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ローエン
人物 / モンド

ローエン

★★★★★
長柄武器 2026/06/09
称号:鋭鋒の矢
命ノ星座:騎士兎座 誕生日:4/3
所属:西風騎士団 CV:天﨑滉平
西風騎士団遠距離小隊副隊長。型破りな行動を取り、常軌を逸した戦術を好む騎士。

人物

西風騎士団遠距離小隊副隊長。型破りな行動を取り、常軌を逸した戦術を好む騎士。[1]

ローエンの記憶の中で、彼が初めて手にしたおもちゃは、小さく柔らかい弓だった。 寡黙な父は上質な杉材を選んで弓を作り、几帳面な母は革を裁断し、何度も揉みほぐしてより合わせたものを弦とした。 たとえおもちゃであっても、父と母は普段の弓作りの工程と同じように、一切手を抜くことなくそれを完成させた。 しかし、幼いローエンの期待に反して、父が弓の引き方や矢のつがえ方を教えることはなかった。 当時のローエンに許されたのは、両親の動作を真似ることだけだった。弓の点検や油を使った手入れ、弦にロウを塗る方法を見て学ぶ。毎日のように何度も何度も、ひたすら繰り返した。 「ローエン、私たちの先祖はこう言っていた。『弓とは一貫性を重んじるもの。我が家系は代々弓造りを生業としているのだから、弓の如く生き、すべての行いに絶対的な一貫性を保たなければならない。』」 毎朝の日課である祈りの時間になると、ローエンの両親は決まってこの話をした。 規則正しい生活、実直な労働、そして平穏な暮らし。 ローエンが生まれる前、両親はすでに二十余年をそのように過ごしてきた。そして彼が生まれてからの十数年間も、そのすべてが少しも変わることはなかった。 言葉を覚え始めた頃から弓矢の手入れに熟達するまでの間に、ローエンは気づいてしまった。どうやら自分は、すでに生涯の軌道が見えてしまったようだ——おそらく、老いて木目の裂け目すら見えなくなるその日まで、自分の命は波ひとつ立たない日々の中ですり減っていくのだろう。 確かに、矢は倉庫に収めておくことはできる。だが、そこに在り続ける運命にはない。そしてローエンの自由奔放な天性もまた、平穏な生活に縛られる運命にない。 幼いローエンは再び矢じりを磨き、影に映る深紅を秘めた瞳と見つめ合った。 それはただ、弦を離れる瞬間を待っている… そしてそれは、間もなく訪れた。 ある何気ない日のこと、ローエンはいつものように荷車に座り、父親と共にモンドへ注文の品を届けに向かった。 だが、その旅は穏やかなものではなかった——よく訓練された覆面の盗賊たちが、彼らの荷を狙っていたのだ。 父は慌ててローエンを幌を張った荷台の中に押し込み、じっとして声を出さないよう言い聞かせた。そして大声を張り上げ、盗賊たちを引き離すか、あるいは近くにいるかも分からない騎士団の救援を呼ぼうとした。 荷車には、巨石をも穿つほどの弓と鋭い矢が積み込まれていたというのに… 父は長年弓矢を試射した経験から、すでに一流の射手としての実力を備えていたというのに… 盗賊たちは意図的に、あるいは偶然か、父を荷車から遠ざけようとしていたというのに… しかし、平穏な生活に慣れきっていた父は混乱に陥り、疑うことも、武力による抵抗もできずにいた。 荷車の外は次第に静かになり、やがて幌が開かれた——しかし、ローエンの目に映ったのは盗賊を追い払った父でも、救援に駆けつけた騎士でもなく、覆面をかぶった黒衣の集団だった。 彼らは強引にローエンを連れ去った。逃げようとしても、万力のように大きく力強い手に捕まってしまえば、どうあがこうと徒労にすぎない。 この時のローエンには、自分が誰の陰謀に巻き込まれたのかも、どこへ連れ去られたのかも知る由もなかった。 幼いローエンは閉ざされた牢屋の中で黙って座り込み、ただ考えていた。 もし父が弓を構えてあの盗賊たちと対峙していれば、奴らにつけ入る隙など与えなかっただろう。もし自分がもっと機敏だったら、奴らが手を下す前にどこかへ隠れられたはずだ。 隣の牢屋では、ほかにさらわれてきた子供たちの泣き声が激しさを増す。一方、ローエンは誰にも見られないように、荷車から密かに持ち出した小さな矢じりを袖に隠した… 風神が子供たちの助けを求める声を聞き届けたのか、あるいは何らかの存在がローエンの力への渇望に応えたのだろうか。 悪党たちが慌ただしく拠点を移す準備をするさなか、ついに正義の代行者たちが現れた。 その先頭に立つ鎧をまとった男は、短弓を手にいとも容易くすべての悪党を打ち倒した。 生け捕りにして尋問するためか、もしくは子供たちへの誤射を避けるためか、彼は刃がついていない矢だけを使って戦っていた。 だが、強大な腕力にかかれば、たとえ鈍い矢であっても十分な威力を発揮する。彼の弓の弦が震えるたびに、「ドスン」と人が倒れる音が伴う。 空を切り裂きながら放物線を描く矢はあまりにも鋭く眩しい。思わず手を動かすことさえ忘れてしまうほどに、幼いローエンの視線は釘付けにされた。 檻を開けたアドルノと目が合い、ローエンはようやく我に返った。 「もし俺があの矢のように力に満ちてたら、こんな縄とっくに切れてたはずだ。それにあのバカ、テオドールの泣き声もこんなに長く聞かずに済んだかもな…」 そんな思いが、幼いローエンの心の底に静かに根付いた。 一方、アドルノが目にしたのは、また別の光景だった。 本来恐怖に震えているはずの少年は冷たい表情を浮かべ、泣き叫ぶ子供たちの中で異様に目立っていた。 そして、彼の手首に固く結ばれていたはずの縄紐には、矢じりによる細かな切れ込みがあった。 ——この子はただ者ではない。どうやら、しっかり目をかけてやる必要がありそうだ… ゲーム内「キャラクターストーリー1」

周囲からの評

ガイア「ローエンについて…」
ローエンのやつ、俺にサインの偽造を頼みに来なくなってしばらく経つな。まさか、手口を覚えたのか?だったとしても、あいつは頭がいいから不思議じゃないが…今度、大団長の筆跡を真似て手紙を送るとしよう。あいつがどれほど習得できたか、見せてもらおうじゃないか。
クレー「ローエンについて…」
ローエンお兄ちゃんはいい人だよ!この前、おいしいものをたーっくさんくれたのに、お返しはクレーのクレヨン一箱だけでいいって!もしローエンお兄ちゃんに時間があったら、ファルカおじさんも呼んで、クレーがお絵描きを教えてあげたいな!
ミカ「ローエンについて…」
ローエンさんを見かけませんでしたか?ついさっき、彼と僕のノートが入れ替わってることに気づいたんです。でも、彼は朝早くから姿が見えなくて…はぁ、きっと一人で魔物の密集地に突っ込んでいったんだと思います…あれほど危険だと言ったのに…もし僕が「隊長」だったら、言うことを聞いてくれたんでしょうけど…いや、うーん…どうでしょう…
ファルカ「ローエンについて…」
あいつときたら、三日に二日は暴れ回る。昔の俺みたいに、強者と戦って栄光を掴み取ることに憧れてるのかと思っていたが…栄光とは関係なく、ただ挑戦が好きなだけだったとはな…はぁ、まあ罠を仕掛けて来られるよりは、外で喧嘩してくれてたほうがマシだが…

声優

日本語天﨑滉平
英語Nick Wolfhard
中国語林婧南
韓国語이상호

出典

  1. ゲーム内キャラクタープロフィール
  2. ゲーム内キャラクターストーリー
  3. 魔神任務/ゲーム内キャラクターストーリー
  4. ゲーム内ボイス