モラ
テイワット共通の通貨。岩神モラクスの名に由来し、その力で鋳造されていた
かつては帝君が自らの力で鋳造していた。黄金屋がその場所である。一つの神の権能が、七つの国すべての経済を支えている——という状態が、長いあいだ当たり前として続いていた。
鍾離が神の座を降りたあと、この通貨がどうなるのかは璃月の人々にとって切実な問題だった。「契約」を理念に掲げた神が最後に残していったのが共通通貨だったというのは、よく出来ている。
一次資料での用例
42この言葉が出てくる場面
24モンドに来てからまだ数ヶ月しか経っていない吟遊詩人ウェンティの収入は、同業者と比べて少ないほうだった。「仕事」の後、地面に置いた帽子の中のモラが十分に溜まると、彼は慌ただしくその場を離れる。そして、その目的地はモンドの酒場である。 しかし、ウェンティは見た目のせいでいつも未成年だと間違えられてしまい、ほぼ毎回酒を売ってもらえなかった。 初めて断られた時は、「前回モンドに来た時は、そういうルールはなかった」と文句を言ったが、モンドの全酒場が自分に、ノンアルコールの飲み物しか出してくれないことに気付いた時、このままではいけないと彼は思った。 そして、ウェンティはライアーを弾きながら、コップをくわえて酒を飲むというパフォーマンスを思いついた。吟遊詩人の「仕事」をしている時、彼は観客に金を酒に替えてほしいとお願いする。彼の曲を気に入ったなら、酒場でいい酒を買って奢ってほしいと。 このパフォーマンスを始めてからは、ウェンティはモンドで水を得た魚のように、素敵な暮らしができるようになった。 唯一彼を悩ませたのは、猫が近くにいると、くしゃみが止まらなくなることだ。それがコップをくわえている時ともなれば、現場の状況は最悪だ。 そのため、ウェンティは、いつも猫のいない場所を「仕事」場に選ぶ。 しかし、なぜか彼は、猫にかなり好かれているようだ。
「はいはい、豚肉の油炒め!それと、『モラミート』、それから特製大根の揚げ団子」 璃月には「チ虎岩」という場所があり、「チ虎岩」には「万民堂」という食堂がある。 この賑わう街で、目的地にたどり着くには神経を全集中して進まなければならない。 初めてここを訪れる旅人は、少しでも気を緩めるとすぐに料理の匂いに釣られてしまう。または騒音に気を取られ、思わず店の中をのぞいてしまう。 そして、香菱はこの「万民堂」のホールスタッフ兼シェフだ。彼女は今、客に出来たての食事を運んでいる。 「空いてる場所に座って!菜譜にないものでも作れるから、なんでも言って!」 「万民堂」で働くスタッフにとって、相手が「万民堂」の常連かどうかを判断する方法は、顔を見る他にもう一つある。それは、店に入った後の一言だ。 メニューを見ずに直接注文するのは、少なくとも数回は来ている客。そして、「香菱は今日いるのか?」と聞いてくる客は、常連客に間違いないのだ。
長い旅から陸へ上がった「南十字」は、いつも通り、3日間続く宴会を開いていた。その年は例年と変わらない。唯一違うのは新たな料理人が一人、後の「万民堂」のシェフ香菱が増えたことだけだ。 船隊の経理が節約のために、市場で遭遇した香菱を騙してそのまま船に連れ込んだのだ。北斗に会った香菱は「むっ、ここの食材は魚介類ばかりで、『月菜』しかできないよ。アタシは対立した二つの菜系を越えた料理を作りたいの…」と悩みながらそう言った。 北斗は笑って足元の金貨を指しながら言った。「得意なものでいいぞ。前回は結構稼いだ。5万モラでどうだ?」 その言葉を聞いた香菱は、魚介料理の腕を証明するために、依頼を受けた。 結果、北斗は香菱の料理の腕を高く評価し、香菱はいつか璃月に名を轟かせるとまで予言した。 その気に入り様は、船員全員に香菱のことを「香菱姉さん」と呼ぶように指示したほどである。 一方、香菱も北斗のあっさりとした性格を気に入り、よく北斗と共に海へ出ては、新たな海鮮食材を探すようになった。台所に入ることがない北斗が海鮮を見分けることができ、更にその美味しい食べ方も知っていることに、香菱はとても驚いた。 ——もちろん、香菱が素直に北斗の言うことを聞くかどうかはまた別の話だ。
本によると、天成石橋は上古戦争の時、岩神モラクスが投げた石槍が崩れた後にできたものだ。誕生日に橋の上を歩き、両側の海にモラを投げると、一年間安らかに過ごせるんだって…誕生日は年に一度だけだから、行きたいなら早く行きなよ…嘘じゃない、本当、本当だよ、早く行きなって。
魈は一体何と戦っているか? 真相を婉曲的に表現するのであれば、過去の憎しみ、実現できなかった願望、敗者の嘆きと言えるだろう。 直接的な言い方をすれば、七神制度が確立される前の「魔神戦争」の中で敗れた魔神の残滓だ。 それらはモラクスに敗れ、様々な盤石の下に鎮圧された。 しかし、魔神というのは不滅の体を持っている。その意識は消えども、力と憎しみは沈泥化し、その穢れが民の暮らしを徐々に侵すのだ。 「靖妖儺舞」——真実を知る璃月の実権者は、魈が経歴してきた幾千の戦いをそう呼ぶ。 それらの戦闘には勝者がいない、終わりもない。 魈の戦いに立ち会う人もいなければ、彼に感謝する人もいないのだ。
「魈」というのはこの夜叉の真名ではなく、安全のためにと、とある人が付けた偽りの名である。 かつて、若く何も知らなかった彼は魔神に弱点を突かれ、その支配下に置かれた後、あらゆる残虐な行為を強要させられてきた。 彼は数多の人を殺め、理想を踏みにじった——敗者の「夢」を無理やり飲み込むことさえあった。彼は苦しんでいた。しかし、体が思いどおりにならない彼は逃げる術がなかった。 やがて魔神戦争の戦場で、岩神モラクスが夜叉を支配する魔神と出会った。 歴史にはこの戦争の勝敗が記されている。 「岩王帝君」は夜叉を解放し、彼に「魈」という名を与えた。 「異邦の伝説で、魈というのは数多の苦難や試練を経験した鬼怪という意味だ。お前はまさにそのようである。今後、その名を使うと良い。」
仙人の全称は「三眼五顕仙人」である。「三眼」とは、生まれつきある両目とは別の「神の目」のことを指す。 仙人が神の目を授かることは、人間がそれを授かる時と同じ感覚なのだろうか? その時のことについて、魈は既に忘れている。人間にとっては一生忘れられない特別な瞬間かもしれないが、魈にとっては無尽の戦いの前奏に過ぎないのだ。 魈が本当に忘れられないのは、別の瞬間だった。 世の祭りには喜ばしい物が多いが、その背景にある物語を覚えている者はほとんどいない。 祭りの大半は、人を喰らう怪物が仙人によって退治された日だ。人々は仙人を模倣し、英雄を記念して妖魔を払う儀式を行う、それが徐々に祝祭へと発展したのだ。 モラクスに鎮圧された璃月各地の魔神は、時に異様な怒りと憎しみを爆発させる。その中でも、海灯祭の夜は常軌を逸していた。 命令を受けた魈は「靖妖儺舞」を行い、海灯祭の夜に魑魅魍魎と殺し合う。魈が海灯祭を嫌っているのは、それが原因なのだろう。 だが、魈は決して戦いを恐れない。何故なら、彼の努力によって、璃月は平和を保つことが出来ているから。人々は海灯を町中に掛け、祝福の光は夜空と海を明るく映した。 この瞬間、魈の心の中にも特別な感情が湧き上がる。 寂しさ?安心?それとも、未来への恐怖? 少年の姿をした仙人は自分に問い掛けたが、答えは見つからなかった。
モラクス…?その名について、どれほど知っている? 彼は我に「魈」という名を与え、我を長い苦しみから解放した方だ。 彼に不敬なことをしたら、たとえお前でも許さない。
金を稼ぐことにおいて、凝光は多くの人と同じ、金は多いに越したことはないと考えている。 彼女にとって、稼いだ金は自身の富であると同時に、勝利の象徴でもある。 凝光は、民衆に対しては優しいが、相手が同業者になると話は別である。 ビジネスの場での競争は、彼女にとってはかけがえのない刺激的なゲームであり、商人たちが仕方ないと言って渡してきたモラは彼女の笑顔を濃くする。そして、商会が彼女の言うことを聞く様子を見る度に、彼女の機嫌がよくなるのだ。 重なる勝利は「璃月七星」の財力を強くし、璃月港の経済の日々の発展は、凝光に更なるビジネスゲームと利益をもたらす。この双方にとって好都合な展開は、「璃月七星」全員を満足させた。 すでに巨万の富を持っているのに、なぜまだビジネスの場から引退しないのかと凝光に聞いてくる人はよくいる。 「巨万の富?それはもちろんいいことでしょう」 変わった質問に、凝光は困惑する。 「でも、モラは多いほうがいいに決まっている…そうでしょう?」
規則を守って暮らすのが璃月での決まり事である。規則は人々の利益を守るもので、それを守らない人々には処罰が与えられる。 これらの規則は璃月の守護神「モラクス」が最初に作った法律であり、絶対的な信憑性を持つ。そして、璃月の数千年の歴史の中で、歴代の「天権」が法律の解釈を担当するのだ。これらの法律は本にまとめられ、279ページの解釈付録をつけて全ての璃月の住人に配られる。 凝光は規則に守られた璃月港が大好きだ。それは、きちんと整った秩序はビジネスをよりパワーアップさせるからであり、彼女本人が誰よりも秩序の細部を理解しているからでもある。 しかし、ある「北斗」という名の船長は、珍妙な貨物と唯一無二の情報を武器とし、何度も規則を破った。凝光の中では、彼女は璃月の規則を破る厄介者である。 凝光は「天権」として、規則を破った北斗に重い処罰を与えてきたが、いつも平然として受け入れている北斗に彼女は少し驚いたものだ。 立場上のためだけでなく、彼女自身も個人的に、何度も北斗にやり方を変えるよう遠回しに言及していたが、北斗にいつも「人助け」、「助太刀に入った」、「船隊を養うため」などの理由でごまかされてしまう。 時間が経つにつれて、「頑固者」という言葉以外で、凝光がこの船長を評価することはなくなった、
凝光のような魅力的で富に溢れる女性を、もちろん男たちが放っておくわけがない。 玉京台出身の貴公子、若い事業家、七つの国を周遊する船長、誰もが凝光の笑顔を得るためにあの手この手を尽くした。噂によると、あるフォンテーヌ廷のオーナーは、偶然凝光と言葉を交わしただけで、璃月港との貿易ルートを開けと部下に命令したという。なんでも、ただ彼女と話す機会がもっと欲しいためだけだということだ。 凝光は、こういった男たちにはいつも礼儀正しく、優雅に振る舞いながら、適度な距離を保つ。そのため、凝光様を射止めるのは一体誰なのかという話題は度々、港に上がった。 ——凝光は「有限」なものを愛さないし、「有限」に囚われるつもりもない。 「群玉閣」、この璃月港の上空を飛ぶ、凝光だけの宮殿は最初は一部屋ほどの大きさだったが、今では璃月上空の月を隠せるほど広くなった。 凝光が稼いだ金の一部はいつも「群玉閣」に使われる。トップクラスの職人を招聘して、「群玉閣」をより広く、華やかにするのである。 凝光にとって、「群玉閣」は彼女の権威と力の象徴であり、彼女のビジネスが良好な証でもある。 まるで「無限」を思わせるこの場所は、モラの次に凝光が愛するものだ。 いつか「群玉閣」の影は七国を覆うと彼女は信じている。
新しい投資先でも探そうかしら。モラは多いに越したことないわ。
モラで解決できることは、「神の目」を使うまでもない。モラで解決できないようなことに関しては…今まで一回しかなかったわ。
モラを使って便宜を図るという私のやり方を学ぶといいわ。でもこれだけは覚えておいて、モラで作った関係は一時的なものよ。ふふっ、それは私がモラであなたを試すようなことをしない理由でもあるわ。
いい投資だったわ。モラの収益はそんなにないけど、あなたと過ごした時間はいい見返りになった。ふふっ、どうやら私はまた勝ったようね——だって、あなたに賭けてたんだから。
宴席で「黄金ガニ」という高貴な料理を必ず頼む人を見たことがあるけど、何とも言えないわ。あの料理で私を招待するくらいなら、直接モラを私に渡した方がマシよ。
時間とモラを引き換えに「力」を手に入れる、ね。面白い、その価値を認めるわ。
鍾離が餓死することはない。 富の損益は、鍾離が心配することではない。七国と世界こそが、彼が力を入れる領域である。 なぜなら、彼自身が富そのものだからだ。 璃月を統御する「岩王帝君」、七神の中の岩の神、モラクス。テイワット大陸の共通貨幣「モラ」の名はここから取られた。 夜が訪れ、賑やかな璃月港が眠りについた時、時折彼は岩山に立ち、自分の手で作ったこの都市を眺める。 璃月の人々にとって、「岩王帝君」は様々な偉業を成し遂げた存在だ。 神力を用いて璃月港に法律を作った時、彼は「契約の神」になった。 最初の1枚の「モラ」を作り、商業を礎に璃月港を大きく発展させた彼を、商人たちは「商業の神」として崇めるようになった。 無数の年月を経て、七神の最年長である彼を、歴史学者たちは「歴史の神」と呼ぶようになった。 数千年前、璃月港の先民たちが荒れ地を開拓した時、石で火を起こし、岩でかまどを作った時から、岩の神は「炉火の神」となった。 外国人は彼を「モラクス」と呼ぶが、璃月の人々は彼を「岩王帝君」と呼ぶ。 そして、芝居好きや子供たちにとって、数々の偉業の中でも、やっぱり魔神軍を一掃し、璃月を作り守る「武神」の彼が、一番人気がある。 「岩王帝君」が道に迷った時に出会ったグルメ、「岩王帝君」が書いた扁額、「岩王帝君」がエキストラとして出演した演劇…璃月のたくさんの文化や歴史を細かく分析すると、どんな時代もこの神が深く関わっていた。そして、璃月の人々はこの神と共にある歴史を誇りとしている。
璃月港の創建者として、この商業の城でモラクスが最も重視しているのは「契約」である。 単純な「金での売買」から、商人たちが結ぶ契約、璃月港創建時にモラクスが自ら制定した律法まで、「契約」はこの都市のあらゆるところに存在する。 商人たちにとっても、引渡しの時間、金額、場所などを定める「契約」は、最も重要な規準である。 良好で厳格な秩序だけが、商業活動を盛り上げられる。そして商業は璃月港の支えとなる。 そのため、モラクスの神託を守るだけでなく、璃月港が常に活力を維持できるよう、法律を違反した人を「璃月七星」は簡単には許さない。 数千年の歴史の中で、歴代の「璃月七星」は法律の解釈に力を注ぎ、様々な「補充条項」で法律をより完全なものにしてきた。気付かれていない法の抜け穴は、商人たちに「禁止されていないから」と黙認され、気付いた「璃月七星」によって、新たな補充条項が追加されるまで、大儲けの道具にされた。 こうしたやり取りの中で、璃月港の法律の解釈本である「補充条項」は、すでに279ページにも及んだ。 この本の改訂を担当する当代の「天権」——凝光は人々からこっそりと「璃月の裁縫師」と呼ばれている。 しかし、凡人たちの法律がいくら複雑に解釈されても、「岩王帝君」本人にとって、大事な法律はただ一つだけだ。 「契約を違えた者は厳罰されるべし」
魔神戦争時、戦火がテイワットのあらゆるところに飛び火した。魔神たちの戦争に乗じて、無数の妖魔が自身の領地を拡張しようとしていた。 その中に、まだ七神になっていなかった「岩の魔神」を困らせていた魔物がいた。 これらの魔物は深海から来たもので、柔らかい皮と鱗、俊敏な手足を持ち、体の一部を切り落とされても生き延びることができる。さらにネバネバした液体を噴射することもできる… 以上の特性だけでも十分に気持ち悪いが、恐ろしいのはこれだけではない。 一番恐ろしいことは、ヤツらがとても小さく、しかも何処にでも存在することだ。 テーブルや椅子、ドアや窓、カーテンや服、さらに茶碗の中、書籍や筆立てからもヤツらの存在を発見できる。 手を伸ばすと、冷たくてネバネバとしたものに触れてしまう。そして、これらの魔物は手を登り、きらきらと光る痕跡を残す… 璃月の先民の願いに応え、モラクスはこの魔物の消滅を引き受けた。だが、人間社会に寄生する魔物を相手に、モラクスは過去のように戦場で無数の石槍を投げたり、大地もろとも砕いたりするようなマネはできない… しかし、彼は後世に「契約の神」と呼ばれるモラクスだ。彼が約束した願いは必ず叶う。 責任感に駆られた彼は、岩の檻を自由自在に操り、これらの魔物を無数の部屋から引きずり出した… 長い殲滅作戦が終わった時、モラクスは初めて「肩の荷が下りる」という言葉の意味を理解した。 面倒すぎた殲滅と水生魔物の異臭を放つ粘液は、彼の中に強い印象を残した。 人の姿に化身した鍾離は、港都市に住んでいるが、うごめく水産物からは距離を置くようにしている。 だが、見た目から原材料が判断できない海鮮豆腐はまだ食べられるのだ。
「ファデュイ」の「淑女」が彼の目の前に現れた。 事前に結んだ「契約」により、彼女は岩神モラクスの「神の心」を貰いに来たのだ。 旅人と二人の「ファトゥス」の目の前で、鍾離は自分と「氷の神」との契約を明らかにした。 彼曰く、これは最後の時に結んだ「全ての契約を終わらせる契約」だ。 しかし、今まで璃月港を守ってきた神の力までも失うのは、どう考えても、この取引における岩の神の代償は大きすぎた… 人間同士の契約においても「等価交換」が鉄則だ。 数千年に渡り、無数の「契約」を結んできた岩神が、今回のような重要な契約を結んだのは、きっと利があるからこその行動だろう。 岩の神は、自らの「神の心」を取引の天秤に掛けた。 氷の神は、一体どんなモノを天秤のもう片方に掛けて、均衡を保っているだろう。
重雲が駆け出しだった頃、ちょうど璃月港である怪談が流行っていた。 被害者は七星と直接話せる程の地位を持つ貴婦人だった。 いつからか彼女は毎晩奇妙な音で悩んでいるという。夜になるとその音が勝手に出てくる。音の出所に近づこうとすると、音は急に後ろに接近し耳に近づいてくる。 その怖さは言葉にできないほどあった。貴婦人はその影響で飲食もちゃんとできず、日に日に痩せている。 貴婦人はたくさんの退治専門家を自宅に呼んだが、全員失敗に終わった。そしてその音はなくなるどころか日々激しくなっていく。 退治は無理かと貴婦人が諦めかけた時、重雲が彼女の屋敷を訪れた。 「すまない、ここ数日は日差しが強くて、出掛けられなかった…ここに頑固な妖魔がいると聞いたが、任せてもらえないか?」 重雲は椅子を借り、屋敷の中央にしばらく座り、そのまま何もせず帰った。 その日の夜、貴婦人を困らせていた音は一切聞こえなくなった。 久しぶりによく眠れた貴婦人は翌朝、数箱の金や宝石を持って重雲の屋敷にお礼をしに行った。 重雲は相変わらず仏頂面のまま、数箱の金や宝石から通常報酬の数百モラしか受け取らなかった。 この事件の後、重雲の名声が一気に高まり、その「行動スタイル」が璃月人に気に入られている。さらにある書生が彼に題字を書いた——盤石のような心と氷霜のような顔。
麒麟は仙獣の中の仁獣であり、甘露を飲み、嘉禾を食す。 生きた虫を踏まず、生きた草を折らず、群れず、旅をせず、罠に入らず、穏やかで寛大で、温厚で優雅な一族だ。 過去に海の中で巨獣が暴れまわり、足元の大地が脅かされた時、平穏という言葉は日常の中から消え去った。 三千年前、甘雨は岩神モラクスの召喚に応え、魔神戦争において彼に助力した。 戦争が終結すると、彼女は璃月に残り、人々がより完璧な国を作り上げるための手伝いを始めた。 初代の璃月七星が補佐を必要とした時、彼女はこの任を引き受けて七星の秘書となる。 そして彼女がこの決断を下した瞬間、腰元に「神の目」が現れたそうだ。それは彼女に卓越した肉体と、世界と共鳴する力を与えた。 その時、甘雨の心は平和と安堵に満たされていた。 どんなに強くなろうとも、「神の目」を使うことはないだろう。これは璃月を守る最後の手段である。 仙獣と人間の混血として、彼女は二つの種族の架け橋となることを選択した。そして「神の目」は、その新しい責任への証人である。
「錬金」、その技術の歴史は古く、長い年月の中で多くの知識が失われてきた。そして現代において、錬金術は物質の欠片を組み合わせることで、僅かなモラを節約するためだけの技術として人々に認識されていた。 もし人々がこう話すのを錬金術師が聞けば「そんなくだらない学問ではない!」と叫ぶことだろう。 だが、アルベドがモンド城に現れたことでその認識は一変する。 彼は誰もが驚く技術を披露し、錬金術の真髄を皆に知らしめた。 スメール教令院ですら認知していない膨大な知識を持ってして、この少年は人々を魅了したのだ。 「宇宙——それは空の最果て。地層——それは時が忘れ去った夢。これは灰、生命という複雑な構造を最もシンプルにした状態である」 この奇妙な言葉を証明するかのように、アルベドは草スライムの頭に生えた花から燃えるような灰を手に取って掲げる。 すると数秒後、その灰の中からセシリアの花が咲いた。 「新たな生命の誕生だ」
そのほかのゲーム内テキスト
40値段もいつも通り、1匹で300モラ、3匹で1000モラだ。
「夏限定のグレープジュース、2本で1モラ」
余ったモラは成長期の弟や妹に残しておかなきゃ。
…するのも不可能じゃないな!きっと潜水士がたくさん来てくれるぞ。これって、ビッグビジネスのチャンスなんじゃないか! パイモン:水中カフェの一号店をオープンしたら、モラがたんまりポケットに入ってくるぞ。もしかしたら、水中商店街なんてものまでできちゃったりして… パイモン:へへっ!頭を働かせてモラを稼ぐのって、達成感があっていいな! :パイモン、一つだけ気を付けてほしいんだけど…絶対に私の名義で銀行からお金…
モラが入ってる宝箱は、いっこも見逃せないぜ!
昼夜を問わず丸一か月は働いてやったのに、「契約違反」を理由にクビにされてな。報酬は1モラも渡されなかったよ。
いい投資だったわ。モラの収益はそんなにないけど、あなたと過ごした時間はいい見返りになった。ふふっ、どうやら私はまた勝ったようね——だって、あなたに賭けてたんだから。
そして突然、小袋から今日支給されたばかりの給料の小切手を取り出すと、そこに書かれていた金額はまさに50万モラでした。
一個売ってこれだけのモラを稼げるということは…借金を返済するには二万個売ればいいんだな!
モラの収益を見るだけで、疲れが吹き飛ぶのよ。
けっこう興味があるみたいだな。ふふん、300モラなら、オイラが出してやるぜ。
もう疲れたよ。実は、定期的に謎煙の主に相談に行ってるんだけど、モラばかりかかって、改善の兆しは見えないまま。
そうそう、「ネコモコの城」はこれまでにかなりのモラを使ってるんじゃないか?オイラでもなんとなくわかるくらいだぞ…
曾祖父様の書には数十万モラの値打ちがあるし、兄上の書いた手紙をもらった人はわざわざお礼を言いに来たぐらいだ…
そうなれば、使い切れないほどのモラが手に入りますね…以前は試せなかった派手なエフェクトも、怖くて撮れなかった六時間の超長編実験映影も…全て実現できそうです!
千岩軍の参謀部が合同演習のために作った会場。演習がまだ試行段階にあり、予算が限られているため、会場の規模も制限されている。会場の建物も友好的な近隣諸国の代表を入れるのにちょうどよい大きさで、一モラの経費も無駄にしていない…
心の声を聞くか…そうだよな、同心の給料が50万モラあるなんてありえないもんな。
かわいい形をした小さなパン。サクサクな皮はモラのように金色に輝いており、玉ねぎの甘い匂いがしょっぱい鳥肉の細切りをふんわりと包み込んでいる。まるでバカンスの始まりを告げる前奏曲のようで、リゾートに向かう足取りも軽くなる。
お、お前も雇われの助っ人か?こんなに腕の立つボディガードを雇うモラはあるのに、契約を守らないのか?お前ら商売人はわけがわからないな…
金色に輝くモラの夢が見られるよう、祈ってますの。
じゃあ、私も聞くわ。あなたは私への「信頼」から、高額のモラを支払ったと言ったけれど、本当にそうかしら?
「愛犬がいなくなってから、母は毎日泣いてます。報酬に800モラを用意しています。心当たりのある方はご連絡ください!」
…の装備を変えるごとに、周りの人たちはこぞってそれと同じスタイルを求めた。その要望すべてにムアラニが応えていったこともあり、いつしか「装備屋さん」としてそれなりのモラを稼ぐようになった。 こうしてできた「プクフグスローライフ」は開業して以来、水上スポーツ愛好家たちが集う場所になった。もちろん水上スポーツを好む者もいるし、装備のほうを好む者もいる。 いずれにせよ、ムアラニはだんだん商売を楽しいと思うように…
しかもおまえは投資…ええと、とにかくすっごくすっごく大量のモラにも詳しいわけだろ?昔、きっと大金を稼いだことがあったんじゃないか!
今後、敬称は使わなくてもいいですか?僕を過去と繋げられる人はもう、この世には数えるほどしかいませんからね。だからといって、特別扱いはやめてください。人間のふりをするのは、僕の長きにわたるささやかな楽しみですから。 さて、買い出しに行かないと。よかったら一緒に行きませんか?モラは用意してあります。風霜や、積まれた苔だらけの石…じめじめした匂いから、しばし離れるのもいいでしょう。
なるほど、それなら行けそうだな。紹介するだけだから、モラも出す必要がない。断わられる可能性は低いだろう。
そうだな…だいたい三百万モラくらいだ。
現存のモラは消えない。が、黄金屋は長い時間止まる。モラを作る時は、「岩神」の力が必要だからな。
神出鬼没の旅商人。一番好きなものは、キラキラと輝くモラ。
私たちガイドの説明がうまいと、みんないっぱいモラを稼げるの!みんなが良い暮らしをできるって思うだけで、更にやる気がでちゃうな。
それでも「いいお酒」を買いたいなら、操舵手のところに行ってくださいね。私がモラの取引をしたら、絶対に怒られます。
モラの形をした不思議な懐中時計
#パイモン:そういえば、毎日エリニュス島の噴水にモラを投げてる人を見かけるよな。 :うん、泉の精霊がみんなの願いごとを聞いてくれるみたいだし、そういう風習なんだと思う。 パイモン:えっ!泉の精霊もモラが必要なのか? パイモン:いいなぁ~泉に住んでるだけで、毎日なにもしなくてもみんなからモラを…
…青果店が会計をおまけてくれるわけではないのだから。 イネファは半信半疑で言われたとおりに行動した。すると八百屋は驚き、たじろぎ、震えながらも、イネファの手にあるモラに「説得」され、勇気を振り絞って商品を量り、包んでくれた。 同様に、その日は鍛冶屋と雑貨屋でも次々と驚きの声が上がった。 一週間後、イネファが再びナシャタウンを訪れると、店員たちがちょうど彼女の噂話に花を咲かせていた。本人が来たので驚いてい…
研究でモラがもらえるのか…
忍、これはお前への餞別だ。俺様たち、荒瀧派全員のモラを集めて「九十九物」で買ったんだ。
あなたに返すべきモラは、一モラだって欠かさず返す。だが、それとこれは別だ。
「ラクガキユニオン」の年会費は一人あたり一千モラだけ。これは新人の育成に使う経費なの。
写真一枚で百五十万モラだなんて…ちょっと大げさじゃないか?オイラたちの肖像ってそんなに価値あんのかよ?
まー…多少はモラになるはず?さっさとしまっとこ。