ラウマ
命ノ星座:白銀の鹿座 誕生日:3/1
所属:霜月の子 CV:桑島法子
人物
月光と森の祝福を受けて、「霜月の子」に生まれた聖女。民にとっての希望である。[1]
「彼女は晩春最初の満月が空に輝いた時に生を受け、彼女の最初の泣き声に呼応するかのように、草木は芽吹き、成長した。」 「笑い、舞え。新たな詠月使の泣き声とともに——」 「月光に染まるその角と血のために。彼女は月神の眼差しの下、深い眠りにつくであろう。」 …ラウマは霜月の子の手記を閉じた。 彼女はいつも無意識のうちに、自らの誕生について記されたページを開き、その黄ばんだ記録の中から、信徒たちの喜びを感じ取ろうとしていた。 常に天才が凡人の中から現れるように、ラウマという特異な存在は、霜月の子の一員である普通の夫婦の間に生まれた。記録には「その瞳はまるで月潮。角は月光の下で育まれ、銀の血は水面に映る月影のよう」であると——「月神が信者たちに授けた奇跡」であると書かれている。 世界の狭間で、時間に忘れ去られたかのような「霜月の子」において、ラウマは窮地を救う…しかし時代にそぐわない希望となった。彼女は狂喜する信徒たちの間で「月神が自分たちを見捨てていない証」として扱われ、生きた象徴となったのだ。 生まれながらにして詠月使の後継者と認められる者は極めて稀であり、ラウマは霜月の子の一員として喜びを感じ、その責任を誉れとすべきなのである。 そして手記は次のように続く…その言葉は、ラウマの心に今なお刻まれている—— 「…月光に染まるその角と血のために。彼女は月神の眼差しの下、深い眠りにつくであろう。」 「そして月が沈み、太陽が昇る時、彼女は至高なる霜月の女神の代弁者となるであろう。」 ゲーム内「キャラクターストーリー1」
周囲からの評
声優
| 日本語 | 桑島法子 |
| 英語 | Alexandra Guelff |
| 中国語 | 张安琪 |
| 韓国語 | 장채연 |
出典
- ゲーム内キャラクタープロフィール
- ゲーム内キャラクターストーリー
- 魔神任務/ゲーム内キャラクターストーリー
- ゲーム内ボイス
レベル
90計算式は既知の4キャラ・12項目で照合済み(誤差0)。突破は各レベル帯の最大段階。
天賦戦闘3・固有4
説明はゲーム内テキストの全文。数値は天賦Lv10時点のもの。

通常攻撃
最大3段の連続攻撃を行い、草元素ダメージを与える。
重撃
「獣霊の御使い・顕現」を発動して、ラウマは森の獣霊の御使いと化して、スタミナを消費することで、最大10秒間の疾走状態に入る。この状態の時、ラウマの中断耐性がアップし、スタミナを追加で消費して最大2段の連続ジャンプを行うことができる。
獣霊の御使い状態が終了すると「獣霊の御使い・顕現」はクールタイムに入り、ラウマの重撃は「召霊の祈り」に変わる。「召霊の祈り」では、スタミナを消費して短い詠唱をした後、前方のエリアに草元素範囲ダメージを与える。
落下攻撃
空中から草元素の力を凝集しながら落下し、地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に草元素範囲ダメージを与える。
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 1段ダメージ | 60.7% |
| 2段ダメージ | 57.2% |
| 3段ダメージ | 80.1% |
| 獣霊の御使い形態での移動時スタミナ消費 | 毎秒25.0 |
| 獣霊の御使い形態でのジャンプ時スタミナ消費 | 10.0 |
| 獣霊の御使い形態の最大継続時間 | 10.0秒 |
| 獣霊の御使い・顕現クールタイム | 4.0秒 |
| 召霊の祈りスタミナ消費 | 50.0 |
| 召霊の祈りダメージ | 232.3% |
| 落下期間のダメージ | 112.3% |
| 低空/高空落下攻撃ダメージ | 224.6%/280.6% |

古の祈祷歌を唱え、{LINK#N11190001}霜林の聖域{/LINK}を展開する。一回押し、長押しのそれぞれで異なる効果を発動する。
一回押し
狩猟の祈祷歌を唱え、草元素範囲ダメージを与える。
長押し
{LINK#N11190008}草露{/LINK}を持っている時のみ発動可能。すべての草露を消費して永眠の祈祷歌を唱え、草元素範囲ダメージを1回与えたのちに、月開花反応ダメージと見なされる草元素範囲ダメージを1回与える。消費した草露1滴につき、ラウマは{LINK#N11190002}「詠月」{/LINK}効果を1層獲得する。長押しで元素スキルを発動するたび、この方法で最大3滴の草露を消費可能。
また、ラウマの元素スキルまたは霜林の聖域の攻撃が敵に命中した時、その敵の草元素耐性と水元素耐性がダウンする。継続時間10秒。
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 一回押しダメージ | 218.9% |
| 長押し1段ダメージ | 284.5% |
| 長押し2段ダメージ | 草露1滴につき元素熟知273.6% |
| 「霜林の聖域」攻撃ダメージ | 攻撃力172.8%+元素熟知345.6% |
| 「霜林の聖域」継続時間 | 15.0秒 |
| 詠月の継続時間 | 15.0秒 |
| 元素耐性ダウン | 25.0% |
| 元素耐性ダウン継続時間 | 10.0秒 |
| クールタイム | 12.0秒 |

衆生の願いを、大地を照らす月光に変える——ラウマが北の聖歌を唱えると、{LINK#N11190003}「蒼の讃歌」{/LINK}を18層獲得する。
また、ラウマが{LINK#N11190002}「詠月」{/LINK}を持っている状態で元素爆発を発動、または元素爆発の発動後15秒以内に「詠月」を獲得すると、「詠月」を全て消費し、消費した「詠月」1層につき6層の「蒼の讃歌」を獲得する。元素爆発の発動時及び元素爆発を発動した15秒以内に1回のみ発動可能。
蒼の讃歌
付近にいるチーム内キャラクターが開花、超開花、烈開花、月開花反応によるダメージを与える時、「蒼の讃歌」を1層消費し、与えるダメージをラウマの元素熟知に基づいてアップする。上記のダメージが同時に複数の敵に命中した場合、命中した敵の数に応じて「蒼の讃歌」が消費される。
「蒼の讃歌」の継続時間は層ごとに独立してカウントされる。
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 元素爆発発動時に獲得する蒼の讃歌 | 18層 |
| 詠月から蒼の讃歌への変換 | 詠月1層につき6層 |
| 開花、超開花、烈開花反応ダメージアップ | 元素熟知500.0% |
| 月開花反応ダメージアップ | 元素熟知400.0% |
| 蒼の讃歌の継続時間 | 15.0秒 |
| クールタイム | 15.0秒 |
| 元素エネルギー | 60 |

ラウマが元素スキル{LINK#S11192}聖言のルノ・永夜の眠り{/LINK}を発動した後の20秒間、チーム内の月兆に応じて、それぞれ異なる強化効果を獲得する。異なる月兆レベルによって提供される強化効果は重ね掛けできない。
月兆・初照
付近にいるチーム内キャラクターが起こす開花、超開花、烈開花反応によるダメージに会心が発生する。なお、会心率は15%、会心ダメージは100%に固定される。この効果による会心率は、元素反応で会心を発生させる他の同種の効果と重ね掛け可能。
月兆・満照
付近にいるチーム内キャラクターが与える月開花反応ダメージの会心率+10%、会心ダメージ+20%。

ラウマの元素熟知1につき、ラウマは以下の強化効果を獲得する。
・元素スキルの与えるダメージ+0.04%。この方法でアップできるダメージは最大32%まで。
・重撃「獣霊の御使い・顕現」のクールタイム-0.02%。この方法で短縮できる「獣霊の御使い・顕現」のクールタイムは最大20%まで。

チーム内のキャラクターが開花反応を起こすと、開花反応は月開花反応へと変わり、ラウマの元素熟知を基準に、チーム内キャラクターの月開花反応の基礎ダメージがアップする。元素熟知1につき、月開花反応の基礎ダメージ+0.0175%。この方法でアップできるダメージは最大14%まで。
また、ラウマがチームにいる時、チームの月兆レベルが1アップする。

ミニマップで周囲のナド・クライ地域の特産の位置を表示する。
ラウマはクーヴァキの影響を受けた一部の動物に対する親和性がひときわ高いようだ…
命ノ星座全6重
同じキャラをもう1体引くと1重ずつ開く。第3重と第5重は元素スキル・元素爆発のレベルが上がる枠で、 残りの4つが挙動そのものを変える。

ラウマが元素スキル{LINK#S11192}聖言のルノ・永夜の眠り{/LINK}または元素爆発{LINK#S11195}聖言のルノ・月の心{/LINK}を発動すると、「生を紡ぐ糸」を獲得する。継続時間20秒。
継続時間中、付近にいるチーム内キャラクターが月開花反応を起こした時、付近にいるフィールド上キャラクターのHPをラウマの元素熟知の500%分回復する。この効果は1.9秒毎に1回のみ発動可能。
また、ラウマの獣霊の御使い形態で消費するスタミナ-40%、最大継続時間+5秒。

元素爆発{LINK#S11195}聖言のルノ・月の心{/LINK}を以下のように強化する。
・{LINK#N11190003}「蒼の讃歌」{/LINK}の効果が強化される。付近にいるチーム内キャラクターが開花、超開花、烈開花反応を起こした時に与えるダメージが、ラウマの元素熟知の500%分、追加でアップする。また、付近にいるチーム内キャラクターが与える月開花反応ダメージが、ラウマの元素熟知の400%分、追加でアップする。
月兆・満照:付近にいるチーム内キャラクターが与える月開花反応ダメージ+40%。

元素爆発{LINK#S11195}聖言のルノ・月の心{/LINK}のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。

元素スキル{LINK#S11192}聖言のルノ・永夜の眠り{/LINK}による{LINK#N11190001}霜林の聖域{/LINK}の攻撃が敵に命中すると、ラウマの元素エネルギーが4回復する。この効果は5秒毎に1回のみ発動可能。

元素スキル{LINK#S11192}聖言のルノ・永夜の眠り{/LINK}のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。

{LINK#N11190001}霜林の聖域{/LINK}が敵を攻撃する時、月開花反応ダメージと見なされる草元素範囲ダメージを追加で1回与える。このダメージはラウマの元素熟知の185%に基づく。また、このときラウマは{LINK#N11190003}「蒼の讃歌」{/LINK}を消費せず、逆に「蒼の讃歌」を2層獲得し、この方法で獲得した「蒼の讃歌」の継続時間をリセットする。
1回の霜林の聖域の継続時間中に、この効果は最大8回発動可能。元素スキル{LINK#S11192}聖言のルノ・永夜の眠り{/LINK}発動時、この方法で獲得した「蒼の讃歌」はクリアされる。
また、ラウマが「蒼の讃歌」を所持している状態で通常攻撃を行うと、「蒼の讃歌」を1層消費して、ラウマの元素熟知150%分の草元素ダメージを与える。このダメージは月開花反応によるダメージと見なされる。
月兆・満照:付近にいるチーム内キャラクターの与える月開花反応によるダメージが25%{LINK#N11190007}向上{/LINK}する。
育成
推奨(聖遺物・武器・編成)は原神 Wiki* のこのキャラのページに載っている構成の名前と並び順をそのまま写したもの。選ばれている理由や評価は向こうの本文にある。素材の必要数はゲームデータそのもの。
聖遺物
武器
並びは推奨順。
| 武器 | レア | 入手 |
|---|---|---|
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★ | イベント |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★ | 祈願 |
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★★★★ | 鍛造 |
| 金珀・試作(データ未収録) | ★★★★ | 鍛造 |
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★★★ | 祈願 |
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★★★★ | 祈願 |
編成例
4原神 Wiki* に載っている編成の名前とメンバー。
必要な素材
ここはゲームデータそのもの。モラは突破と天賦を合わせて 5,377,500。
突破(Lv90まで)
天賦(戦闘天賦3種をLv10まで)
1種だけ上げるならおよそ3分の1。知恵の冠は1種につき1個。
ゲーム内のキャラクターストーリー全 8件。原文のまま。
キャラクター詳細
夜が訪れると、霜月の子は「塔」の中で暮らしていた。 塔の頂に昇った、これまでとまるで変わらぬような満月。塔の底に広がる、ヒーシ島の大地。壁は明るい月光で築かれており、誰もがその光の中を通ることができた。 月神様は、なんとお優しい御方なのだろう。たとえ信仰する者がいなくとも、たとえ存在を知る者がいなくとも、惜しみなくその恵みを注いでくださるのだから—— 霜月の子の祭司はそう言った。その言葉の後、微かに祈りが囁かれた。しかし、その中にラウマの声はない。 彼女はただ、その満月を見つめていた。まるで最も敬虔な信徒のように。その目に他のものは映らなかった。 彼女もまたこの塔の中にいる。生まれた時からここで育ち、月、月光、そして月神の信者たちによって築き上げられたこの塔の中で暮らしてきた。 彼女は空の向こうの満月を見つめながら、こんな言葉を思い出した——人類が天まで届く塔を築き上げることは永遠にない。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー1
「彼女は晩春最初の満月が空に輝いた時に生を受け、彼女の最初の泣き声に呼応するかのように、草木は芽吹き、成長した。」 「笑い、舞え。新たな詠月使の泣き声とともに——」 「月光に染まるその角と血のために。彼女は月神の眼差しの下、深い眠りにつくであろう。」 …ラウマは霜月の子の手記を閉じた。 彼女はいつも無意識のうちに、自らの誕生について記されたページを開き、その黄ばんだ記録の中から、信徒たちの喜びを感じ取ろうとしていた。 常に天才が凡人の中から現れるように、ラウマという特異な存在は、霜月の子の一員である普通の夫婦の間に生まれた。記録には「その瞳はまるで月潮。角は月光の下で育まれ、銀の血は水面に映る月影のよう」であると——「月神が信者たちに授けた奇跡」であると書かれている。 世界の狭間で、時間に忘れ去られたかのような「霜月の子」において、ラウマは窮地を救う…しかし時代にそぐわない希望となった。彼女は狂喜する信徒たちの間で「月神が自分たちを見捨てていない証」として扱われ、生きた象徴となったのだ。 生まれながらにして詠月使の後継者と認められる者は極めて稀であり、ラウマは霜月の子の一員として喜びを感じ、その責任を誉れとすべきなのである。 そして手記は次のように続く…その言葉は、ラウマの心に今なお刻まれている—— 「…月光に染まるその角と血のために。彼女は月神の眼差しの下、深い眠りにつくであろう。」 「そして月が沈み、太陽が昇る時、彼女は至高なる霜月の女神の代弁者となるであろう。」ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー2
遥か昔に生まれ、長い時間を生き、禁忌の記憶を偉大なる存在に抹消されてさえいなければ、きっと覚えているはずだ(実際、テイワットにはそのような存在がいる)——葬火の戦いが起こる前、ニーベルンゲンに仕える月の三女神が、天空の島の規則と調和し、共存していた時期があったことを。 もちろん、このことを天空の島に尋ねても、高天からはっきりとした答えが返ってくることはないだろう。かつて三つの月は、テイワットを守護する三つの衛星であり、月の三女神は星の意志の代行者であった。天空の島の法則は一時期とても「寛容」であり、必ずしも同類以外を排除するものではなかったのである。 しかし月の三女神にとっては、星々の存続と運行を維持することが責務の全てであった。そうして、月光は変わらずテイワットの大地を照らし続けた。だが、静かに務めを果たしていた彼女たちとて、事態と無関係ではいられなかった——上位者たちの争いから、配下の者が逃れることはできない。それもまた、仕方のないことだった。 もしあの時まだ、黄金のヒュペルボレイアに生存者がいたのなら、きっと言いたいことはたくさんあっただろう。だが、彼らの末裔である霜月の子たちは、祖先の怨恨を知らず、ただ月に祈りを捧げるしかない。 この哀れな追従者たちに比べれば、ラウマはいくらか恵まれている。彼女は全てを知っているわけではないが、空に登った満月がどれだけ明るく輝こうと、それが生気のない光であることを、はっきりと感じ取っていた。そして真に彼女の心を揺さぶり、角を成長させる潮汐が、さらに遠く、手の届かぬ場所にあることも分かっていた。 その感覚は長い間、彼女を悩ませ続けてきた。絵に描かれたリンゴに向かって満腹を願うようで、ラウマはいつも心が落ち着かなかった。 だが幸いにも、この問題に対する答えをついに得ることができた——たとえ天空が突如として偽りに「変化」したとしても、自身の感じ取ったものが真実であるか、彼女は確かめることができる。 ラウマは、無知が良いことだとは思っていない。たとえ真実が、より深刻な戸惑いをもたらすとしてもだ。人生はそもそも思い通りになどいかず、矛盾に満ちている。だが少なくとも、嘘や隠し事は必要ないはずだ。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー3
ラウマはかつて、自分にいくつかの「戒律」を課していた。それは他者の目には、到底理解しがたいものに映るかもしれない。それゆえ彼女は長い間、このことを誰にも語らずにいた。 彼女は心に誓った——決して嘘をついてはならない。確信が持てないことについては、沈黙もまた答えとなり得る。だが、安寧を装うために虚構の事実を編み上げることは許されない。ましてや、ラウマは詠月使という立場にある。彼女の言葉であれば、信徒たちは疑うことなく受け入れてしまうだろう。ゆえに、嘘をつくことは決して許されない大罪なのである。 ——しかし偽りの月に向かって祈ることも、また一つの嘘なのではないだろうか?彼女はその答えを見出すことができず、心は揺れ動き、落ち着きを失っていった。 彼女は心に誓った——決して怒りに身を任せてはならない。蒼樹の聖女は優しく慈愛に満ちた存在であるべきであり、それは霜月の女神も同じである。月下の湖が波一つない平穏さを湛えているというのに、神の使者に怒る権利などあろうか。クーヴァキの潮汐が人の心を乱すものだとしても、優れた指導者として、自分の感情は制御できなくてはならない。 ——しかし、あらゆる感情が潮汐に由来するわけではない。彼女は声を荒げて怒ったりはしないが、敵を殴りつけることも、怒りをぶつけたことになるのではないだろうか?彼女は不安げに指を揉みながら、誰に相談すればいいのか分からずにいた。 彼女は心に誓った——自分は決して変わってはならない。数千年もの歳月を経て、霜月の子たちは黄金時代から遠のいてしまった。辛うじて残るこの古枝は、今やほんの些細な揺れでも折れてしまいそうだ。特に信者たちが「特別な」自分を希望の象徴として仰ぎ見ている今は、詠月使としてのあるべき姿を保たねばならない。 ——しかし、彼女はもう月と空の真実を人々に告げてしまった。今回は誰に尋ねる必要もなく、変化がすでに始まっていることを悟っていた。 もはや事態はここまで進んでおり、三つの戒律もすでに形だけのものに見えた。ラウマは気力を失い、ある夜、口にすることをためらってきた思いの全てを、動物の仲間たちに打ち明けたのだった。 思っていた通り、動物たちは彼女を温かく迎え入れてくれた。そしていつものように、皆で賑やかに語り合った——それは、ラウマの人生についてであった。 彼らはまさに良き友である——まずラウマの誠実さと信頼を認め、次に彼女の優しさと思いやりを褒め、そして最後にラウマは今も昔も変わっていないと言った。(ラウマは少し嬉しくも、なぜだか落ち着かず、今すぐにでも足を二本増やして逃げ出したい気分だった。) そして、ナシャタウンでよく遊んでいる子猫がこうまとめた——「あえて問題点を挙げるなら…ラウマは頑固すぎるってことかな!アシュルはそう言ってた!」ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー4
ラウマはかつて、ある婚約式を執り行った。 出席者は三名——時折フラッグシップで手伝いをしている若き冒険者、その冒険者と共にナド・クライを離れようとしていた霜月の子の少女、そして酒場の客室に謎めいた姿で現れた詠月使である。 三人は狭い部屋で顔を見合わせていた。長い沈黙の中、男性がポケットから震える手でハンカチを取り出し、緊張している少女に差し出して汗を拭かせた。 そんな状況において、一番落ち着いているのはラウマだった。 ラウマは事情を理解していたが、少女が言葉を詰まらせながら説明を始めた。「…黙って去るつもりはありません。枕の下に手紙を置いてきましたから…まあ、こっちには家族もいないし、誰にも気づかれないかもしれませんけど…」 若い男も慌てて言葉を重ねた。「彼女を大切にします。それに友達に会えるよう、彼女を連れてまめに戻ってくるつもりです!僕は無責任な人間じゃありません。プロポーズだってしましたし…」 ラウマは二人の手を取り合う様子を…指にはめた揃いの指輪を見つめ、眉をひそめた。少女は再び汗を滲ませ、婚約者を引っ張って逃げ出そうとするそぶりを見せた。だが、扉の前にラウマが立ちはだかる。その角の高さも加わり、部屋の出口は完全に塞がれてしまった。 ラウマはしばらく考え込み、二人が窓から逃げ出そうとしたところで、ようやく口を開いた。「一つ目、そなたたちがかなり前から交際しておったことは知っておる。二つ目、出ていくななどとは言っておらぬ。三つ目、婚約には儀式が必要だ。ここで待っているがよい。私は準備をしてくる。」 「…え?」 三十分もしないうちに、ラウマは婚約式に必要なものを全て揃えて戻ってきた——どうやって手に入れたのか、深夜三時に咲く宿影花も含めて。そして荷造り途中の荷物が散らばった狭い客室の中で、二人の恋人たちのために、霜月の子の伝統に則った婚約式が執り行われた(司会、花嫁側の親族、そして祭司など、全ての役割をラウマ一人でこなした)。 全てが終わり、少女はようやく安堵の息をついた。「ラウマ様が気にしていたのは儀式だったんですか。変なところで頑固なんですね…」 「これが頑固?儀式は必ずやらねばならぬことだ。」ラウマは首を傾げ、少し困惑した様子で言った。 「ああ、もう一つ、やるべきことがあった。冒険者よ、姓名とミドルネーム、固定の連絡先を教えてくれるだろうか?儀式の馳走を送る必要があるのでな。」ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー5
ラウマはかつて、ある葬儀を執り行った。 故人は天寿を全うした長老であり、彼女はこの厳しい寒地で百二年もの歳月を過ごした。ラウマの記憶にある彼女はいつも笑みを浮かべており、目尻に皺をたたえたその姿は、昔からずっと変わらなかったように思えた。 詠月使となって以降、ラウマは長老から多くの知識を学んだ。この老人の旅立つ前夜、ラウマは寝床の傍で静かに彼女に付き添っていた。 霜月の子の教えにおいて、死は終わりではなく、命は常に「流転」し続ける。然るべき時に自然へと還るだけで、親しい者たちとは、いつか必ずまた巡り会えるのだ。 もし、清らかな月光の下で安らかな「眠り」に就くことができるなら、それは月神から授けられた至高の祝福にほかならない。本来、そうあるべき静かな夜、幾百年と変わらぬ月光が降り注ぎ、鳥も獣も静まり返っていた—— ある老人が口を開くまでは。「詠月使様…月神様は、本当はいらっしゃらないのでしょう。」老人は静かに言った。 それは疑問ではなかった。老人の落ち着いた声音には、もはや確信が込められていた——百二年もの歳月の中で、月神が彼女の祈りに応えたことは、一度としてなかった。 ラウマは一瞬にして、様々なことを思い浮かべた。浴光の台地にある巨大な神像のこと、その神像にそっくりな少女のこと…彼女は言ってしまいたかった——いや、月神は確かに存在している。ただ、人々が思い描く姿とは異なるだけなのだと… 月神も皆と変わらぬ「人」のような存在で、この百二年もの間、寂しい冬の夜を同じように過ごしてきたのだと… 「大丈夫です、お答えにならなくても。」ラウマの躊躇いを見て、老人は静かに首を振った。「月神様が現れたくないのか、それとも存在しないのか…それは時の流れには関係ありません。」 「『霜月の子』の暮らしは、私たちだけでも十分やっていけるはずです。そうではありませんか?」老人はラウマの手を優しく握り、まるで彼女こそが慰められるべき相手であるかのように続けた。「ですから眉間に皺を寄せるのをやめて、笑顔を見せてください、詠月使様。あなたは十分に尽くしてくださっております。」 「誰かの不在を嘆く必要はありません…『死は確かに怒りをもたらすが、その怒りもまた虚しいものである。』」 ラウマは思わず微笑み、そっと老人の手を握り返した。 彼女は待っていた…痛みのない静かな眠りが、この老人を温かな生命の海へと還してくれることを。その海の中心には、三つの満月が映っていることだろう。ゲーム内テキスト
紙の星
紙の星の折り方は、ラウマが霜月の子の子供たちから教わったものであり、その子供たちはヒーシ島の外でそれを学んできた。 偉大な詠月使に何かを教えられることが嬉しかったのか、子供たちはひときわ熱心だった。自ら色とりどりの折り紙を切り、大きなガラス瓶も用意してきた。 「町のお姉さんが言ってたよ。欲張って星を大きく折ると、中がスカスカになって、すぐへこんじゃうんだって」と少女はニコニコしながら言った。「特にあのお姉さんは鉄の腕を持ってるから、ちょっと力を入れるだけで、すぐぺちゃんこになっちゃうんだ!」 ラウマは真剣に聞き入り、手早く上手に折り上げていった。自分の折った星を子供たちのと同じ瓶に入れると、退屈そうだったガラス瓶も、にぎやかな様子に変わっていった。 今の身分と年齢を思えば、ラウマが小さな手作業に没頭する姿は、いささか子供じみて見えるかもしれない。だが考えてみれば、幼い頃、書庫にこもって本の山に埋もれていたあの時間を、誰も大人びているとは思わなかった。 そうして、ラウマは心置きなく子供たちと部屋の隅で、大きな瓶三つ分も紙の星を作った。ゲーム内テキスト
月の輪
ラウマは月の輪の存在に深く感謝し、自らも一つ持っていることを嬉しく思った。だが正直に言って、その存在が彼女を少なからず困惑させたことも事実だ。というのも、どうやってそれを手に入れたのか、思い出せないからだ。 サライカおばあさんによると、彼女の月の輪は産着から落ちてきたものらしい。両親は新しい命の誕生に夢中で記憶は曖昧だったが、その話を確かに肯定した。 彼女の悩みを他人に話しても、きっと困惑されるだけだろう。生まれながらに月の輪を持っているのは、喜ばしいことではないのか?何を悩む必要があるのか? どうやら、彼女を除いて、誰も生まれたばかりの乳児のそばに月の輪が現れたことを問題とは思っていないらしい。「詠月使様のことですから、どんな奇跡が起きても不思議ではありません。」 ラウマは言葉に窮した。物事の起源を知りたいと思うことは、人の好奇心に即した実に自然な願いのはずだ。だが、書庫の資料を隅々まで調べても、納得のいく答えは見つからなかった。 ラウマはその疑問を手放すことができず、後に月の少女と出会った際、尋ねずにはいられなかった。 クータルの返答は極めてシンプルだった——「え?」 …これを踏まえ、最も有力と思える説明は「ヒュペルボレイア」に由来するものとなる。黄金の国は長い歴史を持ち、空に三つの月が昇っていた時代にまで遡る。彼らは月の潮汐を利用して魔法を駆動する術を学んだが、月の潮汐の影響を受けた一部の人々の頭に、鹿の角のようなものが生えるようになったという。 だが、その時代に、世界に月の輪というものが存在していたのだろうか。 ラウマが眉をひそめてそう考え込んでいると、独り言が漏れていたのか、通りがかった子供が大きな声で尋ねてきた。「ラウマお姉ちゃんは、月の輪があるから、頭の角がそんなに長くなったの?」 ラウマはさらに眉をひそめた。「それは…たぶん…すまない、私にも分からないのだ。」 子供をがっかりさせることは、ラウマにとって望ましいことではなかった。しかし意外なことに、問いに対する答えが返ってこなかったからと言って、特に落ち込む様子は見せなかった。 「あっ!」彼は目を輝かせて言った。「もしかして、角が一番長いからラウマお姉ちゃんは月の輪をもらったの?」 一瞬、ラウマは心の奥底でその答えを受け入れたくなった。なんと巧妙なことか。この前から後へ、そして後から前へと続く因果の輪廻は、多くの問題を説明する(ごまかす)のに使えそうだった。 だが、彼女はすぐに自分を制した——嘘という罠に陥らないように。 あるいは、これこそが月の輪の役割なのかもしれない。つまり、彼女に課された戒め、制限、そして責任の象徴だ。 そして彼女は、その謎めいた月の輪を握りしめ、心の中で三つの戒律を再び唱えた。ゲーム内テキスト
本人のボイス 69件/他キャラがラウマについて語るボイス 8件。