世界樹
テイワットの記憶を記録する樹。ここが書き換われば世界の記憶も変わる
テイワットの記憶を記録する樹。ここが書き換われば、世界の記憶も書き換わる。
過去にあった出来事でも、世界樹から消されれば「無かったこと」になってしまう。カーンルイアの記録に穴が多いのは、この仕組みが働いた結果だと考えられている。
歴史が事実の集まりではなく、書き換え可能な記録として存在している——この世界では「本当にあったこと」を確かめる作業そのものが、すでに物語の一部になっている。
一次資料での用例
2この言葉が出てくる場面
7知恵の神ブエル、スメール全体を統治しているだけでなく、世界樹を守る責務も担っている。卓越した英知がなければ、それらを司るのは難しいだろう。世界樹を救ったことについては、テイワットにおけるすべての生き物が彼女に礼を言うべきだ。
どうすれば世界樹に対する「禁忌の知識」の脅威を完全に排除できるのだろうか? ナヒーダは、かつて自分がこの問題の解答者であると考えていたが、まさか彼女自身が同時に「答え」そのものであるとは思っていなかった。 誰かが何かを成せば、必ずその人の痕跡が残る。そして、その人が自分自身を排除しようとすると、そのすべてがパラドックスに繋がる。 ゆえに、その目的を成すには、必ず他人の助けが必要だ。 ナヒーダがこれらすべてを理解したとき、時間はもうほとんど残されていなかった。考える猶予もなく、長年培ってきた学識さえも目の前にある窮地を打破する役には立たない。 しかし、「███████████」が言っていたように、智者として答えを見つけられたこの喜びを噛みしめるべきであろう。 彼女はただ残酷な決定を下すために生まれたわけではない。「禁忌の知識」が根本から解決されてようやく、彼女はスメールの未来に目を向けることができ、この国だけにある美しい景色を見ることが許される。 未来へ歩み出そうとする国は、存在の消える名前を覚えていられないのか?それはもう重要なことではない。 「本当にもう重要なことではないのかしら?」 ナヒーダならきっと違う見解を述べるのだろう。ただ残念ながら、時間があまりにも足りなすぎる。二人がすれ違ったその刹那、「███████████」は反論する機会さえも彼女に与えなかった。
知恵にとって重要なのは、何を知っているかではなく、何を変えられるか——人々はそう言うわ。間違いなく、あの「予言」はとうに世界樹に刻まれていた…まるで何も変わっていないように見えて、すべてが変わってしまった感じね。あなたも私も知っているように、彼女は世界の運命を変えるほど賢い人よ。
その後に起こった様々な出来事は劇的と言えるかもしれない。しかし、この世でそれを覚えていられる人はごく僅かだ。 見届ける者の心の中で伝説として残ることのみが、世界に忘れられた古い歌のように静かに存在できる方法であった。 散兵は世界樹の中心で、クラクサナリデビが情報の流れに置いた「真相」に触れた。秘密は元々「博士」のとある心に隠されており、クラクサナリデビ曰く、この第一視点の真相には彼の僅かに残った誠実さがあるという。 「散兵」は真相から本当の過去を覗いた。彼に人のように生活する方法を教え、一般人として接してきた友人の丹羽は、エッシャーが言ったように罪を恐れてたたら砂から逃亡したわけではなかった。事実、真の犯人はまさにエッシャー…つまり「博士」本人であった。そして「散兵」の胸にある装置に収められた心臓は、丹羽の温かな胸から抉られたものだ。 丹羽の死はたたら砂の事故として偽装され、エッシャーの詭弁によって、そのすべては当地の責任者が失職したことによるものであると皆は説得された。 序列的には御輿長正が次の責任者であるため、本来は彼が死をもって罪を償うべきであった。しかし、自ら身代わりとなってすべての罪を背負った忠実な武人の従者により、彼は事なきを得ている。 その悲惨さは多くを語る必要などないだろう。長正がいかに決断を下したくなくとも、彼は御輿家の罪を晴らす重責を背負っており、ここで倒れるわけにはいかなかった。 そしてその夜、長正は一番の愛刀「大たたら長正」を取り出し、一太刀で桂木を目の前で斬り伏せた。その刀が体を斬り裂く勢いは、まるで死者を一刀両断するほどのものだったという… …彼らは神を信仰していなかったのだろうか?もしそうでなければ、なぜこんな目に遭わなければならなかったというのだろう? もしこの世に、最初からその謎の人形である傾奇者がいなければ、エッシャーは当初の予定通り行動していたのだろうか? ほんの少しの可能性さえあれば、たたら砂の事件は取り返しのつくものなのだろうか? この世の他の地点にいる者からすれば、誰であろうと為す術などないはずだ。だが「散兵」は違う。今その瞬間、彼は悟った。この世で彼にしか試せないことがあるということに。 彼は自分が勇敢だと思っている、なぜなら彼は死を恐れないからだ。死は人形にとって、ただの些細な脅威に過ぎない。心のある人間のみが恐怖の意味を理解するのだ。 一方で彼は自分が憶病だとも思っている。そのため、悔やみきれないのだ。もっと今のように他人を信じなければ…友人と思っていた人々は、あのような凄惨な結末を迎えなかったのだろうか? 裏切者または英雄、神または捨てられし者、様々な身分が奔流へと飛び込んだ瞬間に無となった。 情報の奔流の内側は極めて静寂なものであった。だが、彼は耳の中で血が煮えたぎるかのように感じて、その脳内では轟音がずっと鳴り響いていた。 抱きしめて、滅するんだ! 人形は捨てられた臆病者、傾奇者は人に庇われた無為者、スカラマシュは密謀者——最後は神の意に背いて、世界の奔流へと飛び込んで遡行をする。 しかし、それがどうしたというのだ? この人でない者の手は、かつて灼熱に染まった炉を止めるために十本の指を焼くことさえ厭わなかった。 今この人でない者の手は、その僅かな可能性を掴んで真実を捻じ曲げてでも、願いを叶えようとしている。 抱きしめるんだ、無へと帰すこの身体で! 滅ぼそう、花の如く、羽の如く、朝露の如く無用な人生を! さようなら、世界よ。未来がどうであれ、僕は君にお別れを告げよう。
世界樹に入った時、僕の頭の中にこう浮かんだんだ——「最初から、この世に生まれてこなければよかった」ってね。 世界樹はその願いに応えてくれたけど、僕が期待した結果はもたらしてくれなかったよ。この土地の運命は、相変わらずその虜囚たちを翻弄するのが得意だね。
知恵にとって重要なのは、何を知っているかではなく、何を変えられるか——人々はそう言うわ。間違いなく、あの「予言」はとうに世界樹に刻まれていた…まるで何も変わっていないように見えて、すべてが変わってしまった感じね。あなたも私も知っているように、彼女は世界の運命を変えるほど賢い人よ。
曲「無垢なる妙慧」 魔神任務空月の歌第十幕
そのほかのゲーム内テキスト
40世界樹は原初のテイワットの樹で、天理が運命を維持するための重要な命脈。七執政は天理から力を受け継いだんだから、それに従い、敬うべきでしょ。
世界樹内部でたたら砂の昔話に関する記憶を確認する。
何らかの樹脂の凝結物と思われるもの。焼失した世界樹の幹から析出したもので、その形態は少し変わっている。樹脂に覆われていない部分は、罪悪の光を放つ…
「死」を通じて、世界樹に侵入したのよ。
スラサタンナ聖処に内蔵されたセキュリティシステムを経由すれば、世界樹の内部へと接続できる。
全力を尽くして世界樹を救いましょう。
散兵の姿が世界樹の中へと消えた…
いい兆しだ。これは世界樹が新しい汚染に浸蝕されることはもうないことを意味している。
草神様が昏睡状態に陥った今、ワシらは世界樹を調査する手段を失ってしまったからな。
人間の中でも傑出した存在である教令院の学者たちが、「アアル」を開放し、改造しています。彼らはそれも世界樹のためだと言っていますが…
世界樹は地脈と密接に繋がっていて、地脈の集まりからなる中枢と見なせる。その最も重要な機能は、世のあらゆる知識と記憶を記録し、保存することだ。
残念だが、神王が消えた時、アアルはまだ理想の完成形に至っていなかった。それを使って世界樹をどうこうするのは、相当に骨が折れるぞ。
…つな魔物は、大地の奥深くまで侵蝕し、その中から抽出した記憶を操り、模倣する。過去の記憶は、より穢れた、より深遠な姿へと歪められる。魔物はこの行為を通じて、徐々に世界樹の核心へと迫り、その存在の根幹を揺るがそうとしている。 一説によると、この魔物は光に含まれた色彩を絶え間なく歪め、漆黒の情報に変換するという。体を広げる際、虚空に向かって突き刺すように伸びる枝は、この説を裏付けるかのようだ…
今、世界樹奪還のために、最も優れた学者たちがアアルを改造して、複数の目的を同時に果たそうと試みているわ。彼らの要請に応えてくれて、本当にありがとう。
そして草神様の力以外にも、実は世界樹に接続する方法がある…お前たちも覚えがあるはずだ。スメールに来たばかりの頃、誰もがある物を身に着けていただろう?
その通りだ。コレイとティナリが報告したところ、草神様はそれを単なる夢ではなく、世界樹に関わるものだと判断された。
世界樹に身を潜めるドットーレは、この世界を維持するはずの力を歪め、自身の実験に干渉する者を制圧する。この冒涜的な実験に終止符を打つには、世界樹の中心に進入するしかない。 ドットーレは世界樹と一体化すると、その力を利用してバリアを作り出し相手の行動を制限する。バリアの結合点を探し出し、真理を悟ったと驕る者が作り出した牢獄の空間を破壊しよう…
#(ナヒーダは、世界樹にの情報は記録されてないって言ってた…なら理論上、は世界樹の混乱による影響は受けない。)
しかし、世界樹の汚染は、そう簡単に根絶できるようなものではない。
嘘などではない。世界樹を内側から操り、世界の中にもう一つの新世界を創り出すのはとても楽しい試みだ。
今の段階では、アーカーシャを経由して世界樹にアクセスすることはできない。でも、他にも手はある。ただ…少し過激なのと、実現には高い技術が必要になる…
そのほうがいいと判断したの。世界樹はすでに、徹底的に汚染されてしまっているわ。
それはさておき、世界樹というのは実に便利ですね。もしあなたが本当に新しい世界を創ったら、私の執務室の前にも一本植えてください。
世界樹の根系、すなわち地脈ね。本来、世界樹は秘匿されていて人々がそう簡単に見ることはできなかったの。けれど今、悪意ある侵入によってその姿が露わになってしまったのよ。
全員が心を一つにして協力し、巨大な負荷を利用して世界樹を妨害する——独創的で強力なこの戦略により、ついに世界樹を停止させることに成功した。
おまえがこいつらの上官か?ジュラバドの混乱、それに世界樹の問題も…裏で糸を引いてるのはおまえたちなんだな?
だけど今、「博士」の侵入が世界樹そのものに影響を及ぼした。だから障壁が展開したのよ。
テイワットの地底奥深くに位置し、世界のすべての「知識」と「記憶」を保存している。 伝説では、草神の知恵も世界樹から生まれたものだという。
自分自身を抹消しようとした一連の動きは実に大胆だった。そして世界樹のほうも…さすがは完璧な記録装置と言うべきか。お前のためにいくつかのことを実現してくれたようだな。
世界樹が燃やされ、運命にさらなる可能性が生まれたわ。私はそれを見守っていくつもりよ。
その可能性はあるな。だがもしそうなら、世界樹は混乱ではなく、完全にダウンしてるはずだ…
でも、その代償をスメールの人々に払わせるわけにはいかないわ。どうにかして、もう一度世界樹に接続する方法を見つけないと。
放浪者と共に世界樹の内部に入り、ドットーレに立ち向かった。計画通り、ドットーレの力を削ぐことに成功したが、その後、彼はまた新たな姿を現した…
ほう、大胆なことを考えたものだな。まさか世界樹の停止をこの目で見ることになるとは…人類ならではの知恵と言うべきか。
もし世界樹の影響がこれ以上広がるようなら、我々は砂漠へ避難するしかないでしょう。
水を差すつもりはないけれど、今の世界樹の状況からして、普通の方法で接続するのは不可能よ。たとえアーカーシャの力を借りたとしてもね。
世界樹を助ける方法を探し続けて…
実は世界樹を救った後から、私の記憶に一部曖昧な断片が存在するの。
同感だよ。もし世界樹に頼らずに、草神様の力を回復させられる者がスメールにいるとしたら、それは伝説の草龍アペプくらいだろうね。
例えばすでに、アーカーシャ端末を使い、お香や瞑想によって意識を世界樹へ接続し、より多くの知識を得ようとする学者もいる。