古き碑文
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古き碑文

全 5 巻906 文字

古き碑文 154 文字

古き碑文

汝はリヨンネンシスの栄華を望み、なんとその都市国家を廃墟にして、それに枷と鎖を作った。 ファウヌスよ、許婚を殺されて汝に奪われ、虜の身となった蛮族の少女が、 汝の身に高価な香油を塗り、汝の杯にビトリア産の美酒を注いできた少年が、 逃れられぬ死が汝の足下に迫った以上、いつまでも汝と共に老いさらばえていようか?

古き碑文218 文字

古き碑文

このアエティウスと、姉のプラキディアは、病で死んだわけではない。 信義に背いた龍の子孫が門の前にやって来た時、それと戦って死んだのだ。 第六軍団に脱走兵はおらず、恩主の名を辱める者はいない。我々はこの宮殿を守る、 我々がユーレゲティアに従ってあの未開の北方を鎮撫し、文明をもたらしたように。 我々は文明と死を選んだ。文明を守って死ねるとは、この上ない栄誉だ。 戦友よ、楽詩を奏でよう!あらゆる高貴と栄光のために、また恩主の名誉のために。

古き碑文51 文字

古き碑文

この人は生前の名をデキムスといい、卑しい身分の従僕だった。 今や大調律師と同じく、海の谷に沈んでいる。

古き碑文311 文字

古き碑文

ひとかけらの石も、ひとすくいの土も、高貴な大調律師アウレリウスがどこに葬られたか知らない。 彼の墓は目の前に広がる大きな海である。彼とその巨大な四十段櫂船もろとも海の谷に沈んだ。 彼はかつて偉大なボエティウスを抜擢し、帝国のために未開の酋族を鎮撫し、 数十の軍団の音律を奏で、権力の後継者たちに文明と秩序を伝授したことがある。 願わくばフォボスが永遠に裏切り者の名を呪わんことを。彼らは犬畜生にも劣る恩知らずの蛮族と結託し、 北方に向かった調律師の巨艦を沈めたのだ。果てなき潮が黄金のように光り輝く栄光を呑み込んだ。 しかし文明はいつの日か未開の地を踏み潰すだろう。このように残虐な行いも十二倍の報いを受けることになろう。

古き碑文172 文字

古き碑文

願わくばあなたの音律が安らかならんことを。善良なユーレゲティア、わが同僚、わが親友、わが姉妹よ。 たとえあなたの慈悲が忘れ去られても、あなたの名前が忘れ去られても、ここの花々はあなたのために咲くでしょう。 お眠りなさい、もう過去のことで悩む必要も、未来のために涙を流す必要もありません。これまで通り笑ってください。 ——ウラノポリスのウラニデス