エウルア
命ノ星座:波沫座 誕生日:10/25
所属:西風騎士団 CV:佐藤利奈
人物
古き一族出身の「波花騎士」。同時に西風騎士団の遊撃小隊隊長でもある。旧貴族の末裔でありながら、敵対関係にある西風騎士団に入団した理由は、未だ謎に包まれている。[1]
罪人ローレンス家の出身、旧貴族の末裔、同時にモンドでも指折りの剣術の達人。 罪深き血筋と高い剣術の腕を兼ね備えた人物、それがエウルアだ。 いつ反乱を起こすのか、何を奪われるのか…モンドの住民にとって、この遊撃小隊隊長は嵐の夜に揺れる波のように予想のつかない存在である。 ただ他人からそのように扱われることに対し、エウルアは無関心で冷淡。もし目の前で嫌疑をかけられれば、彼女はこのように返す──「いい度胸ね…この恨み、覚えておくわ。」 根深い恨みに苛まれる彼女は、いつも城外の任務を請け負っている。たまにモンド城内に戻って来ると、大剣を持ったまま西風騎士団本部へとまっすぐ向かう。 ある日、二人の新人衛兵がそんな彼女を見かけ、慌てふためいた。しかし止めることもできず、彼女がジン団長の執務室に入って行くのを黙って見届けてしまう。 ただ奇妙なことにいくら時間が経っても、執務室から戦いの気配は感じられなかった。 衛兵たちは心配し、騎兵隊長のガイアと図書館司書のリサに助けを求めた。 「あの遊撃隊長がまた勢いよく代理団長のところに?」 「あら、お茶会かしら?そういうことならわたくしも早く行かないと。」 リサは足早に執務室へ、ガイアは二人の衛兵を外に連れ出し笑いながら説明した。 「ジンには人を見る目がある、お前たちもそれは知っているだろう。俺たち西風騎士団が見るのは、出自よりも能力だ。だからジンはわざわざ時間を作って、遊撃小隊隊長と剣術を切磋琢磨し合っている。それは騎士団のためであり、過去の怨念のためだ。賢いと思わないか?」 「は、はぁ…そういうことでしたか…」「お茶とは、切磋琢磨という意味だったんですね…」 このようなことが、ほぼ毎月起こる。しかし、怨念を終わらすため剣術を磨き合っている割には、音が全くしないのは一体どういうことであろうか? ゲーム内「キャラクターストーリー1」
周囲からの評
声優
| 日本語 | 佐藤利奈 |
| 英語 | Susie Yang |
| 中国語 | 子音 |
| 韓国語 | 김현지 |
出典
- ゲーム内キャラクタープロフィール
- ゲーム内キャラクターストーリー
- 魔神任務/ゲーム内キャラクターストーリー
- ゲーム内ボイス
レベル
90計算式は既知の4キャラ・12項目で照合済み(誤差0)。突破は各レベル帯の最大段階。
天賦戦闘3・固有3
説明はゲーム内テキストの全文。数値は天賦Lv10時点のもの。

通常攻撃
最大5段の連続攻撃を行う。
重撃
継続的にスタミナを消費し、素早い連続攻撃を発動する。
重撃終了時、より強力な一撃を放つ。
落下攻撃
空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 1段ダメージ | 177.4% |
| 2段ダメージ | 184.9% |
| 3段ダメージ | 112.3%+112.3% |
| 4段ダメージ | 222.7% |
| 5段ダメージ | 142.0%+142.0% |
| 連続重撃ダメージ | 136.0% |
| 重撃終了ダメージ | 245.9% |
| 重撃スタミナ消費 | 毎秒40.0 |
| 最大継続時間 | 5.0秒 |
| 落下期間のダメージ | 147.4% |
| 低空/高空落下攻撃ダメージ | 294.8%/368.2% |

極寒の氷気、素早い剣舞。
一回押し
素早く剣を振り、氷元素ダメージを与える。
敵に命中すると、エウルアは冷酷な心を1つ獲得する。最大2つまで、0.3秒毎に1回のみ発動可能。
冷酷な心
エウルアの防御力と中断耐性をアップさせる。
長押し
冷酷な心を全て消費し、大剣を振り前方の敵に氷元素範囲ダメージを与える。
冷酷な心を消費すると、周囲の敵の物理耐性および氷元素耐性をダウンさせる。
消費した冷酷な心1つにつき氷渦の剣1本に変化し、近くの敵に氷元素ダメージを与える。
「波花はこのように渦を巻き、高貴な冠を飲み込んだ。そして、冷たき波のしぶきに黄金の冠が映る。その一粒一粒が、光り輝いていた。」
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 一回押しダメージ | 263.5% |
| 長押しダメージ | 442.1% |
| 氷渦の剣ダメージ | 172.8% |
| 防御力アップ | 1層につき30.0% |
| 冷酷な心継続時間 | 18.0秒 |
| 物理耐性ダウン | 25.0% |
| 氷元素耐性ダウン | 25.0% |
| 耐性ダウン時間 | 7.0秒 |
| 一回押しクールタイム | 4.0秒 |
| 長押しクールタイム | 10.0秒 |

大剣を力強く振り、周囲の敵に氷元素ダメージを与え、7秒間自身に付き従う光臨の剣を創造する。
光臨の剣の継続時間中、エウルアは中断耐性がアップする。また、通常攻撃、元素スキルまたは元素爆発が敵にダメージを与えた時、光臨の剣にエネルギーが蓄積される。エネルギーは0.1秒につき、1つのみ溜めることが可能。
継続時間終了後、光臨の剣は爆発し周囲の敵に物理ダメージを与える。
このダメージは光臨の剣に蓄積されたエネルギー量によって決まる。
エウルアが退場した時、光臨の剣は直ちに爆発する。
落ちぶれるのは簡単なこと。それでもなお、彼女はこの潮流を凍結させ、止めようとする。
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| スキルダメージ | 442.1% |
| 光臨の剣基礎ダメージ | 725.6% |
| エネルギー1重ごとのダメージ | 148.2% |
| エネルギー数上限 | 30 |
| クールタイム | 20.0秒 |
| 元素エネルギー | 80 |

長押しで氷潮の渦を発動した時、一度に冷酷な心を2つ消費すると、直ちに爆発する光臨の剣の欠片を創造する。光臨の剣の欠片は、氷浪の光剣で創造される光臨の剣の基礎ダメージ50%分の物理ダメージを与える。

氷浪の光剣を発動した時、氷潮の渦のクールタイムがリセットされ、冷酷な心を1つ獲得する。

キャラクター天賦素材を合成する時、10%の確率でアイテムを2倍獲得する。
命ノ星座全6重
同じキャラをもう1体引くと1重ずつ開く。第3重と第5重は元素スキル・元素爆発のレベルが上がる枠で、 残りの4つが挙動そのものを変える。

氷潮の渦の冷酷な心を消費するとエウルアの物理ダメージ+30%、継続時間6秒。
冷酷な心を1つ消費するたびに、この効果の継続時間+6秒、最大18秒まで。

氷潮の渦の長押しのクールタイムを短縮し、一回押しと同じクールタイムにする。

氷浪の光剣のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。

HP50%未満の敵に対する光臨の剣のダメージ+25%。

氷潮の渦のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。

氷浪の光剣で創造した光臨の剣は、直ちにエネルギーを5つ獲得する。通常攻撃、元素スキルまたは元素爆発によりエネルギーを獲得する際、50%の確率でさらに1つ獲得する。
育成
推奨(聖遺物・武器・編成)は原神 Wiki* のこのキャラのページに載っている構成の名前と並び順をそのまま写したもの。選ばれている理由や評価は向こうの本文にある。素材の必要数はゲームデータそのもの。
聖遺物
| 部位 | メインOP |
|---|---|
武器
並びは推奨順。
| 武器 | レア | 入手 |
|---|---|---|
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★★ | 祈願 |
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★★★★ | 紀行 |
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★★★★ | 限定祈願 |
| タイダル・シャドー(データ未収録) | ★★★★ | 鍛造 |
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★★★★ | 鍛造 |
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★★★★ | イベント |
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★★★★ | イベント |
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★★★★★ | 祈願 |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★ | スターライト交換 |
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★★★★ | スターライト交換 |
| 古華・試作(データ未収録) | ★★★★ | 鍛造 |
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★★★ | 宝箱 |
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★★★★ | 祈願 |
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★★★★ | 祈願 |
編成例
9原神 Wiki* に載っている編成の名前とメンバー。
必要な素材
ここはゲームデータそのもの。モラは突破と天賦を合わせて 5,377,500。
突破(Lv90まで)
天賦(戦闘天賦3種をLv10まで)
1種だけ上げるならおよそ3分の1。知恵の冠は1種につき1個。
ゲーム内のキャラクターストーリー全 8件。原文のまま。
キャラクター詳細
エウルアは西風騎士団で「遊撃小隊隊長」という席に就いている。 彼女は常に小隊を率い、魔物やアビス教団を退治しているため、モンド城に帰ってくることは滅多にない。 「波花騎士」の称号を持つエウルアは、剣術に長けているだけでなく、知略と胆力をも兼ね備えた人物だ。ファルカ大団長にもその高い実力を認められており、彼女は「蒲公英騎士」に匹敵するほど優秀な騎士と評価されている。 二人の力ある騎士がモンドを守護していることは、実に喜ばしいこと。しかし、エウルアとジンの間には大きな違いがあった。 エウルアは、旧貴族であるローレンス家の末裔なのだ。彼女にはモンドを闇に堕とし入れた罪人の血が流れている。 特殊な出自であるため、エウルアに対するモンド人からの評判は極めて悪い。ローレンス家は旧モンドの愚かさと暴政を象徴する一族、心の底に潜む痛みを思い出させる存在である。 エウルアが表舞台に立つということは、人々の古傷を再び広げるのと同じこと。旧貴族を憎んでいる人々は、彼女に恨みをぶつけてきた。 しかし、そんなエウルアが選んだのは騎士の道。しかも、隊長格にまで昇進する。 城内で向けられる様々な疑いのまなざしに対して、自分の目的は全て「復讐」のためだと隠さず主張する彼女。人々はその包み隠さない振る舞いに恐れ、一時は騎士団の内部を探る「スパイ」だと思い込んでいた。 だが、西風騎士団の代理団長であるジンはそのように思ったことなど一度もない。エウルアの話をすると、ジンがとても友好的な態度で彼女と接していることが分かる。 「噂を信じてはいけない。人々は本当の波花騎士を理解していないだけだ。」ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー1
罪人ローレンス家の出身、旧貴族の末裔、同時にモンドでも指折りの剣術の達人。 罪深き血筋と高い剣術の腕を兼ね備えた人物、それがエウルアだ。 いつ反乱を起こすのか、何を奪われるのか…モンドの住民にとって、この遊撃小隊隊長は嵐の夜に揺れる波のように予想のつかない存在である。 ただ他人からそのように扱われることに対し、エウルアは無関心で冷淡。もし目の前で嫌疑をかけられれば、彼女はこのように返す──「いい度胸ね…この恨み、覚えておくわ。」 根深い恨みに苛まれる彼女は、いつも城外の任務を請け負っている。たまにモンド城内に戻って来ると、大剣を持ったまま西風騎士団本部へとまっすぐ向かう。 ある日、二人の新人衛兵がそんな彼女を見かけ、慌てふためいた。しかし止めることもできず、彼女がジン団長の執務室に入って行くのを黙って見届けてしまう。 ただ奇妙なことにいくら時間が経っても、執務室から戦いの気配は感じられなかった。 衛兵たちは心配し、騎兵隊長のガイアと図書館司書のリサに助けを求めた。 「あの遊撃隊長がまた勢いよく代理団長のところに?」 「あら、お茶会かしら?そういうことならわたくしも早く行かないと。」 リサは足早に執務室へ、ガイアは二人の衛兵を外に連れ出し笑いながら説明した。 「ジンには人を見る目がある、お前たちもそれは知っているだろう。俺たち西風騎士団が見るのは、出自よりも能力だ。だからジンはわざわざ時間を作って、遊撃小隊隊長と剣術を切磋琢磨し合っている。それは騎士団のためであり、過去の怨念のためだ。賢いと思わないか?」 「は、はぁ…そういうことでしたか…」「お茶とは、切磋琢磨という意味だったんですね…」 このようなことが、ほぼ毎月起こる。しかし、怨念を終わらすため剣術を磨き合っている割には、音が全くしないのは一体どういうことであろうか?ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー2
実際のところ、エウルアは危険な人物ではない。そのイメージは先入観によるもので、むしろエウルアは弱者の立場にあるとも言える。 たとえば、雑貨店であれば彼女に物を売ってくれず、レストランであれば彼女の注文を雑に扱うといったように。それだけではない、彼女の担当エリアの住民が協力を拒否し、騎士の仕事が上手く進まないこともある。 そういった問題から揉めごとに発展することもあるが、彼女はいつも力強い口調でこう言い返す──「この恨み覚えておくわ、いつか必ず返すから。」と。不思議なことに、それを言うとトラブルがすぐに収まる、まるで魔法のような言葉だ。 ただそう言いながらも、エウルアがモンドの人々を傷つけたことなど一度もない。彼女は常に規則を遵守するよう心がけているのだ。彼女の態度は冷淡に見えるものの、その言動や振る舞いは真っすぐとしたもの。 エウルアの普段の行動を見て、文句を言う理由を失った人々は次第に彼女への恐怖心も薄れていった。彼女の「恨みを覚える」という言葉は、自然と「そこまで」という警告の言葉となったようだ。 西風騎士団を滅ぼすかもしれないエウルア、旧貴族のスパイかもしれないエウルア…騎士団の新入りからすれば、エウルアは恐ろしい存在である。 ジン団長の言づてを伝えるため、新入りの騎士がエウルアのもとを訪れると、よく冷たい一言が返ってくる──「モンドの罪人の末裔を働かせるなんて、君たちもまだまだ努力が足りないわね。」 厳しい口調でそう言うが、彼女はどのような任務も完璧に遂行してくる。そして、言づてを伝えた新入りの騎士も彼女の実力を認めるのだ。エウルアは飛ぶ鳥を落とす勢いで昇進していき、たった数年で「遊撃小隊」の隊長となった。 冷たく無愛想な波花騎士、騎士団と敵対関係にある旧貴族、付き合いにくい危険人物…果たして、どれが本当の彼女なのだろうか? 言づてを伝えた帰り道、新入りの騎士は遊撃小隊エウルアの行動を振り返ってみた。 彼女が他人に目をやる時、優しく、心強い表情を見せるのはなぜなのか?これほど真面目な人ならば、頼りにしてもいいのではないかと、その騎士は考えるようになるのであった。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー3
モンドは自由と喜びに満ちた都。ここでは罪人の末裔でも友人を作ることができる。 エウルアと民衆の間には、頼れる橋渡し役がいる、それが偵察騎士アンバーだ。 人に好かれるアンバーといる時、店主は通常価格でエウルアに物を売ってくれる。店主の機嫌が良い時は、アンバーとの雑談が長引いてしまうこともあるが、隣にいるエウルアは社交的な振る舞いを見せる。 お人好しのアンバーはエウルアとよく一緒に出かけ、必要があれば代わりに日用品などを彼女の家に届ける。 また遊撃隊長が積み上げてきた数々の功績は、アンバーが皆に伝えたものだ。民衆がその功績を耳にすると、誰もが驚きを隠せないといった表情をする。 週末の早朝、アンバーは木箱を積み上げて作った講壇の上で、エウルアの新たな功績を伝える──「先日、西風騎士団の遊撃小隊隊長がドーンマンポートで一人の女性を救出しました。そして調査の結果、港に潜伏していたアビス教団を発見し、一網打尽にしたんです。救出した女性は璃月でも有名な法律家で、後日騎士団は璃月の和記庁から感謝の手紙を…」 歴史がもたらす偏見を変えたのはアンバーの努力のおかげかもしれない、もしくはエウルア自身の騎士としての行いがモンド人の長年抱いていた恐怖心を晴らしたのだろう。ここ数年、民衆のほとんどは彼女に対し敵意を持たなくなった。騎士団のメンバーも、彼女の活躍を目の当たりにし感嘆を漏らす。 エウルアが率いる「遊撃小隊」の隊員達も彼女の味方であり、強き後ろ盾となってモンドを守っている。 これらの変化を一番嬉しく思っているのはアンバーだ。なにせ、エウルアが騎士団に入るずっと前から二人は知り合いなのである。祖父の弟子であったエウルアを、アンバーは心の底から信頼している。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー4
普段は冷たく鋭いエウルア、そんな彼女だが優れた料理の腕前を持っている。 遊撃小隊の隊員が「騎士団で最高の兵糧」と自慢するほどだ。彼らの懐には常に月の形をしたパイが入っている。この携帯食は絶妙な味をしており、食べた者は皆必ず絶賛する。 小隊の専属料理人がこの携帯食を開発する際、エウルアの作ったデザートを参考にし、長時間焼くことでパイの歯ごたえを高めたそうだ。元のレシピにあった長期保存に向かない材料を変更することで、コストを下げると同時に保存期間を延ばしたという。 これほど手を加えられていてもパイの味は美味しい。遊撃小隊の隊員はそれを食べながらふと思った——隊長が作ったオリジナルのパイは、どれほど美味しいのだろうか? それほどまでの腕を持つに至った理由は、図書館の古い本の中に記されている——遥か昔に没落したローレンス家だが、今も支配階級に戻ることを望んでいる。その偉大なる時を迎えるため、跡継ぎとなる子供には異常とも呼べるような厳しい英才教育を施してきた。 「貴族の義務」とは、あらゆる面で完璧でなくてはならない。所作、礼儀、学問だけでなく、そこには料理や家事も含まれている。 ローレンス家ではこのように考えられてきた——「解放後のモンドは礼儀と品位に欠けている。我ら一族がいずれ権力を取り戻しても、適任となる召使いを見つけられないかもしれない。俗世の泥沼にはまらぬよう、注意せねば。」 ローレンス家に仕える料理の先生は非常に厳しい人物である。生地を作る際、小麦粉を小さじ半分間違えたり、塩が多すぎたり、焼き上げのタイミングが二秒遅れたりしただけで、叱責と罰を招くおそれがある。エウルアにとって、他人から羨ましがられるような料理の腕も、古いしきたりに従っただけの無駄な結果に過ぎない。 彼女に認められた…いや、彼女に「恨みを持たれ、世話を焼くも素直になれず、いつも近くをうろうろとしている者」のみが、彼女の手作り料理を味わうことができるだろう。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー5
伝統的な礼儀作法の他に、旧貴族が「第二の魂」として尊重するものが芸術である。 祭礼の舞——名門貴族が自身の高貴さを誇示する儀式はまさにその魂の結晶、権力の頂点に位置する最も輝かしい宝石だ。 民衆の間で伝わる話によれば、旧貴族が力でモンドを統治する前、大貴族たちがこの祭礼の舞を作ったという。 ローレンス家を表す第三幕「輝く燭光」は、祭礼の舞の中でも一番重要な部分だ。舞人は地位の高い者が担うことになっており、通常は一族の長女が務める。 舞を完璧なものとするため、ローレンス家は一流の踊り手を教師として雇ってきた。つま先から体の端々へと流れる血は栄光の証、舞人は誇りを胸に踊る。 この古き伝統は長い年月を経てもなお脈絡と受け継がれ、ローレンス家が民衆から追放されて久しい今日まで守られてきた。 しかし、華麗な舞を踊るのに相応しい盛大な饗宴と優雅な舞台を失った今、かつてほど「祭礼の舞」は高貴なものではなくなった。舞に対する要求も次第に低くなり、教師の指導も厳しいものから緩いものになっていった。ローレンス家は己が無力をついに痛感した、こうして舞の練習は時間が余った時にのみ行うものとし、必修科目から外されることになる。 時が経つにつれて、この舞が背負ってきた悪しき色彩は薄れ、そして今は美しい舞のみが残った。 辛く苦しい他の鍛錬と比べ、舞の練習はローレンス家長女のエウルアにとって唯一息抜きができた時間だ。 今のエウルアは芸術とは無縁に見える。他の人が見ても、「波花騎士」と舞を結び付けるのは難しいだろう。 だが舞が持つ独特な芸術、言葉では表現しきれない律動の美しさは、エウルアの剣術に引き継がれている。 大剣を振るう優雅な姿は、まるで月の光のように穢れなく、遠く手の届かない存在だ。ゲーム内テキスト
「堅氷」と「波花」
エウルアはローレンス家の家紋「堅氷の印」を所持している。これは一族の武力を象徴する至高の証であり、モンド開拓時代初期、まだローレンス家が没落していなかった時の意志を表したものでもある——この印は高潔で炎を恐れず、冷静で揺るぎないことを意味した。 過去千年の間、「堅氷の印」を受け継ぐ試練を通過した者はごく僅かである。この家紋は一族の希望と共に継承されてきた。 エウルアが試練を受けたのはまだ幼い頃のこと。だが、彼女はいとも容易く試練を突破し、「堅氷の印」を授かった。この誇りを背負い彼女は一族の屋敷を離れ、家族との連絡を最小限に留めるようになった。 彼女の氷の剣は、まさにその実力を表している。吹雪のように冷たく、あらゆるものを足止めさせる。 冷たく透き通った、氷のように輝く彼女。しかし、彼女の称号は氷のイメージとはほど遠い「波花騎士」。人々がこの称号を聞けば、水元素の使い手だと勘違いするだろう。 この称号の由来は彼女の戦い方が関係している。 エウルアは精巧な骨笛を持っており、それを吹くことでまるで本物の波が打ち寄せるかのような音が辺りに響き渡るのだ。 彼女が率いる小隊の勤務エリアは海岸の隣。そのため波の音は戦略の幅を広げ、敵の判断をかく乱させることができた。さらに知力の低い魔物であれば津波と誤認させ、四方に散り散りにさせることも可能にした。 このような技術を用いて、エウルアは少数で多数の敵を制してきた。他に類を見ないこの戦術こそが、「波花騎士」の称号を賜った所以である。また、エウルアが波を選んだのには、彼女なりの理由も存在する。 「波花」よりも「堅氷騎士」の方が彼女のイメージとして想像しやすいだろう。 それでも、冷たく堅苦しい堅氷より、踊る波花の方が彼女は好きなのだ… 波であれば珊瑚や砂浜を優しく抱きしめることができる。 厳しく鎖で束縛するのではなく、自由に打ち寄せる波こそが彼女の憧れなのである。ゲーム内テキスト
神の目
「恨み」の根底には何があるのか。 悲惨な境遇?それとも不幸な出来事? 「復讐」で何を成せるのか。 正しき地位を取り戻す?それとも憎き相手に苦痛を与える? 一族の栄光を取り戻し、民衆の畏敬を勝ち取り、再び支配者として頂点に君臨する…しかし、エウルアの胸の内では、そんなこと全てどうでもよかった。 彼女は過去の屈辱を直接受けたわけではない、むしろ一族の重圧の方が彼女を苦しめていた。枷を取り除こうにも、人々に認められるのは決して容易いことではない。 恨みと復讐、それは彼女にとってただの惰性であり、争いを避ける合図と盾に過ぎなかった。 特殊な身分と立場を持つ自分は批判の言葉をどう無視し、どのような価値観を重視すべきなのか… どう戦えば、重く苦しい血統と決着をつけられるのか… 様々な悩みを心に抱えながら、彼女は世に忘れられた年老いた偵察騎士に弟子入りした。そこで広い心と堅実であることがいかに大切かを学んだ。 恨みや復讐よりも、家族や他人よりも、まずは「自分自身」を見つけなければならないことを学んだ。 「自分」らしい生き方、「自分」を守るすべ、「自分」の目標… 恨みや復讐を口にしてきた彼女だが、その根の善良さと打たれ強さは本物だ。 エウルアだけの優しい復讐の道。彼女がその道を見出した瞬間、神の目が静かに現れた。ゲーム内テキスト
本人のボイス 79件/他キャラがエウルアについて語るボイス 11件。