因論派
スメール教令院の六学院のひとつ。歴史と因果を扱う。
一次資料での用例
7この言葉が出てくる場面
6学者の国スメールでは、学術と知識がすべてである。言い換えてみれば、スメールで教令院からある程度認められた学者は往々にして高い地位に就く。アルハイゼンはそんな学者家系の生まれであった。両親が事故により若くして亡くなったため、彼は妙論派出身の祖母によって育てられた。 アルハイゼンには、両親についての印象があまりない。後に祖母の口から、両親はともに教令院で職についていたことを知った。父はかつて知論派で指導教員を担当しており、母親は因論派で有名な学者だったのだ、と。 アルハイゼンの優秀な頭脳は、そんな両親からの遺伝によるものだ。彼は幼少期から非常に聡明で、七歳か八歳のころには既に同世代の子が触れたがらない難解な学術書籍を読んでいた。祖母はそんな彼の優れた素質に気づき、教令院へ早めに入学することを勧めた。…しかし、アルハイゼンはたった半日授業を受けただけで、家に帰ってきてしまった。——この半日、教令院で関わったのはみんなつまらない人たちだった。あの人たちの、まったく価値のない授業を聞いているよりも、自分で読書している方が好きだ——彼はそう祖母に伝えた。祖母はアルハイゼンの中に彼の両親が持っていた才能や性格を見て取り、家で独学することに同意した。 アルハイゼンの独学とは、閲覧と分解、そして再築と懐疑である。学者家系の一員である彼は、幸運にも紙媒体の本に触れることができた。面白い事に、アーカーシャから情報を取得するよりも、彼は祖母のコレクションである紙の書籍を読む方が好きだった。 アーカーシャと比べて、紙の書籍は不便で、古臭く、内容の正しさすら保証されない。このような知識の媒体を利用するということは、間違っている可能性のある情報とも闘争せねばならないことを意味しており、大半のスメール人はそのような闘争を避けたがる。しかしアルハイゼンはそんな闘争を楽しんでいた。彼はそこから、学習し、分析し、訂正する能力をものにし、さらに懐疑という概念を身に着けた。もし質素で原始的な読書が「面倒事」だとすれば、それはアルハイゼンの最も気に入っている面倒事と言えよう。 祖母はアルハイゼンにこう告げた。「あなたもあなたの父親と同じで本を読むのが好きねぇ。あなたたちのような人が聡明さを与えられすぎたのかどうかは分からないけれど、特別だということはいつだって富なのよ。絶対に覚えておいてね。」 知識を認め、追求して信じ、さらに疑うことも絶対に忘れないように。恐らくこれをできた人間だけが、缶詰知識といった便利な媒体にも簡単に心を動かされずに済むのだろう。そして、その条件に適う人材しか知恵の殿堂の奥に保管されているアーカーシャの説明書にまで手を伸ばすこともないだろう。 祖母の言った通り、本には無用な情報が数多く存在している。しかし優れた頭脳はアルハイゼンのために選別をしてくれる。彼が読んだ後もなお記憶に残る本があれば、それはいつの日か彼の助けになり得るかもしれない。 祖母が亡くなった後、アルハイゼンは一人で彼女の葬儀を手配した。そして、彼女が残した財産と、家にあった小さな書庫を受け継いだ。亡くなる前、祖母は心を込めて彼にある言葉を贈った。「あなたは聡明すぎる人間よ。天才の大半は自分勝手で独りよがりな行動を取る。優秀なことも、一般の人々よりも高い視野を持つことも、悪い事じゃないわ。でも必ず用心深く、人より冷静でありなさい。虚栄心から追求し続けることはすべて塵よ。あなたの最大の知恵をもってして、自分の道を識別して選びなさい。」 アルハイゼンが教令院に提出した申請書はすぐに許可され、入学試験を高い点数でパスした彼は知論派に入ることとなった。学院側はアルハイゼンに、彼の祖母が生前、他の学院の傍聴資格を申請していたことを告げ、暇があれば他の授業を聞いてみるのもいいと伝えた。アルハイゼンは祖母の教えに従って、終始、自我と理性、そして控えめな態度を保ち続けた。 数年の後、アルハイゼンは新しい家へと引っ越した。彼は書庫にあった紙の書籍をすべて新居に運んだ。整理する際、彼はかなり昔に読んだ本を何冊か見つけた。本の扉に祝福の言葉が書かれている文化関連の書籍はほとんど母親のコレクションで、本に資料が挟まれており、ページにメモがぎっしりと書かれているのは、基本的に父親の物。それからもう一冊、上質な装丁で作られた翡翠色の分厚い本の扉には、祖母の筆跡が残されていた。「私の孫、アルハイゼンが平和な生活を送れますように。」
酒に酔った飲み友達たちはセトスの物語に出てくる隠者のことなど覚えていない。宝物庫の鍵を管理する謎の人物、その話を覚えているのは店主のランバドだけだ。彼は酒や料理を楽しもうと訪れる客に尋ねた。「語り部から聞いた話なんだが、どう思う?そんなことが本当にこの世にあるんだろうか?」 そこにいる者は互いに顔を見合わせた。ドリーはフィッシュロールをフォークで刺して、ぽつりと言った。「そんな人がいたらとっくに大金持ちになっているでしょうね」 「それかどこかの部族のリーダーになっているかもしれませんね?そういう物語が生まれるのは砂漠でしょう」隣のテーブルのキャンディスが答えた。 ディシアは笑ってある人物を思い浮かべ、こっそりランバドに尋ねた。「どうしてありえないと思うんだ?若者にだって謎めいた肩書くらいある。そいつもお酒を飲みに来たり、普段は仕事を探したりしてるかもしれないぜ」 その頃、セトスは遠く離れた土地にいた。彼は旅行鞄を背負い、軽快に歩を進める。太陽が徐々に姿を消し、夜の闇が遠方から這い出ようとしていた。同行者の因論派の学者は消えゆく太陽を見て、怯えた表情を浮かべた。セトスは雇い主を見ると、無言で飲み水を手渡した。 セトスの歩調は学者に合わせた、ゆっくりとしたものだ。夜になると、雇い主とガイドは大きなテントを共に使った。学者はセトスの建てたテントの脇に座り、感激の面持ちで火に当たった。 「お金に苦労している様子もないのに、なぜ砂漠を目指す者のガイドを引き受けたのだい?君はどうやら砂漠暮らしが長いようだね」 「ヒマだし、手伝ってくれって言われたから来たんだよ。僕は砂漠で育って、教令院の試験には落ちた。君たちがどんな研究をしてるか興味もあったしね。こうして学者さんのガイド兼護衛をするのも、おもしろいと思って」 セトスは落ち着き払っていた。様々な場所で物語を聞かせるときと同じように、一切ボロを出さない。その顔は誠実そのものだ。学者もそんな彼を無視できず、教令院の面白話や、同級生や同僚、研究の愚痴を話し始めた。セトスは頬づえをつき至極真剣に話に耳を傾けた。学者の暮らしに興味津々といった様子だ。 それから一週間、セトスは名もなき学者の実地調査に付き添い、彼を教令院まで無事に送り届けた。謝礼を受け取ったセトスはそれを確かめもせずポケットに放り込むと、手を振って正門から出て行った。 彼は院を出てすぐに大マハマトラ·セノに遭遇した。セノは彼と遠くにいる学者を交互に見て、納得した顔を見せた。 「副業のほうはどうだ?あの学者の研究はおもしろかったか?」とセノが尋ねた。 セトスはセノに倣って手すりにもたれかかり、沈む太陽を見つめた。 「まぁね。でもああいう学者は頭が固すぎる。あの人は知恵のある部族が砂漠に隠れ住んでると思いこんでるんだ。いくらキングデシェレトの霊廟のそばにはいないと伝えても信じない。しまいには僕の実家があの辺にあると言っても、信じなかった」 「そいつに言ってやるといい。俺やティナリやコレイ、ディシアのみんなが、お前の出身地を証明するとな」 「いや、それだとあの人は僕をただの嘘つきだと思うだろうね。いくらヒマでもそんなやつがガイドなんかするかってさ」
「ネフェル、教令院に入ってからも、手紙を書くことを忘れないでくださいね。いいですか?」左右で異なる色の目を持つ友人は、ネフェルの手を取り、微笑みながらこう言った。 故郷を失った子供は、ぎこちない笑みを浮かべて頷いた。数日後には使者と共に教令院へ向かい、新たな未来へと歩き出すことになる。 当時の幼いネフェルにとって未来はあまりにも広大なもので、自分がどこにたどり着くのかさえ分からないほどだった。しかし、彼女は自分がこれからどうなっていくのか、その混沌とした想像に浸ることを、むしろ楽しんでいた。 アムリタ学院に入れるのが理想だ。砂漠の植物や生物を見分けるのは得意だから、生論派の研究にはきっと向いている。それがダメなら…クシャレワー学院でもいいだろう。機械仕掛けの装置は見ているだけでも面白いし、手先も器用だから、もしかしたら妙論派にも受け入れてもらえるかもしれない。ただ、スパンタマッド学院は諦めたほうがいいだろう。「神の目」がないから元素力を扱えず、大変な思いをすることになりそうだ。残りは…確か、ハルヴァタット学院と、それからルタワヒスト学院…… そんなことを考えながらネフェルは眠りについた。以前は時折、あの薄暗い地下室の夢を見た。彼女は夢の中で、独りぼっちで耳をふさぎ、誰にも見つからないように息を押し殺していた。しかし、地下室の扉は突然勢いよく開かれ、赤く染まった刃が振り下ろされる…そこで、彼女は叫び声を上げて目を覚ます。 しかし今となっては、素晴らしき学院での未来が夢の全てを占めており、過去の影が爪を伸ばしてくる余地はなくなった。 だが現実は、砂漠の流砂のように、想像を跡形もなく呑み込んでしまうものだ。 「…ネフェル?ああ、砂漠の人間か。君は因論派だ」 学者はネフェルを見下ろし、酷薄に宣告した。 「まだ、分院試験を受けていません。」 「分院試験?その必要はない。本を持って、手続きに行きなさい。」 「……」 学者の答えは冷たいものだった。この問答は、既に結論が定められたものに過ぎなかった。 「分かりました。」 砂漠から来た学生は頷き、本を手にして黙々と自分の道を歩き始めた。 彼女に対する傲慢な理屈の数々は、学者の喉を詰まらせそうになるほどに取り揃えられていたのだ。 「…チッ、砂漠の人間ごときが。」 …ともかく、教令院の指の隙間から、ついに一滴の水が砂漠へと滴り落ちたのだ。 彼女のような砂漠の人間からすれば、その一滴を手に入れたというだけでも、非常に大きな進歩だった。 …… 彼女の後姿を見て、別の学者が顔をしかめた。 「教令院に入学した全ての学生には、分院試験を受ける権利がある。こんなやり方が認められるものか!」 「ジュライセンよ、私は規則に従っているだけだ。わざわざ事を荒立てる必要がない。そもそも砂漠の人間を受け入れるというだけでも十分……」 「ワシの目に映るあの子は、砂漠の人間でも雨林の人間でもない。ただ教令院に学びに来た、一人の学生だ!」 「…分かったから、声を抑えてくれ。アザール一派に聞かれたら面倒だ。」
教令院にいた頃、あたしは「因論派」で歴史や社会の研究をしていた。当時の教令院の連中は、砂漠の民の使命とは自分たちの歴史を記録し、人類に教訓や話題を与えることだと考えてた。不運な砂漠の民に同情して、貴い涙を流す連中もいたけど…結局のところ、手を差し伸べてくれた人はいなかったよ。
「サングマハベイ様」とはよく取引をしてる。モラになる仕事だけじゃなく、スメールの情報もいろいろもらってるんだ。図書館で夢遊する哀れな学生のこととか、魔鱗病にかかった子がやっと病気を乗り越えたこととかね。そうそう、因論派もいまや人気の学科になってるそうじゃないか…教令院が賑やかになるのは実にめでたいことだよ。
「サングマハベイ様」とはよく取引をしてる。モラになる仕事だけじゃなく、スメールの情報もいろいろもらってるんだ。図書館で夢遊する哀れな学生のこととか、魔鱗病にかかった子がやっと病気を乗り越えたこととかね。そうそう、因論派もいまや人気の学科になってるそうじゃないか…教令院が賑やかになるのは実にめでたいことだよ。
そのほかのゲーム内テキスト
40確か、やつは因論派の学者だよな。こんなものに興味はないはずだが…
因論派学者は、その動力系統を、亡国カーンルイアが初号機を作るよりも前から幅広く活用されていたものだと考えている。
知識の境界線は、遠く外へと伸びている。将来、必ず同じことを研究する人間が現れるだろう。因論派にとって、それは合理的な研究方針だ。
因論派のあなたが、わたしに真相を尋ねるんですか?わたしに言わせれば、真相なんてあの事件の中で一番どうでもいい部分ですよ。
知らなくても無理はない。砂漠の物語はたくさん聞いているだろう?しかし同時に、歴史にとって最も重要なものは何か…因論派の者はいるか?答えてみろ。
因論派の学者のように考える
教令院因論派の学者が砂海の遺跡から掘り出した、古代の筆跡の断片。作者は特定できない。
ああ、この前入学したっていう、あの因論派の後輩か。噂じゃ沈黙の殿の首領らしいけど、それが本当なら相当な大物だ。
気にしなくていい。目の前の問題を解決しない限り、教令院にも因論派にも「後日」なんてやってこないからな。
…、過去の影が爪を伸ばしてくる余地はなくなった。 だが現実は、砂漠の流砂のように、想像を跡形もなく呑み込んでしまうものだ。 「…ネフェル?ああ、砂漠の人間か。君は因論派だ」 学者はネフェルを見下ろし、酷薄に宣告した。 「まだ、分院試験を受けていません。」 「分院試験?その必要はない。本を持って、手続きに行きなさい。」 「……」 学者の答えは冷たいものだった。この問答は、既に結論が定められたものに過ぎなかっ…
簡単な構造でありながら、実用性の高い装置。比較的に重い「証悟材」製の台と比較的に軽い「輝光材」製のアームから組み立てられる。アームを回すことで、網を川に設置し、川に流れる魚を捕れる。この装置の設計は因論派と生論派学者からの理論でサポートされ、網のサイズがちょうど良く、捕られるのが成魚であることを確保することで、乱獲により魚類資源の枯渇を防止できる。
…ハイゼンには、両親についての印象があまりない。後に祖母の口から、両親はともに教令院で職についていたことを知った。父はかつて知論派で指導教員を担当しており、母親は因論派で有名な学者だったのだ、と。 アルハイゼンの優秀な頭脳は、そんな両親からの遺伝によるものだ。彼は幼少期から非常に聡明で、七歳か八歳のころには既に同世代の子が触れたがらない難解な学術書籍を読んでいた。祖母はそんな彼の優れた素質に気づき、教令院…
ところで、お前も「彼女」を見ただろう?因論派を中退して、教令院を離れた後、ナド・クライで情報屋になったらしい——なかなかのやり手だ。
因論派はよく、一人の身に降りかかる一つの出来事は巨大なものじゃが、歴史の中では極めて些細なものであると言う。個人の運命など、全体から見れば小さなものじゃ。
(ふん!愚かな因論派!)
現任の因論派賢者。 穏やかで優しい人柄。七歳の娘がおり、家族思いでもある。 自分の髭をこよなく愛しており、褒められるととても喜ぶ。
因論派はヴァフマナ学院に属しており、知識の出処と構成、さらにはその本質を探究しています。
そう言えば、砂嵐と地震が収まった後、ある因論派の学者が考古小隊を結成して、以前は探索が難しかった砂漠エリアを探索してるみたいだ。
はは、いささか調子に乗りすぎたか。因論派の賢者、イスカンデルの名言さ。君たち、まさか彼の伝記すら読んでないとは言わないよな?
因論派学者がテイワット各地の文献を調べた結果、とりあえずの結論として、わかりやすい単語の方が人に親近感を持たせやすいというのが導き出せたそうだ。俺は一理あると思う。
それなら、あなたたち因論派も同じよ。
はい、因論派です。えっと、真実性…でしょうか。
教令院因論派の観点は、いつも鋭いわね。
…鮮な果物や野菜の販売に使われる。 果物や野菜の売り行きは熟成季節や保存時間に大きく影響され、典型的な時間に敏感な商品である。「時間に敏感な商品の高効率な流通」は因論派の学者たちの諸々の社会科学の研究テーマの一つである。これらの研究理論に基づき、学者たちがグランドバザールの店主たちに膨大な量のアドバイスを与え、果物や野菜の損耗や浪費を抑え、店主ないしグランドバザール全体に大量なコストを節約した。
もし、この中に因論派が見落としていた内容があって、後日責任を追及されたらどうするんだ?
因論派学者ティルザード·ヒンディの代わりに保管している神秘的な石板。遺跡の中にある様々な装置を操る「権能」があるようだ。
…現地調査は疲れるし危険だけど、教授は私の論文の厳密さに病的なほどこだわっている。因論派の全体を見ても彼のような先生は珍しい、だから私も思い切って調査に行くことにした。例えば先週は、で危険な独眼機械に出くわした。他の学生から「この機械は知覚が最も鋭く、回避するのは事実上不可能」と警告されたから、調査を断念し、論文に「魔物の妨害により、現地調査が阻まれました」と書いた。まさか教授が、こんな小さな部分のために、命を賭けさせるわけないよね!
一番よく来るのは、因論派と妙論派の人たちだよ。都市建設とか…建築の歴史とかの研究に使うんだとか。
因論派学者ティルザード·ヒンディの研究対象で、砂漠にある各種遺跡に入るための鍵のようだ。
「サングマハベイ様」とはよく取引をしてる。モラになる仕事だけじゃなく、スメールの情報もいろいろもらってるんだ。図書館で夢遊する哀れな学生のこととか、魔鱗病にかかった子がやっと病気を乗り越えたこととかね。そうそう、因論派もいまや人気の学科になってるそうじゃないか…教令院が賑やかになるのは実にめでたいことだよ。
けれど、この試みはどれも続きませんでした。因論派と知論派の変人たちの物事を見る角度が独特というか…その、異常で。
だが残念ながら、因論派の学者でなければ、この身分の価値は理解できない。まったく今の都会人は…
二日前、院内で因論派の後輩と話してたら、いいネタを思いついたんだ。シミュレーションに使っていいか聞いたら…
生論派が重視していない、文学的素材も活用できます。でも、そうするとそれは因論派や知論派の領域になってしまうんです。
えっ…あっ!もしかして、因論派の「笠っち」さんでは?
もしかすると、因論派の人たちがよく言うことは正しいのかもしれない——人にとって、自分をはっきりと認識することは極めて難しい、と。
大型陶器の缶とパラソルを組み合わせた貯蔵用の容器。因論派と生論派の学者が共に店主たちに提案した「最小コスト貯蔵案」である。陶器の缶の底に霧氷花の花蕊をいれることで、極めて腐りやすい果物や野菜を数日貯蔵できる。 ただし、この貯蔵容器を過信し、霧氷花の花蕊を入れ替えを忘れた事例もある。その店主が気づ…
ええ、気前の良い因論派の学者よ。キングデシェレトに関する伝説に興味があって、冒険者をたくさん助けて来たの。
高濃度の草元素から生まれ、空を浮遊する能力を持った魔物。 因論派の研究員がかつて、草フライムの生態について研究したところ、伝説の「アランナラ」にとても似ているとの発見があった。その後、一連の調査の結果、アランナラという生物は、実は草フライムであるという結論に達した。この研究者は後に、無名の童話作家となった。
私がいるのは因論派、ヴァフマナ学院よ。今は砂漠とキングデシェレトの歴史を研究してるわ。