モンドの岬。
…「彼女は月の明かりを見るたびに、あなたの面影が浮かび、そして思い出すはず。バドルドー祭での出会いも、風立ちの地での出会いも、風立ちの地の木の下で一緒に過ごした午後も、誓いの岬で彼方を眺めたひと時も、そして仲夏の祭りから一緒に逃げた記憶も、吟遊詩人の集会で詩と羽のマントを送られたことも、彼女にとっては捨てられない思い出なんでしょう」…
ジン団長には秘密がある。 グンヒルド家は古い騎士の一族だ。ジンはこの誇り高き血筋を、自分の母であるフレデリカから引いている。 ジンの父は有名な冒険者——サイモン·ペッチ。モンドに定住してから、彼は冒険から身を引き、西風教会に参加した。やがて、彼は西風教会の総監に昇進した。通称「払暁の枢機卿」だ。 かつて愛し合った二人はそれぞれ別の道を選ぶ。幼いジンは母の手を握って、父と妹のバーバラの離れていく背中をただ見ている事しかできなかった。 やがて、バーバラも父のように西風教会の一員となり、モンドの人々に愛される牧師となった。 今までジンは、血の繋がった妹のバーバラに接近しようとしたが、バーバラはどうすればいいのか分からず、ずっと避けている。 この似通う不器用さは、正に姉妹の心が繋がっている証拠であろう。 ジン団長には、もう1つの秘密がある。 歴史の書籍を読み尽くし、「蒲公英騎士」の名を背負い、皆に信頼される代理団長ではあるが… ジンは、恋愛小説が大好きなのである。 少女時代を訓練と激務に費やした事や、親の離婚の影響ではない。 恋愛小説の中で語られる両思いや脆そうで絶妙な関係が好きなのだ。 騎士として、モンドと西風騎士団を最優先しなければならない。 だが… 「もし、私にも…」 深夜の執務室で『少女ヴィーラの憂鬱』を再度読み終えたジン。 「時間があれば、夜明け前の誓いの岬を見に行っても大丈夫。大丈夫なはずだ…」 ジンは俯き、星の光が照らす窓にもたれ掛り密かに考えた。
たくさんのカップルたちが誓いの岬に行ってデートをする中、風龍廃墟の近くに行く冒険者のカップルもいます。
あなたの言う通りよ。私たちの愛は、誓いの岬に生えている蒲公英のよう…
誓いの岬に行ってみようよ、どうせそんなに時間はかからないし…
…ンドと西風騎士団を最優先しなければならない。 だが… 「もし、私にも…」 深夜の執務室で『少女ヴィーラの憂鬱』を再度読み終えたジン。 「時間があれば、夜明け前の誓いの岬を見に行っても大丈夫。大丈夫なはずだ…」 ジンは俯き、星の光が照らす窓にもたれ掛り密かに考えた。
もう、本当のことなの。誓いの岬には本当にハート型の夕暮れの実が…
「誓いの岬」…誓い…地名からしていい場所ね!
カップルとかは誓いの岬に行って、宙を漂う蒲公英や満開のセシリアの花の中で、お互いの気持ちを伝え合う…
風花祭になったと思ったら、いきなり誓いの岬やらハート型の夕暮れの実やら言ってきて…
うん…やっぱり「誓いの岬」にする!ありがとう、じゃあクインを探してくるね。
そういえば、ドゥーランさんがいつも誓いの岬の調査を勧めてくるけど、あそこは遺跡も何もないし、変ね…
誓いの岬はモンド東南方の一番遠い海辺にある。デートの名所でもあるみたいだ、へへっ。
そうだ!確か「誓いの岬」に素敵な伝説があったと思いますので、ちょうどいいかもしれません。
誓いの岬上空のタイムトンネルを通る。
星拾いの崖まで行かずとも、誓いの岬を登らずとも、酒場に入って注文すれば、仲間と気ままに飲んでおしゃべりできるよ!
ベアトリーチェのために撮った風景画。「誓いの岬」からの砂浜の風景が写されている。