ヴィシャップ
龍の眷属
一次資料での用例
14この言葉が出てくる場面
3「…しかし古代の作家たちはこぞって、栄枯盛衰は世の常で、永久不変のものはないと言った…」 ファデュイが差し向けたスパイの件を解決した後、リオセスリは一人メロピデ要塞付近の海をひと回り泳いでみた。泳いだのはほんの短い時間だったが、帰ってから肌に軽く赤みが出ていることに気がついた。とはいえすぐに元に戻り、医務室で検査をすることもなく、この件を誰かに伝えようともしていない。ここ数年、予言が一歩ずつ現実になりつつあることは、様々な兆しから見て明らかだ。信じる者も信じない者もそれぞれに自分の揺るぎない指針があるがゆえ、その情報を必要としていない。 彼はメロピデ要塞で歴史を研究する罪人に何人か会ったことがある。その数は少ないが、意識のはっきりしている時でもよく突拍子のないことを口にしていた。そして「これは歴史学者にはよくある病気みたいなものでして、公爵様のお気に障りませんように」と言うのだ。もちろん彼らの口から聞く言葉を不快に思うことはなく、その理論に興味さえ抱いた。ある説では、繁栄を極めれば必ず衰退し、やがて再興するのがこの世の常であるならば、レムリアを飲み込んだあの大きな海はいずれ帰ってくるかもしれない、と言われている。そう聞くと、予言がもはや予言には聞こえず、ある種の規則に基づいて得られた推論のように思えてくる。 この理論を信じるか否かについては、他の多くの物事に対してそうであるように、様子見の立場を取っている。というのも、メロピデ要塞では常日頃から「仲裁」を必要とする問題が起きるが、同じ現場にいた目撃者の証言はほとんどの確率で一致しない。それゆえに、存在するあらゆる記録について鵜呑みにしないようにしている。歴史的な記述であればなおさらとなる。叙情的な語りには誇張された表現が当たり前にあるからだ。「…海淵の下の巨龍までもが王に臣従した」…とは言うが、単に特大級のヴィシャップだったりするんじゃないだろうか? こういった輝かしい語りを除いた部分にこそ、彼は目を留める。 まだ先のある人生において、リオセスリはいつも何かしらの目的のために準備をしているようだ。彼はどのような状況下でも、人々が恐慌によって支配されることを望まない。恐慌に陥った個人の感情を取り除けば、後には危機意識と呼ばれるものが残る。危機に対応するために、たとえ無駄骨になろうと彼は何かをしなければならない。 歴史は常に壮大だ。歴史の下では、「人間」と波で砕かれ砂浜に打ち上げられた「貝殻」との間に何の違いもない。彼はウィンガレット号の製造準備を始め、物資と人手を大量につぎ込んだが、それほど期待を抱いているわけではない。これは災禍を逃れるための船であり、文明と栄光をもたらす金色のフォルトゥナ号とは雲泥の差がある。 しかし、結果がどうなろうとこの船を無事に動かすことができたら、少なくともジュリエとルールヴィのケンカは無駄ではなかったことになる。 「…古代の作家たちがいみじくも言ったように、栄枯盛衰は世の常で、永久不変のものはないのだ。」
フォンテーヌでは、様々な理由から法律に奇怪な条文が多く残されてきた。ヌヴィレットもその中の一条に貢献している。「メリュジーヌに対しては物を指す『代名詞』ではなく、人を指す『彼女』を使う」。 一見すると確かに奇怪な条文だが、よく考えてみれば道理にかなったものである。メリュジーヌたちは近現代のフォンテーヌの様々な方面に彩りを添えている。その呼称を発端に彼女たちの平等な権利を主張することは、非常に強いメッセージとなって伝わった。 フォンテーヌの人々は皆、ヌヴィレットの態度がメリュジーヌと人間とで温度差があることに気づいていた。それについて人々は、彼の抑圧された優しさが父の愛情へ変わり、心の拠り所を見つけたのだとしか考えなかった。 これは確かに的を射ているのかもしれない。だが、ヌヴィレットの素性をよく知る人物からすれば少し奇妙に感じるだろう。 ——ヌヴィレットは水の龍である。彼は確かにメリュジーヌを自身の眷属であり後継者、すなわち最も優れた新世代の水のヴィシャップだと見なしている。しかし、それと同時に彼はこの世界の秩序を壊す者であり、神々の審判者、人類の敵でもある。彼はなぜメリュジーヌのために人間の権利を勝ち取ろうとするのだろうか? 旅人を除いて、そのことを彼に質問できる者はいない。そうして彼はこう答えた——「メリュジーヌたちは人間と一緒にいることのほうが好きなのだ。どうしようもできない。」
各国で流行している「テーブルトークシアター」には、実は多くのプレイスタイルがある。騎士たちの戦術的思考を広げるため、暇なときには遠征軍も楽しむことがある。 原理主義者は、ロールプレイと叙述こそがテトシアの中核だと考えるが、ゲームである以上、そこにはルールがある。そしてルールがある限り、それを最大限に利用しようとするプレイヤーが現れる。 「俺のキャラクターは正直で善良な騎士だが、魔剣と遭遇したことがあってな!その邪気を鎮めるために、肌身離さず持ち歩かなければならないんだ…」 「僕はただのどこにでもいるような吟遊詩人だけど、田舎の酒場の噂話で、秘密の魔法の奥義をたくさん聞いてるよ…」 そこからさらに一歩進むと、それぞれの「キャラクター」同士を比較する者が出てくる。 「上級練気士は一ターンで五回も攻撃できるうえに、ジャンプで屋根に登れるのかよ?強すぎだろ!」 「でも、魔法には成す術もないんだろう?天地をひっくり返せる魔法使いの方がすごいさ!」 「ふっふっふ、ここを見るんだな——勇敢な詩人は攻撃と同時に魔法を放つことができる。さらにこのジョブを組み合わせれば…魔法を使えるだけでなく、一ターンに二十回以上も攻撃できる!」 「それはルールブックの穴を突いてるだけだろ!」「実際そう書かれてるんだから、しかたないだろ!」 遠征軍の立体模型の上で巻き起こるこういった論争は、最終的にいつもこの一言に繋がる—— 「大団長——どうですか?」 「大団長」兼「ゲームマスター」であるファルカの返答は、いつも実に単純明快なものだ。 「エックベルト、お前の練気士は六重の見えない壁に閉じ込められた。」「うっ!」 「ヴィンフリート、お前はアビサルヴィシャップに水底へと引きずり込まれた。呪文は唱えられんな。」「ぐっ!」 「ライフヘルム…ルール通り、お前は攻撃しながら魔法を唱えることができる。」「はっはっは!やっぱり僕が最強だった!」 「だが、お前は今それらの魔法をすべて反射する巨獣に遭遇した。ゆっくり戦え。」 何度かの悲鳴が上がった後、三人の騎士のキャラクターはあっけなく「除名」された。 「…一人の力には限りがあるが、俺たちが直面する脅威は無限だ。この戦闘がアビスの目の前で起きたものじゃなくてよかったな。」 ファルカは容赦なく、最後のキャラクターを表す駒を弾き倒した。 「次は敵状をしっかり掴んで、役割を分担してから戦場に突っ込め!ローエンですら『テーブルトークシアター』は一人でするゲームじゃないって分かってるぞ!」 …… 人ひとりの有限な時間、有限な知識のうえで何かを成し遂げるのは不可能に等しい。絶えず変わり続ける敵の前では、なおさらだ。 しかし、散らばった炎を集め、それぞれの炎が目の前を照らせば、やがてそれは星や月光に匹敵する光になる。 「汝にしてみれば、魔神の魂とは恵みではなく猛毒だ…せっかく人としての力を得られたというのに…本当にそれでよいのか?」 遠征軍の出発前夜、奔狼の領主は訪ねてきた騎士にこう問いかけた。 「北風の魔神を殺せるやつは、俺だけじゃない。」 ファルカはいつも通り笑みを浮かべていた。まるで、これから直面する出来事が、日常の一ページに過ぎないかのように。 「だが、北風の魔神に『応え』られるのは、古今東西、北風の騎士だけ…そうだろ?」 「…変わったな。」 北風の王狼は目を閉じた。己の限界を超えるため、幾度となく自分に挑んできた、あの血気盛んな若き騎士の姿が瞼の裏に重なる。 「以前の汝でなら、自らの力を損なうようなことはしなかっただろう。」 「今は、力よりも守るべきものができたからな。」 夜明けの光が奔狼領の枝葉と朝霧を照らし、騎士の鎧を輝かせた。どこからか、野原の風に乗って遠く離れた街の喧騒が聞こえたような気がした。 子供たちの騒ぎ声、老人たちの笑い混じりの小言、金床で金属を打つ音、交わす杯の響き。旗は風になびき、騎士たちは長い隊列を組む… 「それに、今の俺の『力』は…」 ファルカは多くの風雨を耐え抜いてきた大剣を撫でると、再びそれを肩に担いだ。 「——俺の後ろにいるみんなだ。」
そのほかのゲーム内テキスト
40「アビサルヴィシャップの群れ·轟旋」を倒す:#1#/%1%
成年の岩のヴィシャップ。 話によると、ベビーヴィシャップ·岩は長い年月を経験すると、自分を守る甲羅を脱ぎ、「ヴィシャップ·岩」に成長する。しかし、古くて偉大なる「エンシェントヴィシャップ·岩」も含め、彼らヴィシャップ·岩は長年山の下で休眠状態を保ち、動き始めたのは最近の事だ。故にこの説は、いまだ直接的な観測によって証明されていない。
「道行く勇気ある者よ、しばし歩みを止めてくれ。王都の民に伝えてほしいのだ——我々はここで、凶暴なヴィシャップを…匹倒し、使命を果たしたと…」
強大なアビサルヴィシャップの群れ。異なる元素を操り、来る者に怒りをぶつけます。戦闘に入ると、高い威力の「浄魔放射」を放ち、それがキャラクターに命中すると、一定の元素エネルギーを失います。キャラクターの元素エネルギーが不足している場合は、代わりにHPを失います。 短時間内に連続でアビサルヴィシャップ·鳴霜とアビサルヴィシャップ·哮霆を倒せなかった場合、最初に倒したアビサルヴィシャップが復活します。
エンシェントヴィシャップ·岩
虚構からなる「ベビーヴィシャップ·岩」。通常の「ベビーヴィシャップ·岩」と大きな差はない…
アビサルヴィシャップの実験記録。実験中に死亡したヴィシャップはいない。
「フォンテーヌ水域にアビサルヴィシャップがいるわけないだろ。このアホが。」
倒したエンシェントヴィシャップ·岩:#1#/%1%
じゃあ…おまえは本当にヴィシャップの…
すべての者が白夜国を去った後、ここのアビサルヴィシャップは放たれる。そしてやつらの体には、特定の元素と反応を起こす性質がある。
ヴィシャップと大勢の魔物がここを巣窟として住みついた…
山々に生息する、盤石のように固い体を持つヴィシャップ。 ベビーヴィシャップ·岩が長い年月を経験すると、自分を守る甲羅を脱ぎ、「ヴィシャップ·岩」に成長する。
深海に生息するヴィシャップの一族。 光を嫌うのは、視覚器官が弱いからではない。逆に、地表が失われ、無私の日の光が奪われたからこそ、人工的な光が嫌うことになった。
何らかの理由で、ベビーヴィシャップが大切にしているある生き物の骨片。たとえ人間の言葉が分からない生き物でも、このような遺骨に特別な憧れを持っているらしい。
天穹の谷に激しい地鳴りが響き、とうに忘れ去られていた脅威が地震によって蘇った。天穹城遺跡の空洞に鎮座している「エンシェントヴィシャップ·岩」を制圧し、この地の混乱を収めよ!
ありがとうございます。まずは「ヴィシャップ·岩」の痕跡を追跡して、具体的な位置を調査してください。
永い眠りから目覚めたエンシェントヴィシャップ·岩。あらゆる元素の力を吸収でき、水、炎、氷、雷四種類の「原岩噴射」を放つことが出来ます。この攻撃がシールドに守られているキャラクターに命中すると、反動によりエンシェントヴィシャップ·岩はダメージを受けます。もしシールドの元素属性が岩元素、または原岩噴射の元素属性と同一だった場合、より強い反動ダメージを受けます…
虚構からなる「ヴィシャップ·氷」。通常の「ヴィシャップ·氷」と大きな差はない…
エンシェントヴィシャップ·岩の尻尾回転が命中した時、キャラクターの防御力-10%、最大5重まで。
「このたび海祇で選出された勇者と同行し、アビサルヴィシャップがここで行動していることが分かった。」
強大なアビサルヴィシャップの群れ。異なる元素を操り、来る者に怒りをぶつけます。戦闘に入ると、高い威力の「浄魔放射」を放ち、それがキャラクターに命中すると、一定の元素エネルギーを失います。キャラクターの元素エネルギーが不足している場合は、代わりにHPを失います。 短時…
なんとなく覚えてるぞ…一回目の虫相撲大会でオイラたちと一斗に負けた後、一斗のアドバイザーになって…一緒にオニカブトムシでベビーヴィシャップ・岩に挑戦したよな!
アビサルヴィシャップ·原種
そう考えてみると、龍の眷属のヴィシャップに似てる感じもするよな。二本足だし、しっぽもあるし…
ヴィシャップ·岩(Lv.40以上)がドロップ
「道行く勇気ある者よ、しばし歩みを止めてくれ。王都の民に伝えてほしいのだ——我々はここで、凶暴なヴィシャップを匹倒し、使命を果たしたと…」
ヴィシャップの物語から、二つのことを学んだ——
アビサルヴィシャップ·吞雷
集めた手がかりを整理すれば、「ヴィシャップ·岩」の出没位置が見つけられるはずです。
「エンシェントヴィシャップ·岩·冥冬」が氷元素の力を吸収した…
エンシェントヴィシャップ·岩の受ける「原岩噴射」の反動ダメージがダウンする。
アビサルヴィシャップの群れの「浄魔放射」を受けた回数が回未満
アビサルヴィシャップを%1%体倒す
通りすがりのベビーヴィシャップ·岩
アビサルヴィシャップ・原種
挑戦中、ランジットが砲弾を発射して戦闘を支援する。砲弾は「エンシェントヴィシャップ·岩·冥冬」の攻撃を中断すると同時に、大ダメージを与え、「エンシェントヴィシャップ·岩·冥冬」の物理耐性および全元素耐性をダウンさせる。また、砲弾の爆発はフィールドに残っているウロコを一掃してくれる。 マルチプレイ中、積極的戦略を使用できるのはホストのみ。
倒したアビサルヴィシャップ:#1#/%1%
かつて千灯儀式はヴィシャップを追い払うために行われていました。まさに、人間界とヴィシャップ界の衝突です。
細長い、水陸両生の魚類。深海で見られる。生物学的には陸ウナギの異種であり、他のより大きな生き物と共生している。 淵下宮に現れるのは、アビサルヴィシャップ、エイ、あるいは古代の大蛇が、彼らをこの見知らぬ土地まで連れてきたからなのかもしれない。