレが人気になって、入れず後悔して泣くなよ…」 「まったく、お前というやつは!」ゲーム内テキスト
「我が子、嘉明へ」
嘉明は読書家ではないが、枕の下にいつも一冊の本を置いており、その中には母からの唯一の手紙が挟まっている。 「…母ちゃんが一番心配なのは、あたしがいなくなった後、あんたと父ちゃんが毎日喧嘩することなんだ。頭に血が上ると体に響く。父ちゃんは口ではきついことばかり言うけど、とても優しいんだよ、実は。父ちゃんのことを責めないであげて。この先、あんたが一人で頑張らなくて済むよう、苦労を減らしてあげたいだけなんだから。覚えてる?あんたが足をくじいたとき、父ちゃんはすごく焦りながらあんたを負ぶって医者に行ったよね。あの夜、心配で布団の中で泣いちゃってたのよ、父ちゃん…。あんたはもう大人だし、色々と譲ってあげて。喧嘩はできるだけしないようにね…」 「…獣舞をやることを母ちゃんは反対しないから、安心してちょうだい。むしろ、小さい頃にもう自分の好きなやりたいことを見つけて、母ちゃんは嬉しく思ってたんだ。でも約束して、健康に気をつけて、無理して体を壊さないようにね!それと火邪を起こす食べ物とか、生ものは控えるように、好き嫌いもダメだから…雨や風の強い日なんかにはちゃんと着込んで、無理に格好つけるんじゃないよ…」 「世間を渡り歩くのに大事なのは、良心に恥じないようにすること。一番いけないのはできない約束をすることよ…」 「…友達をたくさん作るのは悪いことじゃない。気が合う友達ができたら、その人のことを大切になさい。知己は求め難し、一人でもいればとてもありがたいことだから。つらいことがあっても、あんたは父ちゃんに絶対言わないって知ってる。だから、そういう時は友達に相談するの。何でもかんでも心にしまわないで。思い込みはなおさらいけないことよ。分かった?」 「母ちゃんは疲れたから先に休むね…母ちゃんのことを恨まないでちょうだい。いつも『悪い子ね、あんたを産むより叉焼を産んだほうがよかった』って言ってたけど…あんたは悪い子なんかじゃない。叉焼なんかよりずっといい…嘉明はいつまでも、母ちゃんの一番大切で、一番愛しい子よ…」 折り目の感じからして、この手紙は何度も開いては畳まれたようだ。本に挟んで保存するのは、確かに賢い方法だろう。 手紙を挟むのに使っているこの本を、かつて母は湯呑の下敷きに使っていた。そして嘉明に受け継がれた後、その本は新たな使い道を持つようになった。 「本をたくさん読めって言ってたくせに、この本を読んだことあるのかよ?おっと、いけない!今のはナシだ。おふくろが夢枕に立って、オレのことをしばきそうで怖いからな!」 人前で母親のことを口にするとき、嘉明は一度も涙を見せたことがない。明るく生きてほしいと母が望んでいたことを、彼は知っているからだ。そして、彼にはその生き方ができた。 ただ、なぜか一人でいるとき、母のことを思い出すと目に砂が入るようなことがよくある、たとえ風や塵のない寝室にいてもだ。ゲーム内テキスト
神の目
嘉明の心の中にはずっとこんな疑問があった——「猊獣って、一体どんな姿をしてるんだ?」…先輩たちも本物の猊獣は見たことがないという。獣舞劇も、すべて師匠たちから教わったものだ。どうにかして調べるにしても、きっと大変な労力が必要になる。 しかし偶然、嘉明は行秋からいくつか山隠れの猊獣のことが記された古書を手に入れた。それから数夜の奮闘を経るのだが、やはり蟻のように小っちゃく並んだ馴染みのない言葉に嘉明は屈してしまった。記憶に残ったのは、「猛々しい」「迫力ある」「手強い」といったいくつかの単語のみだ。 聞くからに、堂々として勇ましい巨獣であるのは間違いない!もし自分の目でそれを見ることができたなら、獣舞劇のパフォーマンスにもきっと大いに役立つだろう。そんな想いを胸に抱きながら、嘉明は古書の中によく登場した場所を巡った。霊濛山の近くに来たとき、どうにも妙な気迫に圧されるような感覚を覚えた。まるで物陰から自分をじっと見つめる両眼がどこかにあるかのようだ。ここに違いない、まさにこれがそうなんだ!嘉明は直感でそう思った。 翌日、まだ空が明るくなる前に嘉明は支度を整えて、最もお気に入りの獣頭とお供えの食べ物を入れた大きな袋を持って、霊濛山に踏み入った。すると突如、強い風が吹く。嘉明が反応するよりも早く、黒い影がその周りをぐるりと何度か回った。嘉明はすぐにぎゅっと目を閉じて両手を合わせ、敬意を込めながら大声でここに来た理由を告げた。 「猊獣様、こんにちは!オレは嘉明!猊獣様のお姿を拝見したくてここに来たんだ…お供え物をするために、美味しいもんもたくさん持ってきた!問題なければ、目を開けるぞ?」 辺りから物音がないのを確かめた後、嘉明はゆっくりと目を開けた。視界に映り込んだのは、まさしく大きな——いや、想像していた勇ましい姿とは異なる小さくて可愛い猊獣が、驕り高ぶった様子で巨石の上に座っていた。 「わあっ!こんなに小さくて、可愛いのかよ?こんにちは、猊獣ちゃん。ほらほら、頭を撫でさせ——」 あまりに興奮する嘉明に、猊獣は機嫌を損ねたようだ。身体は小さくとも、尋常ならざる気迫がある。電光石火のごとく周囲を跳び回る猊獣と、それに目を回してしまう嘉明。そして、持ち物が地面に散らばってしまった。しかし嘉明もすぐ獣頭を被って、無意識のうちに対抗していた。猊獣が見せた動きをそのまま真似て、人間一人と猊獣一匹、久しぶりに会えた友と一日中愉快に遊び回るかのように、日が暮れるまで互いにじゃれ合った。最後には、猊獣も嘉明を認めたのか嬉しそうに頭を振り回し、キラキラと光る石を体毛の中から一つ落とした。 「うわっ!?マジかよ!今日、他にもいいことがあるなんて!?『神の目』をくれんのか?」 嘉明が注意深くその石に近づくと気がついた、それが正真正銘——ただの鉱石であり、夕日に照らされて光っていただけだったことに。 「ハハッ、ちょっと早とちりしちまったな。」残念な気持ちも少しあるが、嘉明は相変わらず上機嫌だった。なぜなら、その日から「威水獣舞隊」が正式に発足したからだ。 それ以来、嘉明とウェンツァイは互いに離れたことがない。そして、神の目のことも次第に忘れていった… ある日、嘉明が商人たちを護送していると、悪名高い盗賊に遭遇した。同行する商人たちは、荷物を捨てて命を優先しようと言い、嘉明にすぐさま逃げようと提案した。 「オレはな、こうやって盗みや略奪に頼って暮らしてるやつが大っ嫌いなんだ!相手がただ通りかかっただけだとしても、オレは決してやつらを見逃さない!それにオレは鏢師だ、なおさらだろ。みんなは先に行っててくれ。ここはオレがどうにかする。荷物は一つたりとも失くしはしない、髪の毛一本たりとも触れさせやしないさ!」 そうして、たった一人で十人もの相手に立ち向かった。最終的に傷だらけになりはしたものの、強盗たちを縛り、なんとかして千岩軍と鏢局の仲間たちのもとへと届けた後、安堵したのかそのまま倒れ込んだ。 その後、商人たちが荷物を点検すると、本当に一つも失くなっていないことに気がついた。しかも、リストには載っていなかった「神の目」まで一つある。 商人たちはその神の目を慎重に包み、嘉明への感謝状と共に剣鞘鏢局に送り届けた。 神の目を見た瞬間、嘉明は目をぱちくりさせ、喜びではなく驚きで頭がいっぱいになり、たくさんの疑問が湧き上がった。 「いや、そんなわけない…!?本当にオレのなのか?ちょっと護送しただけだってのに。オレは大したことしてないし、普段通り働いただけだ…」 「返すか?いや、でも返すって誰に…?商人にか?けど、商人たちも自分のじゃないって言ってた…もしかしたら、あの盗賊のもの?」 「はぁ!縁起でもない!何を考えてんだ、オレは!この状況からして…この神の目は、確かにオレのもの…なんだよな?」 「いや!神の目は何かしらの強い願いに関係があるって聞いた。けど、ウェンツァイの前で獣舞を披露したときには何もなかったし、護送をしてもらえたってことは…まさか、オレの天職は獣舞じゃなくて鏢師だったってことか!?」 「もしかして、獣舞を諦めろってことじゃないよな!?だったら、こんな神の目いらないぞ!」 感謝状を覆う布を取るまで、嘉明はそう思っていた—— 六方に目を配り、八方に耳を澄ます彼は、まさしく瑞獣のように飛耳長目。 悪党や強盗を成敗する彼は、まさしく猊獣のように邪気を払い、吉瑞をもたらす。 嘉明の疑問はこうしてついに晴れる。服の裾でささっと手を綺麗にしてから、慎重にその神の目を受け取った。ゲーム内テキスト
本人のボイス 71件/他キャラが嘉明について語るボイス 6件。