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八重神子
人物 / 稲妻

八重神子

★★★★★
法器 2022/02/15
称号:浮世笑百姿
命ノ星座:仙狐座 誕生日:6/27
所属:鳴神大社 CV:佐倉綾音
鳴神大社の宮司様であり、「八重堂」の編集長。華やかな見た目の裏には、思いもよらぬ知性と奸智が隠されている。

人物

鳴神大社の宮司様であり、「八重堂」の編集長。華やかな見た目の裏には、思いもよらぬ知性と奸智が隠されている。[1]

その昔、八重堂の編集たちは、編集長様にとある原稿を推薦したことがある。 その作品は秀逸な文章で綴られており、構成も実に巧妙、題材も当時流行りの恋愛喜劇であった。 かようなダイヤの原石ならば、ほんの少し磨いてやり、凝ったイラストを添えてやれば…きっと飛ぶように売れるだろう!と考えたのである。 だが、その予想とは裏腹に、それを読んだ八重神子は喜ぶどころか、深くため息をつき、各担当編集たちを呼び集めた。 担当編集は尻込みしながらこう言った——「八重様…そのような題材を書くよう勧めたのは私です…今もっとも流行っている題材だと思うのですが…」 編集の疑いの眼差しを受けつつ、神子は自らの意見を率直に言った——本来、斬新な観点を持っておった小説が、題材により縛られておる。一言で表すなら「自由度が低い」。 いわゆる売れ行きの良い題材や型を踏襲した作品は…所詮十年ごとに変わる流行に過ぎぬ。 時代の好みに合わせるのは、確かに近道と言えよう。だが、元々時代に飲み込まれぬ素質を持つ作品ならば、その流れに乗る必要もないであろう? 「妾の代わりにその新人作家に伝えるのじゃ。題材や型にこだわる必要はない。今ある『物語』と真剣に向き合えばよい、とな。」 作品を投稿した作者は、何かを悟ったかのように筆を走らせ、考えをまとめるため引きこもった。その数ヶ月後、神子と担当編集のもとに、「斬新」で「新たな」原稿が届いた。 それを読んだ担当編集は唖然とし、これまであらゆるものを受け入れてきた八重神子も眉をひそめた—— 「ふむ…どうしたものかのう…これは確かにあまりよくない。」 「そうですよ!題材にこだわる必要はないと言っても、『雷電将軍に転生』なんてのはあまりにも度が過ぎています!」 「題材?それなら問題はないじゃろう。ただ——こやつの筆名があまりにも平凡で、どう考えてもこの小説に釣り合わぬのじゃ。」 「筆名の話でしたか…えっと…八重様がいいのでしたら、私も言うことはありません。」 程なくして、この小説の作者は「堪解由小路健三郎」という、編集長から提案されたとても長い筆名で小説界に現れることになる。 後日、編集長のひらめきで、「八重宮司に転生したら」という題材で原稿の募集が始まったが、それはまた別のお話。 ゲーム内「キャラクターストーリー1」

周囲からの評

神里綾華「八重神子について…」
私と八重宮司様はかねてより協力関係を続けてきました。お祭りの開催は非常に手間がかかる上、収益もそれほど良いものではございません。しかし八重宮司様が仕切られた事業は、優雅さを保ちながら収益化にも成功されています。
宵宮「八重神子について…」
いつやったか神社の祭りで、宮司様のために手持ち花火を用意してくれって綾華ちゃんに頼まれたことがあったんや…せやけど、宮司様って祭りに出席するさかい、神社の境内に座りっきりやろ?宮司様がどうやって花火で遊ぶのか気になって、祭り中ずっと観察しとったんや。ほなら綾華ちゃんがうちのとこにきて、「宮司様、とても満足されておりました」って言うて…えっ?もう花火で遊んだん?ってなって…もしかして、うちが見とったのは宮司様やあらへんかったのかな?
トーマ「八重神子について…」
神子様?ど、どうしていきなり彼女のことを?普段お嬢から伝言を頼まれる時、一番行きたくないのが鳴神大社なんだ。いや、その…決して神子様のオーラが怖いんじゃなくて、えっと…その…畏敬の念!…畏敬の念だから!アハハハ…
雷電将軍「八重神子について…」
あの人ですか。最初は油揚げに誘惑されるような方でしたが、まさかこんなにも策略に秀でるようになるなんて、実に喜ばしいことです。しかし私のためとはいえ、彼女に謀られたのはやはり少し気に入りません。今度会った時、きっと笑われてしまいます…であれば先手必勝、先に彼女に一太刀浴びせるとしましょう。どうせ彼女なら躱せますし。
早柚「八重神子について…」
彼女はいつも拙の頭を撫でたがる。対して拙は手を噛む勇気も、反抗する勇気もない。断れば大惨事になりかねないと感じる。しかし、このまま撫でられ続けたら、本当に背が伸びなくなるのでは?ど…どうすればいいのだ…
珊瑚宮心海「八重神子について…」
八重宮司については、色々なことをお聞きしています。正直に言って、彼女はとても優秀な巫女です。少なくとも「巫女」としての仕事は、非の打ち所がないと言えるでしょう。彼女は八重堂の娯楽小説の出版も担当されているそうで、本当に…つかみどころのない方ですね…
ゴロー「八重神子について…」
あの女のことは…言わないでくれ。何か必要なら喜んで手伝う、雑用仕事もすべてこなそう…うぅ…俺の心身の健康のためだと思って、話題を変えてくれないか?
九条裟羅「八重神子について…」
八重宮司様の行動は私に誤解を生ませることが多かった…しかし、彼女は鳴神大社の大巫女であるため、将軍様の信頼や黙認を受けており、私も自ずと彼女に敬意を表している。が…もしいつか彼女が将軍様の意志に背くようなことをしようものなら、その時は容赦しない。
鹿野院平蔵「八重神子について…」
そういえば、宮司様の八重堂からは、推理小説も出版されてるんだよね?いつか僕を推薦してくれないかな?今の時代、名探偵になるには実力も勿論だけど、宣伝にも遅れを取っちゃいけない。あっいやいや、別にそれ以上のことは考えてないよ。
綺良々「八重神子について…」
神子様は稲妻に名を馳せる大妖怪なんだ。わたしみたいに新しく生まれた妖怪が、神子様に敬意を払うのは当然のことだよ。でも、妖狐様があんなに優しいとは思わなかったなぁ。妖狐様自らわたしに会いに来てくれた上、役に立つ知識をいっぱい教えてくれたんだよ。例えば、人間社会での礼儀とか、人と付き合う方法とか、油揚げの揚げ方とか…えっ?最後のそれは知らなくてもいいって?
久岐忍「八重神子について…」
あの鳴神大社の宮司様でさえ、副業をやることで退屈をしのぐ。巫女がどれほど退屈な仕事なのか、これで分かっただろう。だから私は、また巫女に戻るような真似は絶対にしない。
神里綾人「八重神子について…」
神里家は宮司様にお世話になっていますが、どうやらあの方は私が気に食わないようですね。私を「若造」などと呼ぶところを、あなたも聞いたことがあるのではないですか? …ただ、たまに仕事の関係でお会いしたときは、互いに自らの考えを持ちつつも、うまく連携が取れるんです。あの感覚は悪くありません。頭の切れる方と仕事をすると、とても効率がいい。それに…たとえ嫌われていたとしても、私がいなければ彼女の「奇想天外な名案」を実現することは不可能。宮司様も、その事実は認めざるを得ないでしょう。
放浪者「八重神子について…」
心にもないことぺらぺら喋る妖怪さ。神の寵愛を受けるために、人間に関心があるふりをしてるんだろう。でも実際のところ、ただ面白いことが好きなだけなんじゃない?
夢見月瑞希「八重神子について・昔の話」
何百年も昔、あたしたちはお隣さん同士だったの。いつしか神子はいろんな娯楽に夢中になるようになったけど…昔はそうでもなかった。時々、懐かしく感じるよ——人の姿に化けられるようになったばかりの、まだ無邪気だった頃の神子を…あの頃は毎日あたしのところに来て、ゆうべの夢がどんな味か知りたいから食べてみてって言ってきてね。 たしかその夢の味は——櫻、紙、墨、三色団子、それから油揚げとかだったかな。そのたびに人の姿で一緒に町に行こうと誘われて、夢の味と同じ食べ物を探し歩いた。もし誰かに見つかったら、すぐさま元の姿に戻って逃げるんだ…ただ、神子のあの逃げ足には追いつけないこともあったよ。
夢見月瑞希「八重神子について・現状」
神子は今やもう「八重宮司」様になった。今の彼女の夢に、昔のような味わいがどれほど残ってるかは分からない。 もちろん、稲妻に戻ってから彼女の夢を食べたことはないよ。他人の夢を勝手に食べるのは、一族のタブーだからね。たとえ宮司様にもう一度夢を食べるよう頼まれても…あたしは断ると思う。今のあたしたちは、もうライバルだから。今度は絶対追いついてみせる。
ニコ「八重神子について…」
この世でいちばん残念なことは、アンヤの時代と八重堂の時代が重ならなかったことだわ!あたしに言わせれば、商業的利益のための執筆とアンヤの作風は対立するものじゃない。本を売って利益を出すことが目的とはいえ、神子ちゃんの審美眼は八重堂と時代を支えているわ…少なくとも、特定の展開や題材が大衆受けするからといって、似たような話を量産させたり、同じ題材を使いまわさせたりはしないもの。彼女の戦略は、みんなが好みそうな新しい物を絶えず世に出していくってことなのよ。

声優

日本語佐倉綾音
英語Ratana
中国語杜冥鸦
韓国語문유정

出典

  1. ゲーム内キャラクタープロフィール
  2. ゲーム内キャラクターストーリー
  3. 魔神任務/ゲーム内キャラクターストーリー
  4. ゲーム内ボイス