武器ストーリー 485 文字
海の王様。風乾を経た今、武器としてはもちろん、非常食としても使える。
原文485 文字
誰もいない真夜中に、その鰓の鼓動は次のように訳すことができる。 「俺が海を離れた時、それは間違いなく死を意味する。」 「心臓が止まり、目が白くなり、生臭い臭いを発する——」 「魚にとって、それは死んだも同然。」 「俺は鰆の中で最も強い。」 「かつては浅海一の強者だった。」 「海獣、鯨や鮫さえも俺を倒せない。」 「しかし、そんな俺は強敵に出会った。」 「あの海月、クラゲとも言うのか。」 「波に身を委ねるだけの生き物なのに、」 「全ての衝撃を流す力を持っていた。」 「そして俺は力を追求することを諦め、」 「クラゲの生きる道を選んだ。」 「長き人生を過ごした後、」 「体のあらゆる器官を制御できるようになった。」 「自分の心臓を止めたり、」 「新鮮な魚とみなされ、さばかれることを防いだりした。」 「俺がただの雑魚だと思っているヤツは多い。」 「俺をお前らの力にならせてくれ。」 「老体を振り回す力士よ。」 「ほほほっ…」 「全ての水路が海に流れ込むまで、」 「全ての星が消滅する日まで、」 「全てが原始の大海で出会う時、」 「この俺と手合わせしてくれないか?」