TEYVAT CODEX
用語

天狗

稲妻の妖怪の一族。九条裟羅もその一人

一次資料 29本 ゲーム内テキスト 40件

稲妻の妖怪の一族。翼を持ち、幕府に仕える者が多い。

九条裟羅がその一人で、雷電将軍に強い忠誠を誓っている。天狗は人間より長く生き、稲妻の歴史を直接見ている。

稲妻には人ならざる者が普通に社会の中にいる。天狗も、狐(八重神子)も、蛇(オロバシの民)も、人間と同じ制度の中で暮らしている。

一次資料での用例

29
朱鷺町物語/朱鷺町物語·序
…これは、おしゃべりな天狗から聞いた話だ。…
朱鷺町物語/朱鷺町物語·二
…たとえ大天狗と盃を交わすこの狸であっても、化け猫には礼を尽くすのだ。平たく言えば、先程の無礼に伏して謝罪するのだ。…
朱鷺町物語/朱鷺町物語·一
…天狗の名は「与一」という。花見坂の「朱鷺町」という小さな路地に住んでいる。彼女はそこで店を構え、酒を売りながら自由気ままに暮らしている。…
珊瑚宮記/珊瑚宮記
…過酷な戦で民が苦しんだ。今のヤシオリ島で激しい戦闘が行われ、双方の被害が甚大だった。大御所殿下の愛将である天狗笹百合もこの戦で命を落とした。遂に大蛇は大御所殿下に討ち取られた。…
テイワット観光ガイド/テイワット観光ガイド·稲妻編
…以前、御膳所で飛行薬を調合した時、うっかり若い天狗の大将に怪我をさせてしまった。左の羽が治るまで、半月ほどかかってしまうかもしれない。あの子を手当てしてあげたかったけど、あれ以来ずっと私のことを避けているみたいで……
巫女曚雲小伝/巫女曚雲小伝
…大御神が「東山王」と共に戦没したと聞き、退却する途中、巫女の曚雲は天狗である笹百合の手下の待ち伏せを受け、巨鯨「大検校」と共に戦死し、そして、その遺体は幕府軍によって奪われた。妹の「海御前」菖蒲は、奮戦の末、鮮やかな赤い海に消えて行方不明になったという。…
出発!ドドコ/出発!ドドコ
…目が覚めると、みんな天狗と同じ翼が生えていた。…
出発!ドドコ/出発!ドドコ
…目が覚めると、みんな天狗と同じ翼が生えていた。…
聖遺物「追憶のしめ縄」
…その間、人間味のなかった影向天狗様が娘を授かった。…
聖遺物「追憶のしめ縄」
…大天狗様も、守れなかった自責の念で、光代を一人残して、自分を追放した。…
聖遺物「絶縁の旗印」
…遂に長年触れることのできなかった天狗の少女を捕まえた………
聖遺物「絶縁の旗印」
…我流の秘剣「天狗抄」で、岩蔵道啓は九条家の剣術指南役になった。…
聖遺物「絶縁の旗印」
…「そんなことはありません。精々空を飛ぶ天狗を切り落とせるくらいでしょう」…
聖遺物「絶縁の旗印」
…「影向の天狗がつけた名には、神通力がある」…
聖遺物「絶縁の旗印」
…「ふん、俺をなめるなよ。俺の弓もすごいんだぜ、天狗に教わったんだ」…
武器「天目影打」
…岩蔵流の秘剣「天狗抄」は迷いをすべて捨ててやっと使える技だという。…
武器「東花坊時雨」
…「今から数百年前、ある祭りの日、花見の席で狐や狸たちは戯れ、楽しく遊んでいた。普段あまり笑顔を見せない天狗たちでさえ、人々と杯を交わし、談笑していた。中でも最も注目を引いたのは華傘を手にした少女だ——鬼族の美酒を飲んで大いに盛り上がる中、月明かりの下で、少女は花吹雪のように舞った。妖怪も人間も、彼女の踊る姿に歓声を上げた。その後、軍勢と共に出征した時、少女は不幸にも命を落とした。彼女が愛用していた傘は、忠実な眷属たちの手によって神社に寄贈された。」…
武器「霧切の廻光」
…影向の天狗から弓を習い、その技を意中の人に教えた。…
武器「有楽御簾切」
…「あぁ?あんだって?布を切るのに使えねぇだと?嬢ちゃん、天狗みてぇにつまらねぇことを言うんだな!」…
武器「惡王丸」
…「天守閣の上で、伝説の影向大天狗と心躍る決闘をする」…
武器「赤角石塵滅砕」
…かの有名な「影向山霊善坊」大天狗ですら、…
武器「斬波のひれ長」
…その伝説とは、戦友の骸を取り戻すため、単身で天狗の軍陣へと乗り込み、奮戦の末に命を落としたというもの。…
武器「白辰の輪」
…影向の天狗の族長と速さを競った。…
武器「不滅の月華」
…影向山に立つことを夢見た少年が、「惡王」の名を持つようになり、天狗と壮絶な決闘を果たした……
武器「神楽の真意」
…かつて頭の堅い若き天狗と出会い、「鍛錬」と称して彼女を山で修行させたことがある。…
武器「破魔の弓」
…天狗の師匠には申し訳ないけれど、ここで使わせてもらう。…
武器「曚雲の月」
…「俺が伝説の大天狗からお面を奪い取ったら、約束通りやり残したことを果たしてくれるよな」…
武器「飛雷の鳴弦」
…剣豪が少年の頃、山を闊歩し、偶然出会った大天狗と賭けをした。…
Wings140008
…「天狗って言うのはね、歴史の長い影向の天狗一族以外に、身のこなしの素早い人間や、神出鬼没な人間を指すこともあるのよ。ほら、天狗にも翼があるじゃない」…

この言葉が出てくる場面

20
雷電将軍ストーリー キャラクターストーリー3

将軍になる前の雷電は一介の武人であり、先代の命令に従っていた。 先代の雷神、雷電眞は武力に乏しく、戦いや殺しの仕事を影に任せていたのだ。ただ影には殺戮だけではなく、友人と櫻の木の下で歌やかるたに興じ、のどかに過ごす時間もあった。 その性格ゆえか、遊戯中の影は朴訥としていた。彼女が最終的な勝者になることも、狐斎宮様が特別に用意した賞品を獲得することもなかった。 そんな彼女は、武道の修行に充てていた心血を、歌とかるたの修行へと注いだ。眞と御輿千代にかるたの勝負を申し込んだり、月明かりの下でひとり詩歌を読んだりした。 ある日、櫻の木の下で影は勝ち進み、最後は天狗に勝ち、ついに勝者の座につくことになった。 影は勝利に歓喜したが、友人の笑い声を耳にする。とっさに自分が冷静さを欠いていたことに気付き、慌てて両手を下げると、凜とした冷たい顔に戻った。 もちろん、友人たちは嘲笑っていたわけではない。彼らは影のことをよく知っており、きっと勝利のために努力してきたのだろうと思ったのだ。 狐斎宮様も笑みを浮かべながら、菓子を影に渡す。 「褒美といっても、妾が作った菓子に過ぎぬ。まさか影がそこまで喜ぶとは。ならば、この勝者だけが手にできる褒美をじっくりと味わうがよい。」 無論、影は菓子を欲していたわけではない。武人として、負けたのならば勝つまで挑む。この菓子は、彼女の勝負に挑む心構えへの褒美だった。 影はすぐにまた無意識のうちに微笑んでいた。勝利の味もさることながら、この菓子は影の舌を唸らせたのだ。その笑顔を隠そうとする不器用な彼女の姿に、友人たちはまた笑みをこぼす。 今でも影は、その櫻の木をよく思い出す。 長いこと見に行っていなくとも…たとえ櫻の木の下に誰も座っていなくとも、彼女は時間が永遠に止まることを願うのであった。

雷電将軍ボイス こんばんは…

夜の流れ星について知りたいのですか?ふふ、瞬く間に流れゆく天の光です。えっ、実はあなたが流れ星?空を翔ける者は「天狗」だという言い伝えがあります、あなたも天狗だったのでしょうか?

九条裟羅ストーリー キャラクター詳細

九条裟羅には天狗の血が流れているが、彼女は天狗のように森や山に住んでいるわけではない。彼女は幼い頃から九条家の養子として育てられ、それ以来、天領奉行の一員として活動してきた。 天領奉行は「三奉行」の一つで、稲妻の治安維持を担当している。現在、裟羅は天領奉行の将領として、稲妻城の安全確保という重要な任務を担っている。 彼女は仕事をきちんとこなし、部下に良い手本を示すことを常に意識している。どんなに困難な課題でも、天領奉行の管轄内であれば、裟羅はすぐに解決することができる。 普段の裟羅は笑顔が少なく、迅速かつ毅然とした態度で任務を遂行するため、多くの稲妻人は彼女を近寄りがたく、冷徹な軍官だと考えている。 しかし、対外的には冷たくとも、内には熱を秘めている裟羅のような人間には、その評価は表面的なものに過ぎないのかもしれない。

九条裟羅ストーリー キャラクターストーリー4

人間と共に育ったとはいえ、裟羅は天狗の習性を持っている。たまに天領奉行所を離れるが、そのほとんどは山に行くためである。 彼女は山に詳しく、人間の物語ではあまり語られることのない、多くの妖魔を見てきた。 その中には、凶暴で邪悪なものも多いが、何の害もない小さな妖怪もいる。しかし、裟羅にとって、それらは形態上の違いに過ぎない。 奉行所に、犯人不明の強盗事件が頻発していた時期があった。裟羅が警戒しながら森の中を散歩していたとき、盗品を背負いながら焦る妖狸に気が付いた。 妖狸の本性は悪ではない。彼らはただ食いしん坊であったため、食べ物を盗んでいただけなのだ。 妖狸を捕らえ、窃盗品を取り返した裟羅は、このように言った。 「山に隠れていても、裁きからは逃れられないぞ。これは最後の警告だ、よく聞け。二度と民に迷惑をかけるな、さもなければ…」 怯え、骨の髄まで冷え切った妖狸たちは、うなだれて片隅に丸まってしまった。以後、この約束を守り、二度と悪事を行わぬようになった。 そして、恐ろしい警告を口にした裟羅は、あれから修行に出かけるときに、長期保存が可能な野菜や果物を持って行くようになった。道中、妖狸たちに食べ物を配るのだ。 彼女は何の説明もせず、これを贈り物だとも思っていなかった。強いて言えば、悪の道から更生した者への慰めのようなものなのだろう。

九条裟羅ストーリー 神の目

神の目を獲得した時、彼女はまだ名前を与えられていなかった。 彼女は元々、穏やかな山の森に住んでいた。いつの日か、悪霊が騒ぎ出し、かつての平和を失った。 天狗の力をもってしても、幼かった彼女は魔物に対抗できなかった。そして、戦いで羽を傷付けられ、崖から落とされた。 高所から落ちた彼女は、傷ついた翼を開くことができず、絶望しながら地面へと落下していった。 「そんなはずはない!私の力があれば、この山を永遠に守れると思っていたのに…」 翌朝、山の麓を通りかかった住民が、道端で倒れている少女を見つけた。その少女は、取り乱してはいたが、無傷のようであり、なぜそこに横たわっていたのかという謎が深まった。 人々はあまりにも驚きながら、彼女を町に連れて帰り、天領奉行に報告した。 その当時、九条家の当主であった九条孝行は、彼女が手にしていた光るもの、それが幻の「神の目」だということに気が付いた。 幼いながらも神に注目されたこの少女を、孝行は、天から天領奉行に賜った運命の子だと確信した。 彼はその子を養子として迎え、「裟羅」という名を与えた。そして万能の戦士として鍛え、彼女に、将軍に従い、稲妻のために戦うことを求めた。 九条孝行は、名将を育てることができれば、九条家の地位と民望はますます安泰になると考えていた。そしてすべてが思い通りに、着実に進んだ。 神の目を手に入れた裟羅は、すぐに頭角を現し、多くの人の期待通りに、若くして天領奉行の将領にまで登りついた。 あの時無傷でいられたのは、神の目のおかげだと裟羅は誰よりもよく理解していた。 神の目の注目を浴びた彼女は、自身の生涯を支える力を与えられたのだ。彼女の全ては、全能の将軍によって存在していると言っても過言ではない。 将軍様のために戦うのであれば… それは命令ではなく、養父の策でもない。彼女が真に望んでいることなのだ。

九条裟羅ボイス 世間話·使命

天狗の責務は山林を保護すること、九条家の使命は稲妻を守護すること。両者に違いはない。

九条裟羅ボイス 九条裟羅の悩み…

天狗の翼は確かに実在するものだ。並んで立てばある程度の場所を取るのも仕方のないこと。お前の言う「距離を縮める」というのを、どう実現すればいいのか分からない。

九条裟羅ボイス 突破した感想·結

己を磨き、武道に精進する、それは私の責務だったはずだ…しかし、お前はそれでも全力で私に尽くしてくれた…この力は決して無駄にはしない、必ず大義のために使うと約束しよう!そして…天狗の情宜は、お前と共にある!

荒瀧一斗ストーリー キャラクターストーリー3

稲妻には、古くから妖怪の一族が住んでいる。 「白辰狐王一脈」や「天狗党」に加え、「鬼人衆」もこの地で活躍をしてきた。 これら妖怪の大半は、人間が羨むような特殊能力を備えている。だが鬼族の場合、特別な力をほとんど持っていない。 頭に生えている鬼の角を除き、特徴と言えるのはその気性の荒さと厄介事をよく招いてしまう点のみ。 また鬼族が豆を恐れるという言い伝えがあるが、これはすでに学術的に証明がされている。 実は、鬼族の大多数は豆にアレルギーを持っているのだ。ただ鬼族の血は時の流れとともに次第に薄まり、そのほどんどは軽いアレルギー反応を起こすだけとなっている。 しかし、悲しいことに非常に深刻な豆アレルギーを持っている者がいる、それが荒瀧一斗だ。豆を食べるのはもちろんのこと、肌に触れれば全身にかゆみが走り、呼吸もままならなくなってしまう。 そのため、普段は大雑把で周りを気にしない一斗も、「豆」にだけはいつも警戒しているようだ。 荒瀧派の一員は親分への忠誠心から、一斗と飲みに行っても決して枝豆を注文しないという。 なお、豆を使った食べ物の中でも、一斗がもっとも恐れているのは「油揚げ」である。本人曰く、見ただけで三日は吐き気が続くそうだ。

荒瀧一斗ストーリー キャラクターストーリー4

「油揚げ」で真っ先に思い浮かぶのが、ある勇ましくも悲壮に満ちた勝負のことだ。 その勝負の始まりは、日常の小さな揉め事であった。一斗が給料を貰った日、行きつけの屋台へ行くと、一つしかない店の席に狐耳の女性が座っていた。 その席を奪おうとする一斗であったが、次第に狐耳の女性と口論となる。そして、その席を賭けて真剣勝負(必要のない)をすることとなった。 話し合いの結果、勝負の形式は一斗が決め、その具体的な内容を狐耳の女性が決めることになった。 働いた後で腹を空かせていた一斗は大食い勝負を選び、狐耳の女性は食べる料理を選んだ——それが「きつねラーメン」である。 ラーメンの中に油揚げが入っていることを想定していなかったのは、一斗にとって致命的なものであった。しかし、持ち前の根性で勝負を乗り切り、なんとか鬼としての威厳を保つ。 そんな一斗の迫力に腰を抜かした店主は、その争いの火種となった席を彼に渡したそうだ。 それら数々の勝負をくぐり抜けてきた一斗であるが、その中でも心残りが二つある。 一つは天領奉行によって神の目を奪われた際、自分を打ち負かした相手である九条裟羅との再戦が果たされていないことだ。 今なお、九条裟羅は町中での相撲を拒否しており、一斗は不満を抱いている。 そして、もう一つが幼い頃にあったある出来事だ。ある日、天狗の子供と口喧嘩となり、白狐の野で相撲を取ることになった一斗。しかし、その最中に二人とも山から転げ落ちてしまうということがあった。 結局、足を挫いて歩けなくなった一斗を、天狗は家まで運んであげたそうだ。もちろん、勝敗は決まらないまま終わっている。 両方とも天狗が絡んでくるとは、なんともツイてねぇ! 天狗っつうのは痩せてやがんのに、どうしてあんな力が強いんだ。

荒瀧一斗ボイス 雷電将軍について…

将軍が目狩り令を行ってた時、俺様を制圧するためにご自慢の天狗まで動員させてた。つまり、俺様は将軍が頭を抱えるほどの相手だってことだろ?だが、目狩り令を廃止するって決めたんなら、まだ救いようがないわけじゃねぇ。今回の教訓を活かして、もうこんなこと二度としなければそれでいい。じゃねぇと、もっと頭を抱えさせてやるぜ、へへっ。

荒瀧一斗ボイス 九条裟羅について…

目狩り令の時、確かにあいつに負けた。けっ、別に恥ずかしくはねぇ、負けたら正々堂々と投降する、間違ったことをやったらおとなしく責められる、それでこそ真の漢ってもんだ!逆にあいつはどうだ、天狗のくせに俺様の復讐の申し出に応じねぇ!十字路で相撲をやるのがそんなに怖いのか?これ以上応じる気がなけりゃ、「九条天狗」じゃなく「九条亀」って呼んでやる!

八重神子ストーリー キャラクターストーリー4

遥か昔、人間が妖怪たちの物語を話す時、まだ「昔々」という言葉をつける必要がなかった時代。 大空には天狗、荒野には鬼衆、小道には妖狸、俗世には仙狐がいた。 鳴神という大きな旗印のもと、妖の衆は想像を絶するような力をもってして焼畑農業に手を貸し、苦境の時代を生きる人間たちを助けた。 山に避難し、海辺に城を築いたのが稲妻の始まりである。 妖の中でも「白辰狐王一脈」はもっとも尊く、大妖怪を代々輩出することから、俗世でも無数の伝説を残していた。 稀に妖たちが集まって酒を酌み交わすことがあるが、その時には自分たちの新たな伝説を自慢げに話すのがお決まりとなっていた。 酒を飲みながら話す言葉は、どうしても事実と異なる部分が出てくる。だが、そんなことを気にする者などいない。ただ楽しく話を聞ければいいのだ。時を経て、いつしかそれは「百物語大会」となった。 当時、盃を高く掲げながら談笑し、妖たちの目を引き付けたのが有楽斎だ。宴を催した狐斎宮も、笑みを浮かべずにはいられないほどのものであった。 まだ幼い狐の姿であった神子は、いつも狐斎宮の肩に乗り、有楽斎が話す物語の矛盾を指摘していた。 無論、有楽斎も頭の回る知恵者である、髭を触りながら話の修正をした。 だが、それでも神子は新たな矛盾点を見つける。斎宮様が笑いながら、「皆、次のくだりが聞きたい頃よ」と止めるまで、そのやり取りは繰り返された。 酒が三度回ってくる頃には物語も数巡し、どの妖もまともに言葉を紡げなくなるほど酔っぱらっていた。 そうなると妖たちは語るのをやめて、妖力を用いて空へ駆け上がると、誰が一番上手く空と月を覆い隠せるか競い合うのだ。 それは——「無月の夜、百鬼夜行」と呼ばれた。 あれから五百年の時が経ち、当時の小狐も今や天地を揺るがすほどの大妖怪となった。 かつて共に酒を酌み交わした妖たちは、戦争と歴史の中に消え、生き残った血筋も日に日に薄れてゆく。 そうして「百鬼夜行」は、ついに「昔々」の伝説となったのだ。

八重神子ボイス 九条裟羅について…

あの頑固頭か…頭の柔軟さでは、あやつの天狗親父と比べて遥かに劣っておる…まあ、なんと言うか、頑固者にも頑固者の良さはあるが…願わくば、神社で妾を呼び止め、影のことをしつこく聞いてくるのはやめてほしいものじゃ。

綺良々ボイス 九条裟羅について…

ずっとあの天狗様と話してみたいなぁって思ってるんだ。でも天狗様は天領奉行の大将だし、いつも威厳に満ち溢れてるでしょ。だから、未だに身を伏せて遠くから眺めることしかできてないの。わ、わたし、あの人の翼が気になるだけなんだよ。普段は不便じゃないのかなぁ?それに、落ちてくる羽はどうするの?はぁ~…もしそれを箱の中に敷き詰めたら、きっとすごく寝心地がいいんだろうなぁ?

夢見月瑞希ストーリー キャラクターストーリー1

幾千もの伝説に登場する妖狐や、凛々しい天狗、人々に恐れられる鬼族に比べれば、「夢喰い獏」は名こそ聞くものの、有名だとは到底言えない。 「百物語大会」の席で、夢喰い獏たちは決して注目されるような存在ではない。片隅で静かに茶を飲んだり、ほかの妖怪とともに強者の雄弁に耳を傾けたり、あるいは有楽斎のような文学者に茶や酒を注いだりするのが常だった。 まだ幼獣であった頃、夢見月瑞希が宴会に参加する一番の楽しみは、友人の八重神子——こちらも当時は子狐の姿だった——が才能を余すところなく発揮する場面を見物することだった。 神子が狐斎宮のお姉さんの肩に乗って、有楽斎と三百回にもわたる議論を交わすところを見ていると、いつの間にかいつもの何倍もの菓子を平らげてしまう。相手の話の矛盾を見事に見つけてみせる神子の凄まじい思考力に、思わずうんうんと頷きながら、神子の言葉を丸覚えしたりもした。 翌朝は決まって神子を訪ね、心を込めて用意した油揚げを、軽くあくびをする神子の前に差し出す。昨晩、語り尽くせなかった話の続きをするためだ。 崇拝とも言えるその熱意に、神子は内心引きながら、ふわふわの尻尾で優雅に顔の半分を隠し、話題を逸らした——「ラーメンでも食しにゆくか。」 カラス大将の営むラーメン屋台の前で、影向山の南にある一番立派な櫻の木の枝の上で、夕日に照らされた浜辺で…小さな狐と幼い夢喰い獏はいつも、一緒に色んなことを語り合った。 夢の奥底に隠された秘密さえも、互いに分かち合う宝物となった。 しかし、「白辰狐王の血統」の継承者である神子には大きな責任があった。彼女が成長と共に背負わなければならなかったものは、重すぎる任務だった。 神子と瑞希が相次いで術を会得し、人の姿に化けられるようになってからは、凡人と同じように、生活の波に押し流され、交流も次第に減っていった。 神子はお隣さんである狐斎宮の指導のもと、奥深い妖術の修行に身を投じた。鳴神大社の巫女たちに囲まれて宮司の八百八十条の規則を読み上げ、大妖怪の間を行き来しながら、白辰狐王の血統を継ぐ新星として、妖怪の世界における一族の地位を確固たるものにしたのである。 神子の世界は、いつか瑞希とともに眺めていた遠い海のように、波乱万丈で変化に満ちたものだった。危険と挑戦は至る所に潜み、変数とチャンスを待ち構えていた。 一方、瑞希は静かで穏やかな生活を送っていた。一族と共に農業や織物によって生計を立て、決まった時間に外を巡回しては、助けを求める人々のために悪夢を喰う日々… それは小川が流れ込む湖のように静かで、いささか味気のない日々であった。 二人が外で戯れる時間は減り、やがて月に一度ともに過ごすという約束も、かなえるのが難しくなった。 しかし、瑞希は残念だとは感じなかった。 朝、ともに出掛ける束の間の時間、瑞希が油揚げを差しだすと、神子は親友だけに見せる心からの笑顔をこちらに向けてくれるのだから。 瑞希は自覚している——神子が背負っている責任の十分の一も、自分には背負えないだろう。神子のそばに並んで歩いているだけで、周りからの視線に圧倒されてしまうほどなのだから。 「静かで目立たない脇役でいい。神子が必要な時に安らぎを与えられるなら、それで満足」…そう思っていた。

荒瀧一斗評価 九条裟羅について「九条裟羅について…」

目狩り令の時、確かにあいつに負けた。けっ、別に恥ずかしくはねぇ、負けたら正々堂々と投降する、間違ったことをやったらおとなしく責められる、それでこそ真の漢ってもんだ!逆にあいつはどうだ、天狗のくせに俺様の復讐の申し出に応じねぇ!十字路で相撲をやるのがそんなに怖いのか?これ以上応じる気がなけりゃ、「九条天狗」じゃなく「九条亀」って呼んでやる!

八重神子評価 九条裟羅について「九条裟羅について…」

あの頑固頭か…頭の柔軟さでは、あやつの天狗親父と比べて遥かに劣っておる…まあ、なんと言うか、頑固者にも頑固者の良さはあるが…願わくば、神社で妾を呼び止め、影のことをしつこく聞いてくるのはやめてほしいものじゃ。

綺良々評価 九条裟羅について「九条裟羅について…」

ずっとあの天狗様と話してみたいなぁって思ってるんだ。でも天狗様は天領奉行の大将だし、いつも威厳に満ち溢れてるでしょ。だから、未だに身を伏せて遠くから眺めることしかできてないの。わ、わたし、あの人の翼が気になるだけなんだよ。普段は不便じゃないのかなぁ?それに、落ちてくる羽はどうするの?はぁ~…もしそれを箱の中に敷き詰めたら、きっとすごく寝心地がいいんだろうなぁ?

荒瀧一斗評価 雷電将軍について「雷電将軍について…」

将軍が目狩り令を行ってた時、俺様を制圧するためにご自慢の天狗まで動員させてた。つまり、俺様は将軍が頭を抱えるほどの相手だってことだろ?だが、目狩り令を廃止するって決めたんなら、まだ救いようがないわけじゃねぇ。今回の教訓を活かして、もうこんなこと二度としなければそれでいい。じゃねぇと、もっと頭を抱えさせてやるぜ、へへっ。

そのほかのゲーム内テキスト

40

天狗呪雷·雷礫 ダメージ|

天狗呪雷·伏は敵に命中すると、九条裟羅の元素チャージ効率を基準にし、その100%の元素チャージ効率毎に、チーム全員の元素エネルギーを1.2回復する。この効果は3秒毎に1回のみ発動可能。

神の目を獲得した時、彼女はまだ名前を与えられていなかった。 彼女は元々、穏やかな山の森に住んでいた。いつの日か、悪霊が騒ぎ出し、かつての平和を失った。 天狗の力をもってしても、幼かった彼女は魔物に対抗できなかった。そして、戦いで羽を傷付けられ、崖から落とされた。 高所から落ちた彼女は、傷ついた翼を開くことができず、絶望しながら地面へと落下していった。 「そんなはずはない!私の力があれば、この山…

「九条の天狗!俺様が商店街に来たぜ、お前はどこに隠れてんだ!!」

ある天狗の所有物であった黒羽。昔の剣豪が秘蔵していた記念品。

かつて、孤舟のように海に浮かんでいる天狗の館は、あの時少々名の知れた「影向役者三人衆」が訪れたこともある。その後、そこは意気消沈した彼らが余生を無駄に過ごしていた檻となって、海底に沈んだ。

「そう?じゃあ今度またあの天狗女に殴られてべそをかいても、連れ戻しに来てあげないから。」

荒瀧派を辞めて、あの天狗女のところで働くつもりみたいなんだ!

天狗呪雷·伏 ダメージ|

天狗呪雷·金剛破 ダメージ|

「九条の天狗!!花見坂って相撲対決にちょうどいい場所だな。お前はどこにいるんだよ!!」

ああ、天狗一族が被ってる面のことだ。赤色のものが多く、身分の象徴を表している。昔は威圧効果があったそうだ。

ずっとあの天狗様と話してみたいなぁって思ってるんだ。でも天狗様は天領奉行の大将だし、いつも威厳に満ち溢れてるでしょ。だから、未だに身を伏せて遠くから眺めることしかできてないの。わ、わたし、あの人の翼が気になるだけなんだよ。普段は不便じゃないのかなぁ?それに、落ちてくる羽はどうするの?はぁ~…もしそれを箱の中に敷き詰めたら、きっとすごく寝心地がいいんだろうなぁ?

烏天狗雷霆召呪による「烏羽護持」の時、狙い撃ちのチャージ時間-60%。

誰も傍におらず、成長を見届けてもらえないのは惨めだ。動物も、人間も、天狗も…

「九条の天狗!俺様が離島に来たぜ!いつまでも外国人をいじめるんじゃねぇ!!」

稲妻には、古くから妖怪の一族が住んでいる。 「白辰狐王一脈」や「天狗党」に加え、「鬼人衆」もこの地で活躍をしてきた。 これら妖怪の大半は、人間が羨むような特殊能力を備えている。だが鬼族の場合、特別な力をほとんど持っていない。 頭に生えている鬼の角を除き、特徴と言えるのはその気性の荒さと厄介事をよく招いてしま…

ああは言ったけど、天狗と狸はもう書いたし…妖怪を百種もどうやって集めるんだ?ああ、妖怪のネタがほしい。新しい妖怪が!

だが結局、クソ狐は現れず、代わりに人間の小僧がやって来た。確かむかし影向天狗に法術を習っていた三人組の一人だったな。

大天狗なるもの、うぬぼれた、険悪な暴徒なり。酒を飲んだ後は、特にひどい。——狸歴史家より

…刻んだ。霧に棲み空を裂く魔性のフクロウ、あえて皇居に侵入する化け狸、凄腕で月のような美貌だが、最後には牙を見せる鬼族の少女。かつて黒い翼を広げて空を自由に歩いた天狗、そして彼女と共に歩み、最後は永遠に消えてしまった「狐斎宮様」… 彼女の心の中に静かに眠っていた数々の物語は、いつか彼女が夢見る永遠なる浄土の中で、明るく燃え上がるだろう。

晃、元太…お前ら聞いたか?忍の姉御は…面接に来たってことかよ?あの天領奉行の天狗もいる…

目標位置に天狗呪雷·金剛破を下し、雷元素範囲ダメージを与える。その後、天狗呪雷·金剛破は4つの連続する天狗呪雷·雷礫に分裂し、雷元素範囲ダメージを与える。 天狗呪雷·金剛破と天狗呪雷·雷礫は、範囲内のフィールド上キャラクターに、元素スキル「烏天狗雷霆召呪…

土俵の中央に集まっているのは…古い遺跡機械だ!ミサイルやビームなどの強力な武器が荒れ狂う中、無傷でいられるものとは?それは頑丈な一揆会場だろう!天狗党人の土木技術を侮ってはいけない!

目狩り令の時、確かにあいつに負けた。けっ、別に恥ずかしくはねぇ、負けたら正々堂々と投降する、間違ったことをやったらおとなしく責められる、それでこそ真の漢ってもんだ!逆にあいつはどうだ、天狗のくせに俺様の復讐の申し出に応じねぇ!十字路で相撲をやるのがそんなに怖いのか?これ以上応じる気がなけりゃ、「九条天狗」じゃなく「九条亀」って呼んでやる!

「九条の天狗!俺様がまた来たぜ!お前はどこだ!!」

「上には『光代』という名も刻まれているみたいだ。興邦はそんな名前の天狗は聞いたことがないと言っていたから、誰かが適当に彫っただけなのかもしれない。」

神速で名を馳せる天狗をも斬り墜とすという伝説を持つ、名士が発注した刀。

遥か昔、人間が妖怪たちの物語を話す時、まだ「昔々」という言葉をつける必要がなかった時代。 大空には天狗、荒野には鬼衆、小道には妖狸、俗世には仙狐がいた。 鳴神という大きな旗印のもと、妖の衆は想像を絶するような力をもってして焼畑農業に手を貸し、苦境の時代を生きる人間たちを助けた。 山に避難し、海辺に城を築いたのが稲妻の始まりである。 妖の中で…

「九条家の天狗よ、よく聞け!目を奪われた仇は忘れないぜ!決闘のことを忘れるなよ!!」

稲妻には妖怪の伝説が数多くあります。狐、狸、天狗を主人公とした童話は稲妻だけでなく、海外からもたくさん発注依頼が届くほどなんです。

狐神使、妖狸、天狗の伝説はどれも聞いたことがあるけど、壺の精霊は初めて聞いた。

「なるほど、彼の『陰陽術』は璃月の仙法と天狗の『神通』を融合したものか。」

「百人一揆」は、元々「天狗党人」たちが開催した祭典で、その目的は戦闘の魅力を伝えることだった。

…だがその後、「天狗党」は公序良俗の違反と、社会秩序を乱したことで、天領奉行が取り締まった。

自律的な人型からくりの剣士。 試作時に秘剣「天狗抄」で名高いある剣道流派の初代宗主の記憶を統合したが、原因不明のまま制御不能となり、最終的に放棄されたという。 魔偶剣鬼は残影を生じさせて氷元素または風元素ダメージを与える。 遠距離攻撃を受けると、魔偶剣鬼は一定確率で「枉死の面」を生成してガードする。

しかし、「天狗党人」が取り締まられた今も、誰かが「百人一揆」を秘密裏に開催している…誰も主催者の正体を知らないが、それは大して重要なことじゃない。そうだろう?

海淵の底にある光り輝く素材によって作り上げられた薙刀。かつては天狗一族が所有していた。

九条裟羅には天狗の血が流れているが、彼女は天狗のように森や山に住んでいるわけではない。彼女は幼い頃から九条家の養子として育てられ、それ以来、天領奉行の一員として活動してきた。 天領奉行は「三奉行」の一つで、稲妻の治安維持を担当している。現在、裟羅は天領奉行…

最初は、過去に「天狗党人」が戦いの恩恵を宣伝するために行っていた、不思議な儀式だった。

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