元素熟知+80。
装備者が待機中の時、与える月反応のダメージ+20%。チーム全体の月兆レベルが満照以上の時、与える月反応のダメージがさらに+40%。上記効果は装備者がフィールド上に3秒間滞在すると解除される。
空月の女神の彫像を作っていた古代の匠が、その美しい姿を表現すべく精巧に彫った花飾り。
かつて、原初の天球を引き寄せる銀の輪は、三つであった。 その時、高天より下された律法は未だ結集せず、人理の境界も定められなかった。 無数の神の民は、新しく造られた園と谷に散らばった。 天空の使者は無知蒙昧な民衆の中を歩み、繁栄と英知の種を撒いた。 最後に、神が約束した繁栄は叡智を目覚めさせ、叡智は疑いを生んだ。 答えを求めるため、人々は祭司を選んだ。しかし答えを恐れた祭司は、王を選定した。 神の使いは凡人の愚かさに怒り、彼らの問いに対して御使たちは沈黙を守ったのだ。 そして、人々は空へと目を転じ、日の光の届かぬ暗夜の中で三つの満月に祭礼を捧げた。 夜空の上、夢と詩歌の娘たちは、ただ黙して地上の変遷を見下ろしている。 アランニャの安息の中、七十層の階梯の下、銀色に煌めく船べりにて。 ついに、彼女たちは聞き及んだ。この哀れな小さき者たちの心でさえ、月の脈動に合わせて高鳴る鼓動を… 夜の帳が大地に目を伏せるように、銀の星はかつて竜族の船に航路の灯を掲げた。 彼女たちが月下へと持ち帰りしは、狂気と霊感。それは「秩序」の与えざる答えであった。 暁の星が再び昇る頃、山頂から戻ってきた大司祭は、小さな輪の御符を携えてきた。 この「月の輪」こそ、三つの月と民が交わした、新たなる契約であった…
空月のために祈祷文を書いていた古代の司祭が、無数の発想を得ていた羽根ペン。
かつて、原初の天球を引き寄せる銀の輪は、三つであった。 その時、暁の星を踏み、月の上に高く位置する翼を持つ者は、永遠なる天の主となった。 方舟は停泊し、創造は終わりを告げ、山と川が次々と姿を現した。 地の底と蒼海には、旧世界で敗れた種族と族長が収められている。 殻の中の世界の主は、虚ろな天幕で真なる魔天を隔てた。 かつて獣の群れを統べた諸王さえも、眠れぬ恐怖を覆い隠した。 激しい陽光が空を一掃したが、新たなる王座は依然として夜の三姉妹のために天空の場所を残していた。 おそらくその計画において、元素の奔流さえも整然と秩序立つこの世界には、まだ潮汐が必要とされているのだろう。 三十夜の詠者はわかっていた。彼女たちの力だけでは、必ず訪れる滅びからこの孤独な惑星を守ることはできない。 最後の滅びが訪れる前に、善悪の闘争で誰が勝とうとも、永遠の虚無に帰すよりはましだろう。 謎の霧に囚われた彼女たちの旧主は永遠に答えを見つけられないのか、それとも、その答えはもう目の前にあるのか。 彼女たちが望んでいたように、高天の主は黒い謎の霧の中の壊滅者を嫌悪していた。 暗闇を渡る長い旅路の中で、無数の星々の消滅を目の当たりにしてきたに違いない。 そうして彼女たちも「秩序」を選んだ。いや、より正確に言えば、それを受け入れたのだ。 それは三月と暁の星が共に統治した時代、それは永遠がまだ永遠であった時代。
空月に真相を求めた古代の賢者が、終末の時を記録するために用意した砂時計。
かつて、原初の天球を引き寄せる銀の輪は、三つであった。 その頃、香り漂う海に育まれし原初の龍は、深遠なる空を飛翔し、星々の霧の彼方へと消えていった。 暗澹たる濃霧はあまりに深く、満天の星光さえ、その引力から逃れ得なかった。 この星が呑み尽くされる前に答えを見出すため、孤独の巨龍は苦行の旅路へと踏み出す覚悟を決めた。 巨龍は大地より三輪の皓月を昇らせ、潮汐の絆がこの小さな世界を強く縛りつけた。 月光は終焉の長い夜の中、豊かな大地を照らし続ける。霧の国より龍が帰り来たるその日まで。 やがて幾千年の時が流れても、月の三姉妹は、旧主の帰りを待ちわびるばかりであった。 ついにその日を迎える。翼ある降臨者が、暁の星を道標に現れた… それは、予言にある星々を消し去る大敵ではなく、世界の存続を支える源を奪いに来たようにも見えなかった。 招かれざる客を前に、星の意志を代行する三人の守護者は、どうすべきかわからず、議論を続けていた。 臣従か反逆か、戦いか死か。万軍の王はいかなる選択をしようとも、行く手を阻むすべての障害を無慈悲に踏み砕くだろう。 それは人の子のために選び定めた新世界であり、その計画に従い、大地も空もすべてが新しく生まれ変わる。 白日の征服が終幕を迎えるまで、夜の従者はただ静かにその成り行きを見つめている…
空月に祭祀を捧げていた古代の信者が、儀式の最後の宴で失くした酒杯。
かつて、原初の天球を引き寄せる銀の輪は、三つであった。 三つの世界の深き眠りの者たちは未だ目覚めず、夜空のみが彼らの夢と渇望を知るのだ。 故郷を失った魂を月上の金の館へと導くため、銀色の大船がメロピスの港へと入港する。 かつて元素の息吹に満ちた生命のために用意された楽園は、今や凡人にもその扉を開く。 潮汐を追い求める人々は銀光の君を讃え、月夜の三重の冠に歌と舞踊を捧げる。 怒りに満ちた無慈悲な天父に比べ、三月の温かな光は迷える魂を常に母のように優しく包み込む。 それゆえ地上の諸国は、月夜の母に最も深い敬愛を捧げるのだ。 彼らはフィンドニールの山頂に登り、皓月に月桂冠の詩篇を捧げる。 あるいは琅玕の祭場に足を踏み入れ、丹精込めて彫られた美玉で夜の姿を映し出す。 あるいはアルカディアの聖なる森で、樫の林の金枝を手折る。 太陽が昇る前に、空を超えようとする愛欲がすべてここから芽生えるのだ。 だが永遠なる天の主が人の子のために選びし故郷では、月光さえも聖なる愛の一筋に過ぎぬ。 天空への試みは決して許されない。規則を超えた探求は全て破滅へと導かれるのだから。 ついに、世界の果ての剣が空を切り裂いたとき、「永遠」もまたその終焉を迎えたのだった…
空月に讃美歌を捧げていた古代の詩人が、最後の一音節を詠み終えた時に取り出した銀の冠。
かつて、原初の天球を引き寄せる銀の輪は、三つのうち二つを失っていた。 「永遠」の加護を失った世界は終焉へと向かう。「新月」が再び訪れるまで… 「恒月」が落ちた時、天地は覆された。 「虹月」が砕け散った時、赤き影は淵海へと消えた。 「霜月」が動きを止めた時、諸国は落ちた。 しかし、原初の香り漂う海は年に千回の月震で漣を立て続け、 黄金の弦が織りなす長歌は、銀の星が塵に覆われても歌い止まなかった。 幾重の天幕を隔て、地上の人々は眞の月光を浴びられず、 時の河の潮汐は、夜も昼も変わらず、互いを繋いでいる。 星々の軌跡を追い、あるいは浅い眠りの階段を下る。 黎明と夕暮れの間をさまよい、天幕の向こうの答えを探す。 永遠の絆から解き放たれた心は、なお弱くとも確かに鼓動を続ける。 永遠と儚き夢の中で、月に捧ぐ終幕を待ち続けるのだ…