ミカ
命ノ星座:森鳩座 誕生日:8/11
所属:西風騎士団 CV:三瓶由布子
人物
平凡な家庭に生まれた若い騎士。小隊では「前進測量士」を担当している。控えめで慎重な性格の持ち主。[1]
ミカは愛情あふれる和やかな家庭で育った——母はモンドの風土作家で、父は退役した西風騎士、兄のホフマンは現役の騎士団の一員だ。 ミカが読み書きを学びはじめたばかりの頃、両親は新しい本の取材で旅に出ており、幼いミカの世話は兄のホフマンに任されていた。 しかし兄はすっかり騎士団の仲間たちに馴染み、昼は真面目に仕事をして、夜は酒に溺れるという暮らしを送っており…本人がこの有様のため、彼が弟の面倒を見ることなどできるわけもなかった。 そして反対に、ミカのほうが幼い頃からきちんとした生活習慣を身につけることになる。昼は自分の面倒を見て、夜になると兄の面倒を見ていた。ほとんどの子供がまだのんびりと遊ぶだけだった頃、幼いミカは自分できちんと生活できていた上に、ホフマンの衣食住まで手伝っていた。 両親は安否を伝えるため、手紙を毎週モンドに届けるよう人に頼んでいた。母は筆が立ち、彼女が道沿いの風景を描写するために用いる言葉の数々は童話のように魅力的だった。幼いミカは手紙と照らし合わせながら地図を読み、両親のいる場所を確認して、彼らの旅のルートを描くのが好きだった。そうして両親の旅における不思議な出来事を想像するのが、ミカにとって最も楽しいことだったのだ。 いつの間にか幼いミカは地図を読むことが好きになり、多くの場所の地形をすらすらと暗唱できるようになった。 しかし、そこにホフマンから残念な知らせが届く——「おふくろと親父が残してくれたモンドの地図だが、あれは古すぎる。最初にあの地図が描かれた時点では、精度も大したことなかったはずだ。あまり覚える意味はないかもしれないぞ。」 しかし、それは仕方のないことだった。野外で自由に行動できる人間のほとんどは、頭に依頼とモラのことしかない冒険者だ。地図?そんなもの、使えればそれでいい、と。 一方、地図を描ける人間の多くは戦闘に長けておらず、限られた収入でボディガードを雇うこともできない。彼らにとってそのために自ら野外に行くのは大変な危険を伴った。 騎士団の予算に余裕ができれば、この問題を解決するために専門家を雇うことができるかもしれない。しかし今の平和なモンドで、この件がいつ議題に上るかは誰にも分からなかった。 ミカは幼いなりに考えた——父と母のように、地図の隅々まで歩き回り、足元の大地を細かいところまで記録する…それ以上に面白いことなんて、この世にはないはずだ。 そして、ミカは明確な人生の目標を持つようになった—— 「僕が、地図を描く専門家になるよ。」 ゲーム内「キャラクターストーリー1」
周囲からの評
声優
| 日本語 | 三瓶由布子 |
| 英語 | Robb Moreira |
| 中国語 | 邓宥希 |
| 韓国語 | 윤은서 |
出典
- ゲーム内キャラクタープロフィール
- ゲーム内キャラクターストーリー
- 魔神任務/ゲーム内キャラクターストーリー
- ゲーム内ボイス
レベル
90計算式は既知の4キャラ・12項目で照合済み(誤差0)。突破は各レベル帯の最大段階。
天賦戦闘3・固有3
説明はゲーム内テキストの全文。数値は天賦Lv10時点のもの。

通常攻撃
クロスボウと槍の組み合わせによる最大5段の連続攻撃を行う。
重撃
一定のスタミナを消費して前方に突進し、経路上の敵にダメージを与える。
落下攻撃
空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 1段ダメージ | 85.5% |
| 2段ダメージ | 82.0% |
| 3段ダメージ | 107.7% |
| 4段ダメージ | 54.6%+54.6% |
| 5段ダメージ | 140.1% |
| 重撃ダメージ | 222.9% |
| 重撃スタミナ消費 | 25.0 |
| 落下期間のダメージ | 126.4% |
| 低空/高空落下攻撃ダメージ | 252.7%/315.6% |

クロスボウを利用して敵を攻撃し、周囲チーム全員に霊風状態を付与する。霊風状態中のキャラクターがフィールド上にいる時、攻撃速度がアップする。
一回押しと長押しによって発生する効果が変わる。
一回押し
敵を貫く流霜の矢を素早く放って、命中した敵に氷元素ダメージを与える。
長押し
照準モードに入り、ロックした敵1体に氷星のビーコンを放って、氷元素ダメージを与える。氷星のビーコンは命中した後に上昇して爆発し、周囲にいる最大3体の他の敵に氷星のシャードを発射して、氷元素ダメージを与える。
霜天の下、それは星芒なり。
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 流霜の矢のダメージ | 121.0% |
| 氷星のビーコンのダメージ | 151.2% |
| 氷星のシャードのダメージ | 45.4% |
| 攻撃速度アップ | 22.0% |
| 霊風の継続時間 | 12.0秒 |
| クールタイム | 15.0秒 |

騎士団の祈祷で仲間を鼓舞し、勇往邁進の力を導き出して周囲のチーム全員のHPを回復して鷹の羽状態を付与する。回復量はミカのHP上限によって決まる。
鷹の羽
鷹の羽状態にあるフィールド上キャラクターの通常攻撃が敵に命中すると、ミカは該当キャラクターのHPを回復する、回復量はミカのHP上限によって決まる。
この状態にあるキャラクターは、短期間に最大1回だけこの方法でHPを回復できる。
「窮地の中に希望を抱き、順調な時は警戒を怠らぬ…何故なら、その純白の羽根は、やがて彷徨う旅者を導くからだ。」
| 倍率など | Lv10 |
|---|---|
| 発動時の回復量 | HP上限21.9%+2578.6736 |
| 鷹の羽の回復量 | HP上限4.4%+514.73846 |
| 鷹の羽の回復間隔 | 2.5秒 |
| 鷹の羽の継続時間 | 15.0秒 |
| クールタイム | 18.0秒 |
| 元素エネルギー | 70 |

次の状況において、スターフロストスワールの霊風状態に偵察効果を追加し、フィールド上キャラクターの物理ダメージ+10%。
·流霜の矢が複数の敵に命中すると、2体目以降、敵1体につき1層ずつ偵察効果が追加される。
·氷星のシャードが敵に命中した時、1層の偵察効果が生成される。各氷星のシャードにつき1回のみ発動可能。
霊風状態の偵察効果は最大3層まで重ね掛け可能。継続時間中、スターフロストスワールを再発動すると、既存の霊風状態とその偵察効果が先にクリアされる。

スカイフェザーソングの鷹の羽状態と、スターフロストスワールの霊風状態が同時に付与されているフィールド上キャラクターが攻撃をして会心を発生させた時、霊風状態は固有天賦「速射牽制」の偵察効果を1層生成する。1回の霊風状態の継続時間中、この方法で生成できる偵察効果は1層まで。
また、霊風状態における偵察効果の重ね掛け層数の上限+1。
固有天賦「速射牽制」を解放する必要がある。

ミニマップで周囲のモンド地域の特産の位置を表示する。
命ノ星座全6重
同じキャラをもう1体引くと1重ずつ開く。第3重と第5重は元素スキル・元素爆発のレベルが上がる枠で、 残りの4つが挙動そのものを変える。

スターフロストスワールによる霊風状態は、スカイフェザーソングの鷹の羽状態のHP回復間隔を短縮できるようになる。なお、短縮する割合は霊風状態による攻撃速度アップの割合と同一。

スターフロストスワールの流霜の矢が最初に敵に命中した時、または氷星のビーコンが敵に命中した時、固有天賦「速射牽制」の偵察効果が1層生成される。
固有天賦「速射牽制」を解放する必要がある。

スカイフェザーソングのスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。

ミカ自身によるスカイフェザーソングの鷹の羽状態がチームにいるキャラクターのHPを回復した時、ミカの元素エネルギーを3回復する。1回のスカイフェザーソングの鷹の羽状態で、元素エネルギーは最大5回まで回復できる。

スターフロストスワールのスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。

スターフロストスワールの霊風状態における偵察効果の重ね掛け層数の上限+1。固有天賦「速射牽制」を解放する必要がある。
また、霊風状態にあるフィールド上キャラクターは、物理ダメージの会心ダメージ+60%。
育成
推奨(聖遺物・武器・編成)は原神 Wiki* のこのキャラのページに載っている構成の名前と並び順をそのまま写したもの。選ばれている理由や評価は向こうの本文にある。素材の必要数はゲームデータそのもの。
聖遺物
| 部位 | メインOP |
|---|---|
武器
並びは推奨順。
| 武器 | レア | 入手 |
|---|---|---|
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★★★★ | イベント |
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★★★★ | 鍛造 |
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★★★ | 祈願 |
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★★★★ | 祈願 |
| 星鎌・試作(データ未収録) | ★★★★ | 鍛造 |
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★★★★ | 釣り |
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★★★★★ | 限定祈願 |
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★★★★ | 鍛造 |
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★★★★ | イベント |
編成例
3原神 Wiki* に載っている編成の名前とメンバー。
必要な素材
ここはゲームデータそのもの。モラは突破と天賦を合わせて 5,377,500。
突破(Lv90まで)
天賦(戦闘天賦3種をLv10まで)
1種だけ上げるならおよそ3分の1。知恵の冠は1種につき1個。
ゲーム内のキャラクターストーリー全 8件。原文のまま。
キャラクター詳細
騎士団本部に来るたび、ミカはいつも同僚との業務連絡をできるだけ早く終わらせ、こっそりと離れていく。誰かの仕事のペースを邪魔したくない、そう彼は思っているからだ。 ミカは話しかけられると、過度に緊張してしまう傾向にある。礼儀正しく雑談を終えるやいなや、彼は慌てたように逃げ出すのだ。 騎士たちはこの若者の名がミカと言うこと、彼が同僚ホフマンの弟、つまりシュミット家の次男坊であり、今は遊撃小隊に属していることを知っている。 だがミカの仕事や、いま騎士団で広く使われている新しいバージョンの軍用地図が彼の手によるものだということを、彼らは知らない。 そうした地図には、モンド周辺にあるほとんどのエリアの地形データや、大量の実用的な注釈がまとめられている—— すべての道の状況や、潜在的な魔物の密集地域、占拠できる高地の位置に、自然資源の種類と開発状況など…その詳しさたるや目まいがするほどだ。 それらはすべて、ミカが二年間をかけて、自らモンドの各地を歩き回り観測した成果である。 ミカと一緒に戦ったことのある数少ない騎士は、彼の戦闘スタイルについても知っている。ミカは槍とクロスボウを同時に扱うことに長けており、そうした戦い方が彼らの印象に残るのは当然のことだった。 だが彼らはみな、ミカからこう頼まれていた——彼のことを、なるべく他の人には話さないでほしい、と。 「ミカは注目されるのが怖いんだ。褒められるのはもちろん、人に見つめられるだけでとても緊張してしまうんだと。だから世話になった身として、先輩として、俺たちがあの子の気持ちを汲んでやるのは当たり前のことだろ。」ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー1
ミカは愛情あふれる和やかな家庭で育った——母はモンドの風土作家で、父は退役した西風騎士、兄のホフマンは現役の騎士団の一員だ。 ミカが読み書きを学びはじめたばかりの頃、両親は新しい本の取材で旅に出ており、幼いミカの世話は兄のホフマンに任されていた。 しかし兄はすっかり騎士団の仲間たちに馴染み、昼は真面目に仕事をして、夜は酒に溺れるという暮らしを送っており…本人がこの有様のため、彼が弟の面倒を見ることなどできるわけもなかった。 そして反対に、ミカのほうが幼い頃からきちんとした生活習慣を身につけることになる。昼は自分の面倒を見て、夜になると兄の面倒を見ていた。ほとんどの子供がまだのんびりと遊ぶだけだった頃、幼いミカは自分できちんと生活できていた上に、ホフマンの衣食住まで手伝っていた。 両親は安否を伝えるため、手紙を毎週モンドに届けるよう人に頼んでいた。母は筆が立ち、彼女が道沿いの風景を描写するために用いる言葉の数々は童話のように魅力的だった。幼いミカは手紙と照らし合わせながら地図を読み、両親のいる場所を確認して、彼らの旅のルートを描くのが好きだった。そうして両親の旅における不思議な出来事を想像するのが、ミカにとって最も楽しいことだったのだ。 いつの間にか幼いミカは地図を読むことが好きになり、多くの場所の地形をすらすらと暗唱できるようになった。 しかし、そこにホフマンから残念な知らせが届く——「おふくろと親父が残してくれたモンドの地図だが、あれは古すぎる。最初にあの地図が描かれた時点では、精度も大したことなかったはずだ。あまり覚える意味はないかもしれないぞ。」 しかし、それは仕方のないことだった。野外で自由に行動できる人間のほとんどは、頭に依頼とモラのことしかない冒険者だ。地図?そんなもの、使えればそれでいい、と。 一方、地図を描ける人間の多くは戦闘に長けておらず、限られた収入でボディガードを雇うこともできない。彼らにとってそのために自ら野外に行くのは大変な危険を伴った。 騎士団の予算に余裕ができれば、この問題を解決するために専門家を雇うことができるかもしれない。しかし今の平和なモンドで、この件がいつ議題に上るかは誰にも分からなかった。 ミカは幼いなりに考えた——父と母のように、地図の隅々まで歩き回り、足元の大地を細かいところまで記録する…それ以上に面白いことなんて、この世にはないはずだ。 そして、ミカは明確な人生の目標を持つようになった—— 「僕が、地図を描く専門家になるよ。」ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー2
両親がモンドに戻った後、ミカは自分の夢を打ち明けた。それを聞いた彼らは大喜びし、彼を全力でサポートすると約束した。 その日から、ミカは図書館でテイワットの地理に関する勉強と、絵を描く練習に没頭するようになった。 リサはこの礼儀正しく、才能がある上に勤勉な少年を気に入ったようだ。彼女はよくミカが本を探すのを手伝ったり、彼が遠回りをしないよう導いてやったりした。 長きにわたって研鑽を積んだミカの能力は、やがてリサに認められ——「今のあなたなら教令院の選抜に応募しても、本当に受かるかもしれないわよ。」とまで言わしめた。 その後、ミカが外を調査する機会を探り始めたころ、ちょうど図書館で知り合いになったエラ·マスクが離れた野外にヒルチャールと交流しに行くため、道案内のガイドを必要としていた。 それが、ミカの初めての仕事となった。最終的に二人は無事目的地までたどり着いたものの、ヒルチャールとの交流はうまく行かず、彼らにこてんぱんにされたのだった… ミカはこの挫折を、自分の力が足りなかったせいだとした——「自分を守る術を身につけなければ、見知らぬエリアを探索することはできません。」 その一件の後、ミカは地理の勉強と同じくらいの気合を入れて、兄と共に戦闘技術を学び始めた。生まれ持った体質か、ミカはすぐにそれらを身につけていった。 ちょうどその時、騎士団が三年後に控える遠征の計画が起草された。彼らはまだ人手を募っており、その中には「前進測量士」という役職があった。 その応募条件は非常に厳しく、まず応募者は地図を描ける能力を持つこと、そして危険な環境に身を置くため、部隊の前衛を長期的に担えて、魔物と戦う方法を知っていることが求められた。 ミカにとってのチャンスが来た。それは想像よりも素晴らしかったが、同時に思わず尻込みしてしまうものだった… というのもミカは自分の能力を生かすなら、せいぜい外部から助言する役として部隊に加わる程度だろう、と考えていた。まさか騎士団が募集しているのが正規メンバーで、しかも前衛を務めるような精鋭だとは思ってもみなかったのだ。このような「強者だけが担える」大任、果たして自分にその資格はあるのか——彼はそう不安に思い、躊躇したこともあった。 しかし幸いにも、父と兄の励ましがその不安を払拭してくれた。彼らの言葉をミカはずっと心に刻んでいる—— 「自分に多くを求めなくてもいい。チームのために全力を尽くすことができれば、それは自分の責任を全うしたと言えるだろう。」 「ほとんどの西風騎士は俺たちのような普通の人間だ。そうした人々が、素晴らしいチームワークで任務を成し遂げる。それは一人の強者にも劣らないことなんだぞ。」 こうして、ミカはそのチャンスを逃さず、西風騎士団に応募した。 少なくともこれからは、自分の愛することを仕事にできる。そう考えて、ミカは自分を落ち着けたのだった。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー3
ミカが選抜に応募したという噂は、たちまち西風騎士団中に広がった。 「ホフマンの弟も騎士団に入るらしいぞ!まさか、いつも酔っ払いの面倒を見てたあのミカ坊がなあ!」 自分がこれほど注目されるとは、無垢なミカは想像もしなかった。彼は緊張のあまり呼吸が速くなり、心臓はバクバクと跳ねた——うまく行かなければ父に恥をかけ、兄も非難されることになる。ひいてはシュミット家の名に泥を塗ってしまう、と彼は心配になった。 シュミット家はすでに何人も入団者を輩出した家であり、騎士団は公平性担保のため選抜の難易度を上げると共に、その過程を民衆に公開することにした。 実際の遠征で遭遇するであろう状況を踏まえ、試験官のガイアは過酷とも言えるほどの課題を出した—— 鎧を着て重荷を背負いながら、限られた物資を頼りに、制限時間内にドラゴンスパインの中腹まで行くこと。 そして何も参考にできる情報がない状態で、魔物の襲撃に耐えながら、特定のエリアの地図を描き直すこと… 幸いミカはこのためにたくさん準備をしたため、全力を尽くして最も厳しいステージを突破し、三人の合格者のうちの一人となれた。 試験中、他の受験者の二人は多かれ少なかれミカからの助けを得ていた。なぜならミカにとって彼らはライバルではなく、将来の同僚だったからである。 大団長ファルカはチームワークを重んじるこの新人を高く評価し、他の二人をそれぞれ騎兵小隊と調査小隊に配属させたうえで、ミカを遠征に同行させることにした。 それだけでなく、毎週ファルカは時間を割いてミカに戦闘技術を教え、様々な「課題」を出した。 その後、ミカは遊撃小隊に編入されることになった。あの特別個性的な隊長に接する過程でチームにおけるコミュニケーション能力を磨き、エリートの集まる遠征隊に早く慣れることができるように。 こうして、騎士団に入ったミカは遊撃小隊で職務を遂行し、前進測量士として危険な地域で鍛錬を続けている。それと同時にファルカの指導を受け、地図を描く以外の能力を伸ばし続けてもいる。 素直な若き新人であるミカは徐々に成長して、より冷静で頼もしい存在になっていた。ただ、本人はまだそれに気づいていないようだ。ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー4
長きにわたる実戦で鍛えられ、ミカは二年と経たないうちに遊撃小隊のコアメンバーとなって、数え切れないほどの任務をこなした。 やがて計画の日が訪れ、遠征隊がまもなく旅立つというとき。 壮行会で、大団長ファルカはミカの右腕の「神の目」に明らかに嬉しそうな驚きを見せた。だが、何度かミカと手合わせした後、大団長は「素晴らしいが、まだまだ足りんな。」という評価を残した。 当時のミカには、まだ大団長のその言葉が理解できていなかった。遠征隊が出発し、危険なエリアに足を踏み入れて初めて、ようやくミカは大団長がどのような魔物を基準としていたのか、段々と理解できるようになる。 あれら名状しがたき彷徨える「もの」は、はぐれた騎士にとって悪夢のような存在であった。 前衛たちの偵察の進み具合は、遠征隊全体の前進速度に直結する。出動が最も頻繁な日々にあっては、ミカは一日にたったの三十分しか休むことができなかった。 未曾有のプレッシャーに息が詰まりそうになるミカだったが、そうした未知なる危険の他に更にもう一つ、虎視眈々と窺う勢力があった… とある疲れた夜、休憩に入ろうとしたミカは突然、別の小隊の前衛から警告を受けた——騎士団が敵と遭遇したのだ。 ミカが慌てて駆けつけた時には、ファルカがすでに精鋭たちを集めて戦闘態勢を整えていた。 夜の闇に、背の高い兵士たちの壁が微かに見える。まるで生気のない戦う機械のように、彼らは静かに立っていた。 そして、敵の戦線の中央には漆黒の鋭利な人影。その顔はまるで火の光では照らすことができないかのごとく、人の心を奪うような暗い光だけが、その幽幽たる青い双眸から溢れ出ていた。 やがてミカは仲間から、相手の正体を聞かされた——ファデュイ執行官「隊長」、および彼の直属の尖兵たち。 西風騎士団の前衛がファデュイの前哨と遭遇してしまい、神経を過敏にした双方の増援合戦の末、ついにはお互いの最高責任者が出張る事態になったらしい。 空気に漂う硝煙の臭いは強烈で、危機感を覚えたミカの手足は痺れ、冷たくなった。 もし対峙が衝突へと変わっとき、自分はどうすればいいのか。 特にあの執行官…彼の何気ない一撃さえ、自分には受け流せないだろう、そうミカは思っていた。 雑念と重度の疲労でミカの呼吸は速くなり、集中が困難になった。 しかし、ファルカは余裕綽々という態度で遠くの相手に挨拶すると、武器を手に一人「隊長」のほうへ歩み寄った。「隊長」も部下に待機するよう指示して、ゆっくりと前に出る。 双方が極度の緊張状態にあるなか、ファルカは「隊長」と短い話し合いの末、合意に至ったようだった。 漆黒の人影が手を少し上げると、ファデュイの尖兵たちは音もなく幽霊のように消えていった。 その場にいた西風騎士たちはみな長い安堵のため息をつき、中には身震いする者もいた。しかし騎士団の戦線に戻ったファルカは、落ち着いた態度のままこう言った—— 「なんて偶然だ!こんな状況でなければ、あいつとは機を見てやり合ってみたいと思ってたんだがな!」 「あいつも意地を張るようなやつじゃない。見知らぬ土地で争うことが、お互いにとって不利益になるとわかってる…」 その時初めて、ミカは自分が戦争の導火線を跨いでいたことを、深く意識させられた。幸い、その導火線は点火されずに済んだのだが。 「隊長」の強烈な威圧感、そして大団長の危機における冷静な機転…この対峙は、ミカの記憶に深く刻まれた。 ミカはどんどん力をつけてこそいたが、このような事態に平然と対応できるようになるには、まだまだ先は長そうだった。 チームに全力を尽くすことで満足するのではなく、もっと努力し、もっと信頼されるようになり、あらゆる不測の事態を適切に処理できなければならない、そう彼は長いこと反省していた…ゲーム内テキスト
キャラクターストーリー5
幸い、続く遠征の行程でミカはそれ以上危険に直面することなく、最も困難な時期を無事乗り切った。 そしてモンドの「ブリーズブリュー祭」期間中、ミカは大団長の手紙を携えてモンドへと戻り、遊撃小隊に帰還した。 遊撃小隊の仲間たちは歓喜しながらも驚いた——ミカの実力は、今や前衛三人分の仕事を一人でも余裕でこなせるほど目覚ましい進歩を遂げていたのだ。 大団長の手紙には、詳細は省かれつつもファデュイのことが書かれており、そしてミカが大団長の直属だったことを考えると…仲間たちの間で雑談が続くなか、とある奇妙な論理の連鎖が生まれた。—— 「ミカはファデュイと手合わせしたに違いない!それも恐らくファデュイの精鋭と!それどころか、大団長と一緒に執行官とさえ戦ったかもしれないぞ!」 「でなければ、急にあそこまで強くなれるはずがない!今や、ミカも俺たちの大英雄だ。今のミカになら、どんなことだって頼めるぞ!」 実のところ、ミカは確かに遠征で充分に鍛えられたとはいえ、遠征に同行した他の西風騎士たちもみな程度の差こそあれ練度は上がっていた。ただ、彼らがまだ帰ってきておらず、比較する対象がいないというだけの話であった。 こうした荒唐無稽な噂にどう釈明すればいいかわからず、ミカはジンとガイアに相談を持ちかけた。 ジンは各小隊の責任者に、冷静さを保ち、証拠に欠く情報を流さないようにと慎重に伝えた。また、遠征に関わる多くの事柄は軍事機密であり、もとより慎重に扱うべきであると釘を刺したのだった。 一方、ガイアはそれに納得せず、冗談めかしてこう言った——「西風騎士たちはみな、多かれ少なかれファデュイに不平不満がある。『ミカがファデュイをやっつけた』なんて、なかなか士気の上がりそうな噂じゃないか。」 とにかく、代理団長はすでに状況を把握していたうえ、誰か他人に迷惑をかけたわけでもなかったので…ミカもそれ以上取り乱すことはしなかった。 彼はいつも通り職務を執行し、助けを求める仲間に全力で手を差し伸べる。 ただ、誇張された噂が流れ、皆に信用されすぎるというのも、それはそれで困ったことのようだ… 最近は新しい地図の貸出や、武器のメンテナンス依頼、さらに遊撃小隊のレーションを一口たかろうとする者が現れるなど、ミカを頼る仲間は増える一方だ。 「前進測量士の勢い」にあやかり、ミカのように早く成長したいと皆思っているのだろう。ゲーム内テキスト
「統合型前進測量装置」
ミカが持ち歩く精巧な作りの装置。分厚い本のような形をしている。 この装置は、ミカが調査小隊の技術者とともに開発したものであり、主要な部品はアルベドの最新の錬金術の成果に基づいている—— 装置の中にはメモ帳がセットされていて、情報を記録することができる。各ページは素早く取り外して置き換えられるため、そのまま簡単に地図を作成することができるのだ。 ケース背面の板材には精巧な模様が刻まれている。この模様に元素力を注ぎ込むことで背面の菱形の部品が作動し、目標区画に向けて探測用の「波束」を発射できる。 「波束」がターゲットに当たり跳ね返ったエコーを受信し、送信と受信の時間差を計算することで、対象との距離を正確に測定することができる。さらに「波束」を出す間隔を速め、幅を大きくすることで、狭い範囲の地形を立体的にトレースすることも可能だ。 この機能を使えば、地図を描くうえで精度の大幅な向上が見込める。ただ残念ながら、探測で得られるすべての情報とその計算過程は、使用者の頭脳で処理する必要がある。 この機能を正しく使いこなせるのは、対象となる地形に精通し、平面地図を正確に記憶でき、高い空間認識能力を持つエリートだけだ。 そのため、この装置をスムーズに扱える前進測量士はミカだけであり、故に頻繁に使われるべきものでもない。 他の小隊に配備される予定だった改良型装備も、結局はミカの装備のためのスペアとして保管されることになった。 この装置は最も優秀な前進測量士であるミカの腕利きの助手であり、名誉の象徴でもある。だが、ミカはその素晴らしさを他の誰かに語ることはなかった。 ミカからすれば、それでは自慢しているようになってしまうし、それでアルベドに余計な仕事をさせてしまうかもしれない…そうして誰かに迷惑をかけてしまうのは、ミカとしては本意ではないのだ。ゲーム内テキスト
神の目
ミカはかつて、生死の狭間に陥るような危機を経験した。 それは遊撃小隊に入ってまもない頃のこと。任務を引き受けたミカはいつも通り単独で行動し、情報が古くなったエリアに行き、そこの地形を詳しく描き直すことにした。 彼は廃墟の中に忍び込んだが、誤って崖際の石を落とし、暗闇にいた二人のアビスの魔術師を引きつけてしまった。 炎が絡み合い、元素の奔流が一瞬にしてミカを包み込む。まるで彼をすり潰して蒸し焼きにし、魔物の佳肴にでもするかのように。 痛みとパニックが五感を侵すなか、ミカの意識に残ったのはただ一つ——この敵から逃げ切り、後方の仲間たちに知らせることだった。 「たとえ遊撃小隊の先輩たちでも…このように待ち伏せされれば…きっと危機に陥ってしまいます!」 前進測量士の責務は、まさに仲間をこうした窮地に立たせないことにある。 アビスの魔術師たちがしめたと手を叩き、他の潜伏している魔物たちの偽装を解こうとした時、回転する槍が炎の幕を切り裂き、満天の氷霧が廃墟に満ちた熱を抑えこんだ。 彼らが気付いたころにはミカはもう遠くへと逃げており、そして彼は声を大にして謝罪した—— 「ごめんなさい!次からは先にノックして、先輩たちに正々堂々あなたたちと対決してもらうようにしますから!」 そして、ミカの言った「次」はすぐに訪れる。情報を掴んだ遊撃小隊の主力が続々と到着し、それら伏兵を慎重に片付けた。 同僚たちは、アビスの魔術師たちの元素バリアがすでにぼろぼろになっていたことに驚いていたが、ミカの右腕に光り輝く「神の目」があるの見て、合点がいったようだった… その日、遊撃小隊の夕食会はひときわ豪華なものになった。皆ミカのために祝杯をあげたが、彼自身はまだ恐怖が収まりきらず、何が起こったのか、まるで理解できていないようだった。ゲーム内テキスト
本人のボイス 77件/他キャラがミカについて語るボイス 8件。