聖遺物 / ★4・★5
天穹の顕現せし夜
セット効果
| 2セット | 元素熟知+80。 |
| 4セット | 付近にいるチーム内キャラクターが月反応を起こした時に装備者がフィールドにいる場合、4秒間継続する「月輝明光・蓄念」効果を獲得する。「月輝明光・蓄念」:チームの月兆が初照/満照の時、会心率+15%/30%。チーム内キャラクターの「月輝明光」効果が1種類存在するごとに、チーム内キャラクターが起こす月反応のダメージ+10%。「月輝明光」によって生じた効果は重ね掛け不可。 |
入手と強化
| 入手 | 祈聖秘境「霜つく機軸」 / 聖遺物廻聖で獲得 |
| レアリティ | ★4 / ★5 |
| 最大レベル | ★5は +20(サブOPが4回上昇)/★4は +16 |
| サブOPの上昇 | 4レベルごとに1回。★5は初期3〜4個から最大4個まで |
部位ごとのメインOP
花と羽はメインOPが固定。砂・杯・冠は抽選される。
| 部位 | メインOPの候補 |
|---|---|
| 生の花 | HP(固定値) |
| 死の羽 | 攻撃力(固定値) |
| 時の砂 | HP% / 攻撃力% / 防御力% / 元素熟知 / 元素チャージ効率 |
| 空の杯 | HP% / 攻撃力% / 防御力% / 元素熟知 / 元素ダメージ / 物理ダメージ |
| 理の冠 | HP% / 攻撃力% / 防御力% / 元素熟知 / 会心率 / 会心ダメージ / 与える治療効果 |
おすすめキャラクター
12原神 Wiki* の各キャラのページで、このセットが推奨に挙がっているキャラ。 「本命」はそのキャラの推奨リストの先頭に載っているという意味。
部位とストーリー
5部位部位ごとに別のストーリーを持つ。5枚そろって1つの物語になる。
生の花
渇真の花
花の形に彫られた聖物。花のように咲き誇る、何らかの恐ろしい存在を象徴しているようだ。
これは、罪人たちがまだ過ちを犯す前の時代、地底に築かれた王国の奥深くで起きた出来事である。 王国の人々は海を見たことがなかった。当然、本物の太陽も見たこともなかった。 しかし、この暗闇に包まれた地でも、星々の秘密を探ろうとする者がいた。 ただ、彼らは星空を見上げるのではなく、鏡面に映る偽りの倒影の中で真実を探っていたのである。 特殊な場所にあるためか、王国内で映し出された星図には、しばしば異常なものがちらついていた。 占星術師たちはそれを記録し、「真実を渇望する」という意味を込めて、「渇真の天象」と名付けた。 「鏡に映るのは虚偽の幻影のみ。真相へ至るには、幻影を突き破るほかない。」 膨大な星表を読み解くうちに、占星術師たちは自然とこのような考えへと行きついた。 そのときの哲学者たちは、すでに永遠にして無限なる魔天の一角を覗き見ていたことに、まだ気づいていなかった。 悠久の歳月が流れ、地上の神々は次々と崩御し、黒日が赤月に取って代わった。 そのときにはすでに、深罪の秘密を知ってしまった者がいた。そのため、星空を覗くことは禁忌の知識となった。 独眼の王のために禁令を破る特権を持てるのは、王国の中でも数名しかいない。 しかし、どのような事にも予想外というものはつきまとう。無知なる学僧が焚真の鏡を覆う埃を拭い去ったとき、 深邃なる視界を覆う不思議な天光が、再び狭い観測室を照らしたのである。 漆黒の楽園はあまりにも美しく、あまりにもまばゆく、あまりにも…冒涜的だった。 一目見ただけで、若きラウスヴァンギの意識と渇望を隅々まで満たした。 それが、天外の深淵を讃え続ける怪僧の、すべての物語と罪の始まりだった… ゲーム内テキスト(716文字)
死の羽
深罪の羽
フェルト帽にあしらわれていた深みのある羽飾り。華やかさを追い求めるスネージナヤの貴族たちには、受け入れられそうにない。
身の程を弁えない振る舞いは、王を侮辱する大罪と見なされる。 そして深く暗い知恵を覗くことは、なお赦されざる行為であった。 しかし、ラウスヴァンギはその行為に対して一度たりとも弁解しなかった。彼の心には、あの光以外に何もなかったのだ。 すぐに法廷の裁きが下され、学者は深秘院を追い出され、追放の刑に処された。 たかが追放の刑ではあるが、異国出身である彼にとって、それは死罪よりも恐ろしかった。 なぜなら地上に戻れば、神を裏切った者だけに降りかかる古の呪いに、生涯追われ続けることになるからだ。 このような刑罰は王国の高貴なる理想を裏切るものであり、地下の王国が堕ちている証拠でもある。 しかし、王の命令に背くわけにはいかない。そのうえ、楽園の最奥を見た彼は、すでにすべてに耐えられなくなっていた。 「無意味な一生よ、燃え尽きたまえ。少なくとも燃え尽きるその刹那に、私は真実を覗けるのだ。」 しかし、ラウスヴァンギが洞窟を出て、本物の太陽の光を浴びたとき、 苦痛の悲鳴を上げたのは同行者のみで、彼の身には何も起こらなかった。 その瞬間、まるで天穹の偉大なる存在が彼の前に顕現したかのようだった。 その存在は、生きとし生けるものの中から彼を選び、暗黒の恩恵を授けた。 幸運、あるいは悲しくも、彼は最後に自分の使命を悟ったのであった。 「炎は世界を照らすと同時に、それを焼き尽くした。」 「私の運命は、まるで火に飛び入る虫のようである。」 ゲーム内テキスト(624文字)
時の砂
告諭の鐘
神秘的な力で作動している精巧なボンボン時計。しかし、その役割は時間を示すことではないようだ。
漆黒の災厄がまだ諸国を呑み込む前の時代、 人々は依然として、最後の黄金時代を享受していた。 ある噂によれば、各国を長く放浪していた、博識で才能に溢れた学者がいたと言う。 彼は昔から明論派の記録を読んでおり、北の大陸にある図書館の蔵書にも一通り目を通していた。 しかし、最も古い記録の中にすら、彼の望むものはなかった。 それはこの世界に存在しない、奇跡のような漆黒の楽園に関する内容であった。 彼は既知の世界の隅々をすべて歩き回った。あの未開の荒れ地を除いて。 そこはナド・クライと呼ばれる北国の辺境地帯で、数年前にスネージナヤのツァーリが開拓を命じたばかりであった。 その地には、名高い学者も、古代文明が存在した痕跡もない。 「ここが最後だ。何と無意味な一生だったのだろう。」 出発前、彼は思った。 「だが希望がなくても、ここで諦めてはいけない。」 願いがようやく届いたのか、苦労して追い求めた真理を彼は再び見ることができた。 そして今回、ついに漆黒の楽園に繋がる深罪の道を見つけたのである。 次になすべきは、幾度も夢の中で目にしたあの輝ける扉を、この手で開くことだ。 どんな手段を使ってでも、どんな代償を支払ってでも… ゲーム内テキスト(519文字)
空の杯
満溢の壺
宮廷の宴会で使われる特別な酒杯。かつては、とあるマジックのパフォーマンスにも使われていた。
スネージナヤ宮殿を巡る回廊では、宴と歌、そして舞踏が絶え間なく繰り返される。 フェイの貴族たちは豪華絢爛な暮らしを愛し、宴こそが最も重要な務めだと考えている。 宝石のように硬い心でさえも、芳醇なる美酒の香りによって溶けてしまうものだ。 そして驚くべきことに、数々の国の政策も、大半が酔いに霞んだ頭で決められているのであった。 貴族たちが密かに「怪僧」と呼ぶロートヴァング教授は、近年宮廷でその名を馳せている。 貴族たちが彼を敬う理由は、彼が錬金術と占星術の学識によってツァーリのお気に入りとなったからでも、 口にする格言が面白さと奥深さを備え、皆を笑わせるからでもなく、 その伝説にあった。 噂によれば、かつてフォティオス大公は嫉妬に駆られ、この疎ましき野狐を排除しよう企んだそうだ。 彼は上質な炎水を毒薬にすり替えたが、なんと教授はそれを美味しそうに楽しんだという。 結果、これを契機に大公は逆にひれ伏し、怪僧の最も忠実な支持者へと転じた。 妖精の中でもひときわ変化に長けていたフィリポフは、教授の研究など所詮まやかしにすぎないと公の場で嘲笑した。 怪僧はただ微笑むと、大勢の前で彼の亡き妻を呼び出した。 この手の話は宴の席での定番の笑い話となった。だが、その真偽を誰が問おうとも、教授は否定も肯定もしなかった。 もしかしたら、実際は誰もその真偽を気にとめいないのかもしれない。ただ歌や踊りの合間に挟まる余興としか見ていないのだろう。 あるいは貴族たちにとって、根無し草の異邦人のほうが信頼に値するのかもしれない。 ただそのように見てはいるものの、その力で皆の厄介事を片付けてくれるのなら、それに越したことはない。 しかし、劇中の人物が悲惨な幕切れを予知できるわけもなかった。 ゲーム内テキスト(748文字)
理の冠
永劫の冠
罪人のサークレットをモチーフに作られた冠。ある者の心の中において、愛と罪は元を辿れば同じものなのかもしれない。
北風は荒れ果てた古き辺境に、新たな機会と文明をもたらした。 巨木が倒れた場所には、大小さまざまな都市、港、工場が建った。 しかしツァーリの側近だけは、この目に映る繁栄がすべてではないことを悟っていた。 フェイの王は、月の秩序に背く反逆の策を企んでいた。 「しかし、私に言わせれば、ツァーリの器と野心は小さすぎます。」 「あのお方は慈愛という鎖によって大地に縛られ、星々を見上げようとしません。」 「あれほどに偉大な力を持っているのに、月の下で生きる者たちの王になるだけで満足しています。」 「あのお方は天穹の外でこそ、真の永遠の楽園を見つけられることを知らないのです。」 ツァーリの特使として怪僧がナド・クライを訪れたのは、とある極秘任務のためであった。 ここに眠る秘宝を手にすれば、大地をも覆す力を得られる。 しかし、彼が力を求めるのはこの世を救うためではなく、この世を自分の「薪」とするためであった。 「見なさい。愚かで短命な凡人どもです。瞬く間に朽ち果てるこの幻世と同じように、救いようがありません。」 「私のように至高の恩恵に選ばれし者だけが、存在する意味を持ちます。」 「無限の輪廻の中で浮き沈みするより、偉業のために犠牲となり、解放されたほうがよいでしょう。」 「レッド・ミラー、その取るに足らない悲しみを捨てなさい。私たちは皆、運命に選ばれし者なのですから。」 「私に従うのです。世界は滅びる運命にあります。私たちは天蓋の繭を破り、外へと羽ばたくのです!」 ゲーム内テキスト(644文字)