スネージナヤ
氷の女皇ツァリツァの国。理念は公式未発表
一次資料での用例
26この言葉が出てくる場面
24あのスネージナヤの武人はまだ璃月にいるのか?ハハッ、構わない、彼がお前にちょっかいをかけてきたら、その時は俺を呼ぶといい。
ファデュイ成立以来最も若い執行官として、タルタリヤは束縛を受けずに、自分のやり方を貫き通す資格がある。 このやり方は、ファデュイの中では好ましく思われておらず、他の執行官とも風格がずれていた。しかし、その自分勝手なやり方の裏には、責任に対する堅い覚悟と隙のない慎重さがある。 誇り高い故、彼は必ず約束を守る。不可能に思われる約束であっても、彼が反故することは一度もない。 単騎で巣窟内の龍を全て倒したり、危険な秘境から無事に帰ってきたり、または、一人でとある大貴族の領地を転覆させたり… 約束を果たすだけでなく、その首尾もあざやかなものだ。 ファデュイ執行官の先鋒として、「公子」タルタリヤは常に、スネージナヤの敵の弱点の周りに姿を現し、矛盾が爆発する前に攻撃を仕掛ける。
スネージナヤの噂によると、タルタリヤは14歳から戦場に立っている そして不思議なことに、彼は生まれつき武芸の達人であり、様々な殺戮の技に精通している。 そして、もっと恐ろしいのは、この「公子」が戦闘に対する激情である。難しい戦闘に興味津々で、恐ろしい敵がいると狂ったように喜ぶのだ。 「公子」の傲慢さは、数えきれないほどの戦闘による錬磨と、戦いの中で得た経験から来ている。 そんな争いを好む彼の本性が、不必要なトラブルを起さないように、他のファデュイ執行官たちは、いつも彼をスネージナヤから離れた土地に派遣する。 しかし、なぜかこの男はいつだって混乱の中心にいるようだ。 非凡な経歴は彼を目立たせ、他人からの称賛を得られた。 ファデュイの控えめなメンバーたちとは違い、タルタリヤはよく演劇を観に行く。時には、自らその中の一員になることもある。
故郷に戻った後、少年には少し変化があった。 臆病や躊躇いを捨て、軽薄で自信に満ちた姿になった。 まるで、彼こそがこの世界の中心であり、戦いそのものは彼のために存在するようだった。 闘争は常に変化をもたらす。予測不能の変化は、万華鏡のようにアヤックスを吸い込んだ。 父親から見れば、元々やんちゃだった三男が、さらに暴れん坊になり、平和なモレペソク、別名「海屑町」に数々のトラブルを引き起こした。 というよりも、彼が闘争の中心になり、彼が行くところでは必ず争いが起きる。——そして、彼自身もそれを楽しんでいる。 ついにある日、危うく死人を出しかけた喧嘩の後、父は仕方なく、愛する息子をファデュイ徴兵団に送り込んだ。 ファデュイの厳しいルールによって、息子の性格が改善されるだろうというのが父親の願いだったが、実際目にしたのは、完全武装したファデュイが一人のガキにボコボコにされ、逃げ出した光景だった。 この件で、父親は大いに失望したが、ファトゥス第五位「プルチネッラ」は、タルタリヤの存在に興味を持つようになった。 彼はアヤックスの戦闘力に驚き、その闘争の中心にいる己を楽しむ性格に、興味を持つようになった… 「プルチネッラ」は処罰という名目で、アヤックスをファデュイの傘下に入れた。下っ端として働いてもらい、「氷の女皇」のために戦うことを命じた。 こうして、ファデュイの戦闘は、少年の限りなき征服の欲望を満たし、彼の膨れ上がった自我も、強敵に勝った快感で満たされていった… そして、ついにアヤックスは、ファデュイの「執行官」として抜擢された。「公子」タルタリヤの名を手に入れ、スネージナヤで最も権力を持つ人間の一人になった。 しかし、タルタリヤになったことは終点ではなく、世界を征服する野望の一小節にすぎない。
タルタリヤの「邪眼」は、過去の栄誉を象徴する勲章であり、現在の力の証でもある。 邪眼を授かり、ファトゥスになったあの日のことを、彼は未だにはっきりと覚えている。 冷酷かつ荘厳な神「氷の女皇」の前で、ファデュイ最初の執行官「道化」は、彼にこの勲章を授けた。 あれは恐るべし魔獣を討伐した褒美であり、無数の戦いを乗り越えてきた記念でもある。 だが、タルタリヤは特に喜びを感じなかった。あれは、戦士として当たり前の栄誉だったからだ。 新しい「仲間」の怪訝な顔も彼は無視した。他人の指摘や誹謗は、彼にとって無意味である。 「公子」になった少年が唯一尊敬する相手は、高台に鎮座する女皇のみである。 それは、女皇からより広い舞台と戦いの理由を授かったからだけでなく、彼女の睥睨の目付きも一因だ—— その目付きは、冷酷で純粋で傲慢で鋭かった。 彼女は尊い神であると同時に、真の戦士でもある。 こうして邪眼を授かった「公子」は、スネージナヤで唯一無二の女皇に忠誠を誓った。
ノエルは頼もしいが、その手伝いはたまに度が過ぎることもある。 たとえば、通りかかった彼女にバーベキューの火の起こし方を聞くと、彼女はためらいもせずその場で火を起こし、焼網の設置や食材の処理を済ませ、肉を焼き、試食、きちんと焼いてくださいねと注意をし、最後に火の消し方を教えてからその場を去る。 こういう手助けには誰も悪い気はしないが、例外もある。 かつて、モンドで酒の商売をしようと、スネージナヤから来た商人がいた。まずはモンドの地に根を下ろしたように見せかけ、徐々に故郷の酒を輸入して市場を占有し、モンドの酒造業に大打撃を与える…というのが彼の計画だった。 彼は妻子を連れて、モンドでビジネスを始めようとする普通の商人を装った。そして、彼らは遠くから来た客人として、ノエルのおもてなしを受けることになる。 隅々まで行き届いたノエルのおもてなしに、モンドの田舎者とは大違いだと最初は喜んだ商人も、日が経つにつれ違和感を覚えるようになった。 ノエルがいつも商人の行動を予測し、一足先に用意を済ませているからだ。毎日食卓に出されるスネージナヤの料理は、いつも家族の好物で、娘の寝る時にぬいぐるみがないと眠れない癖も見抜かれ、手作りのぬいぐるみをプレゼントされた。 そこまでプライベートを把握されては、商人も何時どうやって計画を進めればいいのか分からない。ノエルのニコニコした顔を見る度に寒気がして、何もかも見透かされたような気分になった。 結局、耐えきれなくなった商人は妻子を連れてモンドを去り、その後二度と顔を見せることは無かった。 ノエルはというと、自分のおもてなしが行き届いていなかったせいだと、数日落ち込んだ。彼女はいつだって仕事に真面目なのだ。
これまでの情報屋人生において、夜蘭には失敗と成功を兼ね備えた、記憶に残すべき特殊な経験がある。 失敗は、その任務において、「幽奇の腕輪」と呼ばれる先祖代々の腕輪を失くしてしまったこと。 腕輪には一族の術法が刻まれており、簡単な情報伝達に使うことができた。しかしこういった小型法器は二つを一組として使う必要があり、一つしか残っていない今ではただの飾りでしかない。 成功は、相手が彼女から何も得られなかったこと。その相手は、決して小者ではなかった。現ファデュイ執行官第九位——「富者」。 「富者」が密かに敷いた貿易ルートは夜蘭の侵入を受け、貨物は足止めされた。その上、最も貴重な品が腕輪の代償と称し夜蘭に奪われてしまった。 ——古く、その毛皮から作られたコートに多大な価値を持つ魔獣がいた。しかしそれはかなり希少な品で、市場には存在しなかった。 魔獣の力は強大であり、数百年前に死を迎えたにも関わらず、未だ遺骨や残骸は腐ることなく、毛皮も香り立つようであった。 女皇へ贈るはずだったそれが、夜蘭に横取りされてしまったのだ。 それだけでなく、スネージナヤの人々が陛下のために心を込めて厳選した様式までもが、夜蘭によって否定されてしまった。 彼女は獣の皮を剥ぐと、璃月の苧麻と組み合わせ、新しく袖付きの肩掛けを自作した。 大きいとも小さいとも言える一連の事件は、二文字で表すことができる——得失。 何かを得て、失う。何かを失い、得る。それはまるで、夜蘭の人生のようだ。 しかし彼女はそんなことは気にもせず、ただそれを楽しんでいた。
遥か昔のこと、彼の名はまだ放浪者ではなかった。彼にはいくつもの名があり、それぞれが特定の時期における身分を指していた。今となっては、それら数多の過去は人々に忘れ去られている。 人形、傾奇者、ファトゥス第六位「散兵」… それぞれの名が運命の糸となり、人形の関節を縛っている。 思い返せば、それは数百年前のこと——生まれた時より涙を零せた人形は最後まで名を与えられず、証として小さな金の羽根だけを渡された。 彼は借景ノ館に保管され、日々虚しくも美しい景色を目に映しながら呆然と過ごした。紅い楓、精巧な花模様の連子…この華美な牢獄の中で彼は感覚を失った。 だが、桂木という名のお人好しの武士が仕事中にうっかり館に立ち入ったことで彼は救出された。桂木は彼をたたら砂まで連れて行き、そこの住民たちに彼のことを紹介した。 当時の彼は赤子のように無垢で、人々に対して好意や感謝の気持ちばかりを抱いていたという。桂木は一般人が身に付けるはずのない金の羽根を見て、彼が自分の出自を口にしないのにはそれなりの事情が必ずあるのだと察した。ゆえに意図的に借景ノ館のことは伏せ、名椎の浜を見回りしている途中でこの子を拾ったと嘘をついた。これについて、食い違いが生じないために口裏を合わせるよう桂木は彼に頼んだ。 多忙で賑やかなたたら砂での暮らしは、彼の生涯でもっとも幸せな記憶である。そこで彼はしばし人間となり、一般人となったのだ。 桂木、御輿長正、丹羽、宮崎を含め…他にも覚えられないほど多くのたたら砂の住民たちが彼に読み書きを教え、料理を教え、鍛造の技を教えた。そして、友として彼と接したのだ。 中にはこのような質問をする人さえいた——「名前が欲しくないか?ここの皆がお前のことを傾奇者と呼んでいるだろう?」 ただ、彼はその呼び方が嫌いではなかった。 なぜなら傾奇者とは派手な服を着て、奇抜な行動を取る者を指すことが多いが、どんなに奇抜であってもそれは人であり、たたら砂の一員であることの証明になるからだ。 しかし、彼がこの名をどれほど気に入っていても、最後はそれを失うことを強いられた。彼が人間になるのを忌避した瞬間から、この名はその意味をなくしたのだ。 彼はそこを離れ、遠いスネージナヤへと渡ると、執行官たちの狂宴に参加した。そして、たゆまぬ努力により彼は第六位の地位を手に入れた。 女皇が彼に授けた新しい名、それは——「散兵」。力、権力、紛争への欲望、彼にはそのすべてが揃った。 戦っている駒が動乱を起こし、舞台上の殺戮者が秩序を破壊する。そのとき彼は確信した——散兵こそが自分の本当の名であることを。
スネージナヤのファトゥス第六位、その称号は「散兵」。 この名は最初から彼に与えられたものではなく、使われるまでに百年以上の空白があった。 稲妻から離れた後、彼は「傾奇者」の名を捨て、再び名を持たない状態へと戻った。「道化」が彼を見つけるまで、彼は名を持つことなど望んでいなかった。 そもそも人形といい、傾奇者といい、どれも人々が彼に付けた称号に過ぎない。人と共に生きていくことをやめた以上、そのような意味のない名を気にする必要はなかった。 それでも、かの狂宴に興味を抱かせるよう「道化」は彼を説得した。そして、共にスネージナヤまで長旅をし、ファデュイのため尽くすようにしたのだ。 スネージナヤ本土で、とある見知らぬ人物が彼を招待した。その人物は自身を「博士」と名乗ると、彼の到着に大いなる歓迎の意を示した。同時に自身の実験における重要な参照対象として、彼を偉大な研究に参加するよう誘った。 「人形」の技術は元を辿ればカーンルイアから生まれたものだ。雷神の造物である彼はその特殊さがより際立っていた。「博士」はこの分野において大層な興味を持っており、彼をモデルに数十年も絶えず研究を重ねることでようやく、「断片」を制作する礎となる技術を手に入れた。 そして、その見返りとして「博士」は彼の体に隠された封印を解いたのである。それによって、彼の能力は下位のファトゥスと戦えるほどにまで飛躍した。 だがこの時になっても、彼は依然として名を求めなかった。同僚たちは終始彼のことを人形と呼び、彼も自分をそのように定義して、死を恐れず、消耗し切ることのない人形だと固く信じた。 女皇の命令のもと彼は部隊を率いてアビスへと向かい、長い年月をかけてそこを探索した。探索中、幾度も負傷しては「博士」に修復され、その負傷の中で強くなり、またより強い敵に遭遇しては負傷をした。 その後、彼はアビス探索の成果をスネージナヤへと持ち帰り、第六位の座を授かることになる。その使命もアビスの探索から命があったら即座に動けるよう待機するものへと変わり、ファデュイが各国で秘密行動する際の支援を行うものになった。 その時になってようやく、彼は自分がその名に相応しい存在だと思うようになったのだ、そう即ち——「散兵」であると。
水を味わうことは、一種の学問と言える。炎元素で熱した水の味は自然界において最も標準となる味であり、木炭で煮沸した水は田畑の味がする。同様に、氷元素で処理した水は平淡な清冽さを持つ。これはスネージナヤの積氷が溶けた水とは、全く異なるものだ。
スネージナヤのオーロラは実に美しかった。一見の価値がある。
扉の外にイルーガが立っていた。 フリンズは水を二杯注ぎ、さらに水差しを一つ持ってきた。イルーガは興味深そうに彼を見つめている。 「二杯…全部、僕の分ですか?」 「親愛なるイルーガ坊ちゃまがこうして遠路はるばるお越しくださったんですから、水を二杯飲むのも自然なことではありませんか?三杯でも四杯でも結構ですよ。水差しにはまだたっぷりありますから」 イルーガは「君は飲まないの?」と尋ねた。 「ええ、喉が渇いていませんから」 イルーガは当然のように、その話題を続けた。「君はめったに喉が渇くことがないし、お酒を飲むのも楽しむというより礼儀って感じですよね。まさか、ただの味気ない水を飲むのが好きだったりするんですか?」 もちろん違う、とフリンズは心の中で否定した。何よりも無味の水が一番嫌いなのだから。だが、それを顔に出すことはなく、二脚の椅子を灯台の前に運び、イルーガと共に日向ぼっこを始めた。 「先月、同僚たちに聞かれたんです。君は太陽が苦手なのか、夜しか活動していないように見えると。それから、最後に義父さんと連絡を取ったのはいつだとも。どうしてみんな、君がここに来ていることを話に聞くのに、誰も会ったことがないのか。いつの間にか訪れ、いつもそっと去ってしまう」 「ご覧の通り、僕は灯台の入り口に腰をかけて、ただ何もせずに過ごしています」フリンズは灯台の中を一瞥して続ける——「そんなに早く飲み干してしまうとは、どうやら僕のもてなしが足りなかったようですね。いっそバケツを渡すべきだったかもしれません」 「長旅は大変でしたから、君の言う通りでした。それに僕がこまめに来ないと、ここはあまりに人の気配がなくなってしまうでしょう?あと、僕たちも君に任務の情報を共有する必要があります」 「その言葉の意味は、口にしたままのものではありませんね。あなたが言う『僕たち』も、必ずしも実在するとは限らない。数々の疑問——それは結局、あなた自身が尋ねたいことなのではありませんか?…そうでしょう、坊ちゃま?」 「…その通りです。じゃあついでに聞かせてもらいますけど、どうして僕のことを坊ちゃまって呼ぶんですか?」 「あなたは聡く有能、しかも問いを遠回しに投げかけるすべも心得ている。好奇心を、相手を不快にさせない程度に礼をもって適切に包み込める。まるで貴族のような社交の才です。だからこそ、坊ちゃまと呼ばせていただいています」 「坊ちゃまがそうなら、旦那様って呼ばれるのはどんな人なんです?それから、この前途中で終わってしまった貴族の話をぜひ聞かせてもらえませんか?」 「いいでしょう。前にもお話しした通り、スネージナヤがツァーリ・ベールイによって統べられていた時代、貴族たちは舞踏会やパーティーに耽溺しておりました。その頃は、社交に秀でた者が重宝されたものです。こうした集まりは、見聞を広める場であると同時に、宝飾品や美酒の取引を交わす絶好の機会でもありました。そして舞踏会の片隅には、決して踊ろうとせず、ただ座っているだけの方が必ずいました…恐らく、優れた品を受け取るために来ていたのでしょう。そうした者たちの中に、『旦那様』と呼ばれる方々がいたのです」 「君の言う社交の場って、まるで骨董市みたいですね?」 「それもいいではありませんか。顔ぶれはいつも同じ、友人との仲は古く、踊る相手も馴染みある方。骨董品も同じです。宝物を手に入れるのに、必ずしも盛大な場は必要ありません。誰が何杯で酔うか賭けて、当たれば品が手に入るんです」 「どんな賞品があったんです?」 「さあ。人は結局、自分の望むものしか目に映らないものですから、皆それぞれ違う賞品について話すんです。ただ、昨日ある人がこう言っていました。彼の祖先は、遠い昔にスネージナヤのパーティーに参加したことがあったそうです。そこで、パーティーに興味のないフェイの貴族の旦那と賭けをしました。賭けの内容は、ある踊り子が五杯以内に酔い潰れるか否かというもの。結果、彼の祖先は勝ち、聡明な者を好む貴族の旦那は一粒の宝石を渡したそうです」 そう言いながら、フリンズはイルーガに手のひらを開く。そこにはアイスブルーの宝石がきらめいていた。 「…たぶん、つい最近手に入れたものなんでしょうね」 「素晴らしい品でしょう?」 「僕の考えすぎだと思ってくれていいんですけど、どうも君のそういう話って、いつか骨董品を転売するときのための準備に聞こえるんですよね」 「まさか。たとえ僕たちの組織の経済状況が厳しかったとしても、これを売ってお金に換えることはありません。それに坊ちゃまの目に、この宝石が必ずしも高価なものとして映るとは限らないでしょう」 「もしそれが本当に高価なものなら、どうしてその貴族は人に贈ったんです?それともスネージナヤのフェイの貴族はよほど高潔で、賭けに負けたら潔く従うものなんでしょうか?」 「どうでしょう。ですが、約束を守る勇気を持つ貴族なら、どんな時であっても悪い者にならないでしょう」そう言って、フリンズは扉の向こうを指さした。「バケツを持って来ましょうか。坊ちゃま、まるで喉の渇きに苦しむ亡霊みたいですよ」
もし誰かが好奇心に駆られてこの一部始終を見ていたなら、きっとこう思ったに違いない——フリンズの言っていることは本当なのか?答えはノーだ。だが同時に、彼が嘘をついているのかと問われれば、それも違う。彼の物語は嘘というよりも、むしろ控えめに語られた伝説と呼ぶべきものだ。そして、その伝説に登場する主人公が——たとえ不思議に満ちていようと偉大であろうと——必ずしも名を残すとは限らない。 ツァーリ・ベールイの時代を振り返り、あのパーティーに焦点を当ててみよう。パーティーに興味を示さず、最後には賭けに敗れたという口実で他人に宝石を渡したフェイの貴族——キリル・チュードミロヴィッチ・フリンズ。その宝石を受け取ったのは、スネージナヤ南部出身のソコロフ姓を持つ、無名の人物であった。長い年月を経て、その子孫は冒険者協会のメンバーとなった。その無関係に思える二者の間で、唯一の接点となったのが「北の涙」である。伝承によれば、それはスネージナヤの軍人が北方で示した勇気から生まれ、持つ者を守る力を秘めているという。キリルはツァーリが多くの貴族に恩賜を与えていた時代にそれを手に入れた。後にそれを手放すと同時に、彼もまた消息を絶った。 その地で語り継がれる話では、姿を消した貴族——蒼炎のキリルは元々氷原で亡き魂を導く、一筋の青い炎だったという。ただ火はいつか必ず燃え尽きるもの。氷の女皇がツァーリ・ベールイから皇位を継承した頃にはまだ宮廷にいたが、長く留まることはなかった。彼が去った理由については、いくつかの憶測が語られている。皇帝への不満か、あるいは女皇への不満か、それとも口にしてはならない言葉を漏らし粛清されたのか。ある説では、キリルの消失は政局とは無関係で、ただ一筋の炎が寿命を迎えたことにより自然と燃え尽きただけとも言われている。この考えを支持する者はこう主張する——すべての物事を政局に結びつける必要はない。宮廷の内情など、誰に分かるというのか、と。 キリル・チュードミロヴィッチ・フリンズの家紋と姓は、今もなおスネージナヤの貴族名簿に残っている。彼は確かに宮廷に籍を置いていたが、従者を抱えることはなかった。やがて時代の移ろいと共に、スネージナヤの炎は完全に赤へと取って代わり、かつて青い炎を崇めていた地域も次第に衰微していった。人々は最終的に、まるで新政権を受け入れるかのように、赤い炎が氷原の隅々にまで燃え広がることを受け入れたのである。 これまでのキリルにまつわる話は、「ライトキーパー」 のフリンズも耳にしたことがある。彼はそれを称えて拍手し、伝説というものは常にどこか神秘的に語られるものであると褒めそやした。そしてまた、その興味深い逸話こそが古銭や宝石を集める動機の一つであると言った。フリンズは収蔵品を人に見せることを惜しまない。「ライトキーパー」のトップであるニキータも、実際にその収蔵庫を訪れ鑑賞する機会に恵まれたという。フリンズはしばしこう口にする——収集という趣味は、決してお金のかかるものではないと。人々が大金を要すると考えるのは、目に見えて高価な宝石にばかり意識を向けるからであり、世に知られる宝石などほんの一握りにすぎないという。大半の宝石は高値で取引されないそうだ。 例えば、物語に登場する「北の涙」は今、偶然にもフリンズの手元にある。透き通って美しい石ではあるが、付加価値に乏しく、より伝説性を帯びた宝石には遠く及ばなかった。かつてそれを受け取ったソコロフも、売却を考えたことはあったものの、思うような値はつかなかったという。結局、その宝石は何代にもわたって受け継がれ、ようやくまともな値段で手放されることとなったのだ。 物語の中で幾度も言及されるキリルについてだが、もし本当にそのような貴族が存在したのなら、おおかたスネージナヤの政変に不満を持って去ったのだろう。彼がその後どこへ向かったかは、世間の人々にとって取るに足らぬことであった。当時のスネージナヤ人の心の中で、絶対に欠かせない人物はツァーリと女皇のみ。もしキリルが誰かと政治的な観点ですれ違いを起こしていたのなら、早々に姿を消すことこそが最善の策だったに違いない。
キリル・チュードミロヴィッチ・フリンズという名は、響きも使い勝手もいい。キリルの部分を取れば、いかにも由緒を感じさせる貴族らしい印象を与え、フリンズの部分を取れば、古典味には欠けるがこれといった特別さがなく、たとえ同名の者がいたとしても、ただの偶然だと思われる。当人はこの名前に満足しており、今に至るまでさまざまな形で使い続けてきた。 貴族のキリルは、確かにスネージナヤを去った。知恵ある者たちは「日の下に新しきことなし」と言い、一人の貴族が政局を見限って自ら追放の身となるのも、古来から幾度となく繰り返されてきた出来事にすぎないと考えた。キリルは二度の生を受けた——そう言っても、決して大げさではないだろう。眠りを死とみなすならば、目覚めはすなわち新生である。それもまた、古来より繰り返されてきた出来事の一つだ。 キリルの眠りは、遥か遠い地の片隅で始まった。かつて自らに課した流刑は、皮肉にも彼に自由をもたらした。拠り所を失った彼は、線路に沿って南へと向かい、果てしない雪原を越え、賑わう街を通り抜け、人影の絶えた境の地を踏みしめた。何の憂いもなく——行く先も、成すべきこともなかった。 すれ違う人々は、彼とはまるで対照的であった。スネージナヤに後から入ってきた種族である彼らには、数十年という短い時間で叶えなければならない欲望が山のようにあった。彼らは常に足早に歩き、より良い暮らしを思い描き、新しい時代に偉業を築くことを夢見ていた。だがキリルは、こう思い始めていた——自分はもはや、そうした時代に属していないのではないかと。 遠い小島の灯台の下で、蒼炎のキリルは運命の墓を見つけた。そこは同時に、彼を満足させる寝床であり、心地よい棺でもあった。彼は自ら命を絶とうとしたわけではない。ただ、退屈な世界に気まぐれな一杯を捧げ、そのまま眠ろうとしたのだ。ふと、昔のパーティーの光景がよみがえった。同じ貴族たちが集まり、古めかしい議論に耽っていた頃を。当時、フェイたちの多くは皇帝の権力の移り変わりに深いため息を漏らし、その権力がスネージナヤで永遠に続くよう、不老の水が流れる川があればと願っていた。 彼らの口にする永生や永遠という言葉には、渇望と羨望が混じっていた。まるで人間がフェイの暮らしを語るかのように。キリルは、そのとき自分がどう答えたのか、もはや定かではなかった。だが、おそらくこう言ったに違いない——何も恐れることのない永遠の安らぎなど、この儚い生命の中にどうして訪れるというのでしょうか、と。 石の祭壇の上で、キリルはひと塊の炎となって地下へと沈み、数百年に及ぶ眠りに入った。まぶたを閉じる瞬間、ある思いがよぎった。もし二度と人間界に戻らず、その限られた時間の中で自身を無限に追放させ続けたとき、それこそが永遠の眠りになるのだろうと。こうして自らを追放した者は、かけがえのない永遠を見い出したのであった。 キリルの眠りは、決して戯れではなかった。彼は周到に準備を重ね、石板を選び、祭壇を築き、最古の儀式で自らを封じた。炎を呼び覚ます代償が軽いはずもなく、人の寄りつかないこの地なら邪魔される心配もない。だが、万全と思われたその安らぎ——死にも等しい眠りは、ある雨の夜の雷鳴の中で打ち砕かれることとなった。 血が地面に滴る微かな音、金属が肉を裂く鈍い音、鋭い爪が肉体を貫き、石板に触れて鳴る雑音…キリルは目を覚まさずにはいられなかった。数百年を経た今なお、その聴覚は鋭敏だったのだ。 「ライトキーパー」と呼ばれる部隊が、彼が眠る地の真上で、アビスから生じたワイルドハントの処理をしていた。だが、夢から覚めたばかりのキリルにとって、それは取るに足らない些事である。身を覆う炎を揺らすこともなかった。もしも人の姿を取っていたなら、まぶた一つ上げようともしなかっただろう。 スネージナヤの古い伝承には、まるでこの瞬間を嘲笑うかのようにこう語られているものがある——「古き凍土を彷徨う亡霊たちは、やがて青い炎に導かれ、彼方へと渡るのだ」。キリルには、目を閉じたままでもその光景がはっきり見えた。人間の温かい血が祭壇に染み込み、まるで壮大な古の祭祀のように映る。瀕死の重傷を負った戦士が祭壇に崩れ伏し、血に濡れた指先で石板の符号をなぞる。その戦士は、明らかにそこに記されたフェイ語を理解していなかった。死を目前にした者に、目の前の一縷の望みが真に救いとなるかどうかを確かめる余裕などあるはずもない。力尽きかけた彼は、最後に息を振り絞って祈りを捧げた。この声を聞くすべての存在に、ここへ降り立つよう乞い、黒雲のように押し寄せる絶望の死を拭い去ってほしいと懇願したのだ。 そのとき、キリルは確かに笑っていた。かつて貴族たちが抱いていた憂いは、ついに現実のものとなった。この世に、あれほど長く続く夢など存在しない。血と魂が代価となり、蒼炎は再び燃え上がった。それは本来なら壮麗にして輝かしい瞬間であるはずだ。だが、瀕死の祈り手はそれを知らず、迫り来る魔物も知らず、すでに命を落とした者たちも知る由はない。かつてこの炎を知っていた人々も、多くはすでに世を去っている。キリルが心の底から願った眠りは、この静寂なる死地において、無惨にも断ち切られてしまった。 島に、天を焦がすような炎が立ちのぼった。 有限の命に、安らぎが訪れるはずもない。青い炎をくぐり抜けて垣間見た死だけが、ただ一つの揺るぎない現実であった。
すべての雪は、僕の血族の故郷スネージナヤからの呼びかけです。
気づけば、随分と長い距離を歩いてきましたね。かつてフェイと人間がスネージナヤを自由に渡り歩いた時代を思い出します。僕たちの間には共通点が多々ありますが、昔は近縁の種だからなのだと思っていました。今は、優しい心の裏には同じような魂があるからだと思っています。
ナド・クライの人々がここに残る理由を知っていますか?僕が聞いた限りですが…それはこの土地が住むのに適しているからでも、彼らがこの土地での生活に期待を抱いているからでもありません。ここは旅の人が吹雪から逃れるためのシェルターにすぎないんです。シェルターに帰属感を持つ人など滅多にいませんから、ほとんどの人は休憩が終わり次第、離れて行ってしまいます… ——あなたも、次はスネージナヤに行くんでしょう?あちらの雪原はとても美しいですよ。いい旅になりますように。
ナド・クライはスネージナヤの領土の一部ですが、僕たちに「女皇様に栄光あれ」と言う習慣はありません。「僕たち」が具体的に誰を指すか?もちろんライトキーパーですよ…それ以外に何が?
炎の中で沸騰する水を見たことはありますか?——無いのですか…それは残念ですね。 スネージナヤには「炎水」というお酒があるのですが、そのお酒に火を点けると、炎が水の上で燃える様子を見ることができますよ。炎水は口当たりも良く、魂の奥深くから温まりますので、機会があればぜひご賞味あれ。
学びの機会はほどなくして訪れた。「スパナおやじ」と呼ばれるスネージナヤ出身の機械技師は、ナシャタウンを訪れ「スペランザ」で食事をした際、店で働く子供たちの姿に心を引かれた。情に厚い彼は、子供たちにスネージナヤに伝わるフェイの物語を聞かせてあげようと考え、しばらくこの地に滞在することにした。 それから間もなくして、とりわけ小さな子供の姿が彼の目に留まった——他の子供たちが物語に聞き入っている中、アイノの視線は、彼が普段から腰に下げている工具に釘付けとなっていた。 そのことに気付いた「スパナおやじ」はとても喜び、カーチャの了承を得て、店の休憩時間に教室を開くことにした。ここで興味のある子供たちに機械に関する授業をするのだ。 この話を聞いたリュカは歓喜し、すぐに聴講を始めた。しかし数日も経たないうちに、彼女はあることに気付いた——アイノと先生とのやり取りは、すでに専門家でないと理解しがたい領域に踏み込んでいたのだ。 これまでアイノは、静かに流れる小川のように、黙って淡々と前へ進む子だった。そんな彼女が今、自分にとっての大海原と出会ったのだ。 その変化はまるで、伝承に語られるフェイが、人知れずこの少女に大いなる祝福を授けたかのようだった——彼女の指先は様々なパーツを軽やかに行き来し、たちまち精巧な機械を組み上げていった。もはやその手に、かつて凍傷に苦しんだ痕跡など、ほとんど見られない。 頭の中に次々と湧き上がる新しい発想を伝えたくて仕方ないのか、言葉数も自然と増えていった。ほとんどの大人はそれを聞いても、「変わった子だ」とただ笑って受け流すだろう。だが「スパナおやじ」は信じていた——この子なら、いつかそのアイデアを全て現実のものにできるかもしれないと。 やがて、「スパナおやじ」の知識とアイノの奇抜なアイデアが見事に組み合わさり、周囲の人々の暮らしを明るく照らし始めた… 壊れていたホラガイ団の目覚まし時計は見事に修理された——なぜか羽が生えており、朝になると鳴きながら部屋中を飛び回ったが、捕まえるまで止まらないため、寝坊する子は一人もいなくなった。 キッチンの壊れたゴミ箱は鉄板で補修され、ゴミを入れられると満足げに咀嚼音を立て、最後にはいたずらっぽくゲップまで響かせるようになった。最初は誰かの悪ふざけかと思われたが、それが本当にゴミ箱から出ている音だと分かると、ゴミ捨ては子供たちの間で一番人気の仕事になった。
見知らぬ人を拒む最も効果的な方法とは、礼儀正しく接すること——なんて言葉があるけど、まさにフリンズにぴったりだ。彼は「礼儀」という名の完璧な鎧をまとってる。ああ、誤解しないでくれ。それを剥ごうとするほどあたしも無神経じゃない。フリンズがライトキーパーだろうと、フェイだろうと、ナド・クライ出身だろうと、スネージナヤ出身だろうと、そんなことは関係ない。彼はあたしの友人だ。そして友人の間で一番大切なのは、やはり信頼だろう?
ファトゥスの第三位だった時は、スネージナヤでいろんな優遇を受けられたんだよ。たとえば、列車の乗車券はいらないし、コロレヴェツキー劇団でも列に並ばなくてよかった…外食のときは、えっと…「経費精算」とかって手続きをすればよかったみたいなんだけど、すごく複雑そうで、私には無理だったから…いつもサンドローネかアルレッキーノと一緒に食べてた。
スネージナヤパレスのガーデンで歌を歌ってたら、通りかかった女皇様が足を止めたの。まだ表情が彫られていない彫像みたいに、静かに聴いてた。ふと、何か言いたそうな気配がしたけど、結局口を開くことはなかったよ。 水の下に隠された大きな氷の中に感情を閉じ込めて、女皇としての一面だけを外に出してる…私の答えが月にあるのと同じように、彼女の答えは…氷山の下に埋もれてるのかもね。
「炎水」。ほかの強いお酒も好きじゃない。スネージナヤにはそういう飲み物がたくさんあるの。ずっと住んでたのに、ちっとも慣れない。どうしてみんな、体が燃えるようで、世界がグルグル回るような感覚が好きなんだろう。もしかして、ふわふわな感覚になって、月に登りたいのかな?
そのほかのゲーム内テキスト
40…目の当たりにし、それに巻き込まれていった… もしかすると、これは偶然などではなく、世界の奥底で起きている激しい変動が、度重なる危機を招いているのかもしれない。 スネージナヤの女皇による神の心を集める計画は順調に進んでおり、世界を侵食する恐ろしい力もまた、動き出す機会を伺っている。 そして、あなたの血縁者が率いる「アビス教団」—— この組織は「運命の織機・原初の計画」から「新世界の座標図」の完成にまで関わってお…
調査で得たすべての情報は、スネージナヤと璃月によって公平に共有される。
スネージナヤ・グラードって知ってる?
おや、いらっしゃいませ!こんにちは、カズミッチと申します。スネージナヤから来た旅商人でございます!
モンドとスネージナヤ友好協会の親善大使だ。
フィロメナさん、お…俺、来週海に出るよ。マッサーウスさんに頼まれて、スネージナヤで酒の商売をすることになったんだ…
3ヶ月前に兄貴がスネージナヤの銀行で60万借りた件、まだ返してない!
離島に住んでいるスネージナヤの商人も、勘定奉行所へ勘合を更新しに行ってください。
極北の寒波のように、スネージナヤパレスの氷のように、敵を骨の髄まで凍らせるんだ。
親父に呼び戻されて港務管理人なんかになったせいでこんなことに…でなきゃ今ごろ、スネージナヤの皇立エネルギー協会の研究所で最新の動力装置を研究してたのになぁ。
すごく寒いですよ、凍え死にそうなくらい…鉄道のないルートなんかは、スネージナヤ現地の人やフェイにガイドを頼まないといけません。
お客さんは目が高い。わしは璃月から来た商人でね。元はスネージナヤで茶葉の商売をしようと思っとったんだ。
スネージナヤ女皇陛下の名において、君たちの無礼を許そう。さあ、我が名を聞くがいい——
ただ設計局の任務はスネージナヤ女皇直々の指示だとか
そして、スネージナヤからの援助金と物資も今輸送中で、それでスメールの復興を支援したいと考えている、とのことよ。
「スネージナヤ女皇陛下の恩寵により、帝国秩序回復令に基づき、この先のエリアを軍事管理エリアとして設定する。」
神秘的な古の力。 「霜月の子」はこれを月神の祝福と呼ぶ。「クーヴァキ」とはスネージナヤ・グラードの研究者たちの呼び方である。
ドットーレの件については、ひとまず決着がついたと言えるでしょう。スネージナヤとはいつかまた関わるときが来るでしょうから、彼らには果たすべき責任を自覚して、一線を越えないでもらいたいものね。
馬鹿言え!俺はスネージナヤの考古学研究員だ、正真正銘な!
私はイヴァノヴィチ、スネージナヤの商人だ。商品が到着するのを待ってるんだよ。
噂によると、アイラ様が生まれる前なんか、とある信者がスネージナヤの軍官と恋に落ちたってだけで、人を派遣して、駆け落ちした二人を…とかね。ひどいでしょ?
大きな肉の盛り合わせ。スネージナヤから届いた塩漬けの生肉に、ナド・クライ産のハムとソーセージを添えた肉料理。ナド・クライの年配の人々は、焚き火を囲みながら、酒を片手にじっくりとこの料理を味わう。
旅行に来たのなら商会前の広場を見て回るといい。景色がいいし、「ミードボーイ」に立ち寄ってスネージナヤのお土産を買って帰れば、故郷の人に喜ばれるだろう。
私の名を出す意味などないでしょう?このような場で堂々と表に出れば、スネージナヤとスメールの外交関係が悪化し、取り返しのつかない事態になるだけです。
君たちとスネージナヤで会う日が。
遺跡守衛を調査している時に偶然出会ったスネージナヤからの男の子が、まさかの「公子」の弟、テウセルであった。弟に「身分の秘密」を内緒にし、璃月に連れて行ってくれと、「公子」に頼まれた。
そういえば以前、スネージナヤ・グラードに行きたいと話していましたね。事前に情報を集めることはたしかに大切です。
…、彼女の睥睨の目付きも一因だ—— その目付きは、冷酷で純粋で傲慢で鋭かった。 彼女は尊い神であると同時に、真の戦士でもある。 こうして邪眼を授かった「公子」は、スネージナヤで唯一無二の女皇に忠誠を誓った。
ファデュイの役人ですか?それならスネージナヤ大使館か、北国銀行でしょうか。
スネージナヤでは国民が節約生活を送ってるらしいっすから、商機は十分あるんじゃないっすかね?
ピラミダの高い所から北を望むと、スネージナヤの雪原が見えます。初代マスター・ライトキーパーである、ライトブリンガー・ソロヴィの故郷だそうです。すべてを失い、帰る場所もなくなった人が、ここで最後の居場所を見つけた…この城は、最初から僕たちのような者が寄り添い合うためにあったのかもしれませんね。
父さんと母さんは彼女の命を救い、無事に大人になるまで育て上げたわ。今はスネージナヤ・グラードで、実の両親と一緒に暮らしてる。
支援策として、スネージナヤから来た商人は先に一部の関税の免除を受けることができます。
ええ、ではこのあいだ私の店にご飯を食べに来たお客さんの話をしようか。その人たちは見ない顔でね、どうやら離島に来たばかりのスネージナヤ人だったみたいなの… 【特殊ルール】アクションフェーズ開始時、双方の出撃キャラは炎元素付着状態になる。
稲妻の森は暗すぎるし、スネージナヤのはすごく冷たい。
そうだ。最近、上からの命令があって、スネージナヤに帰ることになったんだ。
スネージナヤらしい指切りの歌だ…
今は書類を全部更新しないとダメなんだ。そこでスネージナヤの友人に助けを求めたんだけど、なぜか連絡が取れなくて…
スネージナヤ・グラードのコロレフスキー劇団と協力関係
そしてスネージナヤはディルックさんの豪快さを褒め始めたのよ。彼は会釈したけど、すぐに眩暈を感じたらしく…