アフマル
砂漠の王として語られる
砂漠の王として語られる名。キングデシェレトと結びつけて伝わる。
砂漠の書物に繰り返し現れるが、その正体をはっきり述べた記述は少ない。王の名なのか、称号なのか、別の存在なのか——砂漠のロアは、こういう輪郭のぼやけた名が多い。
一次資料での用例
17この言葉が出てくる場面
7オッドアイを持つキャンディスは、アアル村の「ガーディアン」を任されている。 アアル村を訪れるすべての旅者に対し、キャンディスは必ず最大の善意を尽くし、一部の人が無礼を働けば、相手をすぐに正してそれ以上の追求はしない。 キャンディスにとって、何よりも重要なのが村の掟だ。この辺境の地を尊重しさえすれば、誰もがアアル村で休息を取ることが許された。 しかし、もしこの寛容な態度を弱さと見なし、アアル村で不義を働こうとする者がいれば、もっとも大きな代償を払うこととなる。 その時、彼らはキャンディスの槍と盾が何よりも恐ろしい武器だと気づくだろう。 アフマルの子孫、砂漠の民、ガーディアン…重き身分を背負ったキャンディスは、アアル村を守るという永遠の職責を担っているのだ。 「この村では、掟を守る人だけを歓迎します。」
掟を守らぬ者はアアル村の「敵」である。 砂漠に身を潜めるエルマイト旅団、冒険者になりすましてやり過ごそうとする盗賊、荷物を奪うため現れる宝盗団……この村を脅かそうとする者は、どんな手段で逃げ隠れしようとも最終的には相応の罰を受けることになる。 心から罪を認めて反省した者は赦され、砂漠を越えるのに十分な補給も与えられるが、その代償として彼らは二度とアアル村の周囲に姿を見せてはならない。 頑なに抵抗を続ける者の場合…その卑劣な魂は、その場で砂礫と運命を共にするだろう。 砂漠を離れたあるエルマイト旅団のメンバーはかつて仲間に対し、アアル村の恐ろしい「ガーディアン」キャンディスこそ真のキングデシェレトの末裔だと警告した。 彼女の盾にはアフマルの祝福が宿っている。盾を手にすれば、大赤砂海のすべての砂礫が彼女の呼びかけに従う。彼女が願えば、巨大な砂嵐を引き起こしてすべての敵を呑み込むことすら可能なのだ。 それだけに留まらず、彼女の琥珀色をした左目には未来を見通し、相手の運命を見抜く力があるという。これほどまでに恐ろしい存在の彼女だ、その追跡から逃れられる者は誰一人としていない。 人々は、キャンディスがこれら神通力でアアル村にとっての「敵」をすべて一掃したと信じている。
アフマルの恩恵を真に感じ取ったことがないのは、キャンディス自身が知っていた。 「ガーディアンは未だかつて神に祝福されたことがない」——これは「ガーディアン」の間に伝わっている秘密だ。 新たに「ガーディアン」となり盾を手にし、正式に任命されて初めて、その者は真実を知らされる。 真実を知った「ガーディアン」の反応は様々であり、ある者は自暴自棄になって落胆し、武芸の修練すらも怠けるようになる。またある者は自分が見守られていないのなら規律を守る必要がないと身勝手な行動をし、果てには掟を無視する。 しかし、キャンディスはその事実で落胆することはなかった。 「私の槍と盾は、神の恩恵を祈るために振るうものではありません。」 「神の祝福があろうと無かろうと、『ガーディアン』の責務が変わることはありません。」 来る日も来る日も彼女は鍛錬に励み、他人より優れた意志と武芸を自ら身に着けた。 アアル村を訪れた多くの客人がキャンディスを引き抜こうとした。彼女は誰よりも優れているのに、どうしてアアル村のような目立たない場所に留まる必要があるのか?もし彼女が外の世界に出たいと思えば、新しい事を始めるのも不可能ではないかもしれないのに… しかし、キャンディスはいつもこう答える。 「『ガーディアン』が守るべき対象から離れることはありません」と。
神の目を手に入れた時、これはアフマルの恩恵だと——村のほとんどの人は口をそろえてそう言いました…しかし、私にとってはどうでも良いことです。神の恩恵があってもなくても、私は「ガーディアン」としての役目を果たすつもりですから。
草神、ですか…アフマルの血統を継いだ私がこうして無事でいられるのは、きっと彼女の慈悲のおかげなのでしょう。でも、いくらかすかな感謝の気持ちを抱いていたとしても、私は砂漠の後継者です…
スメールでキングデシェレト文明を研究する者、キングデシェレト·アフマル及びその配下七柱の名前を淀みなく、そらんじることができるその信奉者は、みな「沈黙の殿」の存在意義を理解している。 それは極めて古い組織である。その使命を知る者がいるとすれば、「崇高」と「管理」という二つの言葉でそれをまとめるはずだ。 知恵の頂点であるヘルマヌビスが沈黙の殿を建ててからすでに千年以上が経つ。彼らの唯一かつ最も崇高な目的は、門外不出の知識を管理することだ。幾千年もの間、砂漠では動乱が起きた——その中で沈黙の殿は彼らの有するあらゆる知識を携えて戦火を逃れ、各地を転々とした。一旦は雨林や教令院に身を寄せたものの、教令院の権力者に対する不信感からその地を離れ、結局は忘れられし土地に逃れることとなった。 ストーリーの語り部セトスは、まさにその沈黙の殿の出身であった。彼は自分で言うような平凡な人間では決してない。それどころか、平凡な身分が彼の人生の穴を埋めてくれたとも言える。 セトスは砂漠に生まれた。母は商人、父は傭兵であったと聞く。ある者は様々な手がかりを繋ぎ合わせ、彼の両親は希少な砂漠の部族出身だと推理した。だが残念ながら、セトス本人に実の両親の記憶はない。物心つく頃にはすでにバムーンに引き取られ、血の繋がらない孫として沈黙の殿で暮らしていた。 数年後、セトスは特異体質であることが判明する。ヘルマヌビスの跋霊を受容できる体質だったのだ。それゆえ彼は、自分に憑依した偉大な力と神聖な絆を築くことができた。 幼い頃、彼と似た体験をしたもう一人の人物、大マハマトラ·セノはいち早くスメール人の尊敬を集めていた。セトスはセノのように名を馳せ注目されるのをよしとせず、スメールシティに来てからは名前や身分を隠してごく普通の人間として過ごした。 彼は平凡で完璧な家庭環境をでっち上げ、住む場所を手配し、時おり砂漠のガイドや商隊の手伝いをして暮らした。退屈すると色々な場所で友達を見つけておしゃべりし時間をつぶした。 もちろんそれは暇な時だけで、忙しくなると状況は一変した。時々クラクサナリデビに呼び出されて、賢者たちと共に協力の過程で生じる諸問題を検討することもあった。そう、セトスはすでに前首領のバムーンから沈黙の殿の指導者という立場を引き継いでいたのだ。彼は沈黙の殿を率い、再び教令院と協力関係を結んだ。 平凡なスメールの新住民セトス、沈黙の殿の新たな首領セトス。二つの身分は天と地ほど違うが、そのどちらもセトスが実際に経験していることだ。 彼にどちらの暮らしが好きか尋ねても、きっと選ぼうとはしないだろう。そしてこう言うのだ。「いやいや、その必要はないよ。人って、取捨選択をしすぎると生きるのが辛くなるんだ。だってほら、お酒とコーヒー、どっちかを捨てる必要ある?どっちも自分のものだろ?」
アフマルの在りし栄光よ!
そのほかのゲーム内テキスト
40はぁ、だから先日ヒディンバさんに運が良かったと言ったんです。もし彼女が五百年前の霜月の子を騙そうとしていたら、今頃はもうアフマルに会っていたでしょうから。
そう、あんたらは「アフマルの目」とやり合ったことがあるって聞いた。あいつらは「神王のレリクス」に付属する旅団の一つだ。
スメールでキングデシェレト文明を研究する者、キングデシェレト·アフマル及びその配下七柱の名前を淀みなく、そらんじることができるその信奉者は、みな「沈黙の殿」の存在意義を理解している。 それは極めて古い組織である。その使命を知る者がいるとすれば、「崇高」と「管理」という二つの言葉でそれをまとめるはずだ。 知恵の…
キングデシェレトの七柱——聖ノ頂・聖者シェセプアンク。 三王とは異なり、キングデシェレト・アフマルが創り出した知的構造生命体である。キングデシェレトは彼にこの世のすべてのジンニーを管理する責務を命じた。 シェセプアンクは自由意志を持っていたが、キングデシェレト・アフマルの死後、彼は自我を閉じ、沈黙に陥った。 シェセプアンクとベンヌは共に…
だが、アフマルは天空の島の力を欲するあまり、知識に汚染されるという結末を迎えた。
「アフマルの目」メンバー
でももし、お父さまがずっと「アフマルの鬚」と何らかの接触を保っていたなら、ディシアがうちに来たのも偶然ではないはずよ。
キングデシェレトの七柱——明ノ頂・聖者ベンヌ。 三王とは異なり、キングデシェレト・アフマルが創り出した知的構造生命体である。キングデシェレトは彼に「アアル」の扉を守る責務を命じた。 ベンヌは自由意志を持ち、「アアル」の中にある永遠の理想郷——黄金の眠りを守護していたが、キングデシェレト・アフマルの死後、自我を閉じ、沈黙に陥った。…
神の目を手に入れた時、これはアフマルの恩恵だと——村のほとんどの人は口をそろえてそう言いました…しかし、私にとってはどうでも良いことです。神の恩恵があってもなくても、私は「ガーディアン」としての役目を果たすつもりですから。
「後でわかったんだが、アフマルってのは恋愛の神様なんかじゃねぇ。死んでから数千年は経つし、生前は一度も好きな女にありつけなかったんだ。」
でもあなたは諦めなかった。そうでしょ?アモン…つまり「アフマル」のことがあったから。
彼は言葉を巧みに操れるからこそ、宰相の中の宰相になれたんだろう。つまり、アフマルの人を見る目がなかったという噂は事実ではなかったようだ。
…なし、アアル村で不義を働こうとする者がいれば、もっとも大きな代償を払うこととなる。 その時、彼らはキャンディスの槍と盾が何よりも恐ろしい武器だと気づくだろう。 アフマルの子孫、砂漠の民、ガーディアン…重き身分を背負ったキャンディスは、アアル村を守るという永遠の職責を担っているのだ。 「この村では、掟を守る人だけを歓迎します。」
お父さまは物資を「アフマルの鬚」に送っていたの?
ここから出られれば…サミエルもアフマルも、オイラたちに手を出すことはできない!
だから俺はいっそのこと、団長を俺に譲れって言ったよ。けど団長は、必要ない、「アフマルの鬚」はもうすぐ解散できる、…って。
キングデシェレトの七柱——書記の中の書記・トキの王。 かつては月の使いであり、魔神に名を連ねるほどであったが、キングデシェレト・アフマルに敗れ、その配下となった。七柱の中で、トキの王はキングデシェレトの「知恵」の側面を象徴している。 極めて狡猾で、驚くほどの知恵を持ち、キングデシェレトに意見することさえあった。 スメール学術界の一部学者は、砂漠における数々の動乱がこの聡明な…
砂が砂漠に戻るのと同じように、アフマルが承諾した黄金の眠りに入ることは、アフマルの知恵と力とともに永遠の眠りにつくことを意味する。
アフマルに敵なし。すべての不届き者はここより出づる従者によって一掃され、一握りの黄砂となる。
どれほど時が経とうと、やはりアフマルの手下の虫けらは、所詮虫けらに過ぎぬのだな。
スメールは今、災厄の真っ只中にある。「キングデシェレト」アフマルは厳格な王であると同時に、英知の伝道師であったことも忘れるな。
ドリーが撮影した、「神の缶詰知識」を取引している現場の写真。 「アフマルの目」の団長ミズリと、その手の中で眩しく赤い光を放つ缶詰知識がはっきり捉えられている。
…。 誠実で堅実、善良かつ穏やかな彼の評判は高かった。彼はすべての祭司の導き手であり、学術界においても、砂漠文明の功労者として認められている。 キングデシェレト・アフマルの死後、ヘルマヌビスは人々を率いてトゥライトゥーラへと向かい、そこに建立した沈黙の殿に、あらゆる知識を保存し管理した。隠されたこの崇高な組織を守るため、彼はすべてを捧げて己を打ち砕き、人々が彼の力を継承することを許したのだった。 沈黙の殿の…
…が空を覆う砂嵐の中に落ちた時、悩みなどなかった黄金の楽園も死に埋もれてしまった。エルマイト部族の詩歌曰く、銀白色の月光が緋色のトレーンを照らし、悲しみの王であるアフマルを狂わせた。 切なき砂漠の歌はこう歌う——往日の思い出に執着するあまり、孤独な君主は砂漠の真ん中に古びぬ夢の世界を作り上げた。そこには一糸乱れぬ純粋な泉と、永遠に黄昏時で止まった露の光が凝縮されている。
うん…やっぱりな。「アフマルの鬚」…クセラ、イドリシ、バシャール、ティクリッティ…
(「アフマルの鬚」の件…怪しいな。)
「アフマルの力は…俺たちのものに!」
アフマルはもういないというのに、どうしてここに集まっているのかな?
「あの女に1800万モラも騙し取られた。あいつが恋愛の神様アフマルからもらったネックレスをつければ、どんな娘だって一目惚れだと言われたんだ。」
「アフマルの承諾を得られる」…
瓶からまるで巨神のような漆黒の影が飛び出してきた。燃えるような赤い目、血の海のように深い口…その姿はまさに、物語の中で描かれているジンニーそのものだった。 「フッフッフ…我を解放せし人間よ。汝には我と取引するという素晴らしいチャンスを与えよう。アフマルの時代、我との取引を望む者がどれだけいたことか…」
「アフマルの宮殿は失われ、奴隷の牧草も、諸王のバラも、もはや見つけられない。荒れ果てた砂漠に雪が舞い落ちるように、かつての輝きは儚く砕け散り、雲となって消え去ったのだ。」
こういった「湧泉」は一般的に砂漠の奥に出現し、いくつかの怪しい伝説によれば、それはアフマルの恩恵だとか言われてる。
つまり、アフマルは強大な力と先見の明を持っていたが、花神と草神への情ゆえに、多くの横暴な行いをやめたと言いたいのか?
…りを持つことを示唆しているかのようだ。 噂によれば黄砂の王が大地を統べた時代、千柱の都での凱旋式において、魔法に長けた司祭が敗者の魂をこの昆虫の体内に封印し、「アフマル」の名において永遠に聖者の神殿や宮殿を守るように命じたらしい。その後、神殿は崩れ、宮殿も倒壊したが、この金色の甲虫だけは依然として忘れ去られた往日の誓約を果たし続けている。
「アフマルの鬚」がいる場所に行く
アアル村の「ガーディアン」、キャンディス。槍と盾で村の平和を守り、そのオッドアイで人々の言動を審察している。 村にいる子供たちや、普通の客商にとって、「ガーディアン」とは優しいお隣のお姉さんであり、道に迷った時の親切な案内人である。 規則を守らない法を犯した者にとって、「ガーディアン」とはアフマルの怒りであり、空まで伸びる砂嵐の咆哮である。 そして、キャンディス本人にとって…「ガーディアン」とは一つの責任であり、変わらぬ誓いでもある。
あんたに一つ正しい道を示してやろう。今、あたしたちは「アフマルの鬚」を調査してる最中で、やつらの行動を阻止するつもりだ。
キングデシェレトはかつて古代の砂漠にいた魔神です。砂漠の民は彼を「アフマル」と呼んでいます。
ここに書いてあることからすると、フーマイ家が「アフマルの鬚」に物資を提供したのは確かなことみたいだ。