武器ストーリー 1,081 文字
悠然と昇る朝日のように眩しい重剣。無数の太陽が沈み、再び輝くのを見届けてきた。
原文1,081 文字
「深邃なる夜から見れば、あの太陽ですら、弱弱しく光る星にすぎないのかもしれない」 「しかし、冷酷で狡猾な運命にも唯一奪えなかったものがある。それは——希望」 「勇気と記憶があなたの玉座を築き、死と犠牲があなたを再び燃え上がらせる薪となった」 「幾世代にもわたり輝く不敗の烈日よ、ナタの理想と未来を見届けたまえ!」 それはまるで朝日が投げかける一筋の光、夜明けが闇を破るかのようだった。 天に抗う巨龍が頭を垂れ、長き戦いがついに幕を閉じた。 民を率いる者は、血に染まった長い階段を上り、禁城に燃え続ける源火へと手を伸ばした。 異種に課せられた鎖を打ち砕いた人々は、彼らをどれほどの運命が彼らを待ち受けているのかをまだ知らない。 盗炎の賢者が口を開くのを待たず、死を告げる神が現れ、人の身で神になった者へ定められた運命を示した。 それは人類の想像を絶する恐怖であり、愚かな龍の悪政にも勝る、絶望的な未来だった。 ありとあらゆる命が深き闇に呑まれ、永遠の黒淵で無機質な塵となり果てるだろう。 ナタはまだ勝っていない。戦争を司る「人神」は知っている——新たな戦争がすでに始まっていることを。 将来、ナタを支配する王はマンティコアや狐のようなものだろう、と賢龍は思っていた。 炎の神シュバランケの知恵と狡猾さに畏敬の念を抱くことになろうとは思いもしなかったのだ。 最も深淵なる知恵を持つ龍でさえ、「死」から力を得た「人神」の計略に屈さざるを得なかった。 しかし彼にルールに屈しようという心は無く、盗炎者との誓いを果たそうという気も毛頭なかった。 「ハボリム」の名のもとに、命は不滅の聖火となり、ルールは永遠に燃える神座となる。 たとえ理解を越えた恐怖や絶望であろうと、人々は勇気と不屈の意志で抗う道を選んだ。 無論、儚い命はいずれ燃え尽きる。それでも太陽の光は一度、また一度と闇を退けるだろう。 燃火の国を照らした最初の太陽は見たのだ——源火の中に、灰燼の中に、そして無数の人々の瞳に… 彼は見たのだ——黒淵に呑まれ、蝕まれた者が最期の瞬間まで人類のために戦い続ける姿を。 金の涙に染まりし瞳を持つ職人が、赤い瞳の少年と共に聖火を繋ぎ続ける姿を。 部族が散り散りになり、さまよう大地で、自由のために戦い続ける戦士の姿を。 焼けつくような星の光と化した熱き血が長い長い夜を照らし、やがて千の太陽が昇るのを… 「夜神よ、最初の太陽であり、最初の古名、『キオンゴズィ』をどうか記録してほしい。」 「希望は未来に託そう。炎が消えない限り、『希望』が絶えることはない。」