ナタの地。
…最後の森林王は、サルバへと帰っていった。そして彼の侍従だった者が、「虎」の名を受け継いだ。…
草の神は世界を治すために、とても遠いところに行った。カノジョが戻ったとき、たくさんの子供はすでにサルバに還ってた。カノジョと共にアランナラを祝福してくれた森林王もサルバに還った。
記憶と力を手に入れてから、ボクはサルバの中でたくさんの景色を見たり、いろんな物語を聞いたりできるようになった。だからボクにひとつお話をさせて。
マハールッカデヴァータがサルバに帰還なさった後、マラーナが地上で猛威を振るい始めた。森がようやく生気を取り戻すと、アランナラは身を守るため、本物のヴァナラーナを夢の中に隠したのじゃ。
最後の封印はワタシだ。ワタシがマラーナの化身の番人。だがヤツの力は水が砂に染み込むように、サルバから密かに流れ出ておる。
マラーナの侵蝕はますます深刻になってる。地上だけでなく、サルバにもマラーナが発生している。
いつかボクの夢とアナタの夢、ボクの記憶とアナタの記憶、ボクらはまた交差し、サルバの無数の小枝で花を咲かせる。それは素敵なことだよね。
えっと、つまり全盛期の仙霊は嵐よりも速かっかもってこと。あとパイモンは疲れてるんだよね?サルバの話をすれば、話している間休むことができるでしょ。
でも、大丈夫。過去と未来のすべてはサルバの中で出会うから。いつかボクにも幸せが訪れて「ルー」と知り合い、友達になれる日が来ると思う。
幸い、ワシはもうほとんど覚えてはおらぬ。だが当時、多くの子供がヴァサラの樹になれずサルバへ還った。しかし、その時にはナラヴァルナがいて、ウツァヴ祭もあった。
いつかボクの夢とアナタの夢、ボクの記憶とアナタの記憶、ボクらはまた交錯し、サルバの無数の小枝で花を咲かせる。それは素敵なことだと思わないかい。
ヴァルナ神器が治ったらきっと大丈夫。でもマラーナは…絶対に排除しなきゃ。ヴァーナのため、サルバのために。
たくさんの者がサルバに還った後、マラーナが地上で猛威を振るい始めた。森がようやく生気を取り戻すと、アランナラは身を守るため、本物のヴァナラーナを夢の中に隠したのじゃ。
すべてが終わった。 森はすべてを記憶する。 アランナラたちはサルバで再会する。
それはよかった。アランマ、キミはワタシがサルバで聞いた通り、勇敢なアランナラなようだ。
それは絶えず大地に、サルバに向けて蛇の毒を注ぎ続けている。すべての緑が枯れ、すべての花が散り、川の水が腐った匂いに染まるまで。すべての命が死に至るまで。
これでようやくワタシもサルバに戻って、ナラヴァルナと再会できる。
たくさんの命がサルバに帰還した後、マラーナが地上で猛威を振るい始めた。森がようやく生気を取り戻した頃、アランナラは身を守るために、本物のヴァナラーナを夢の中に隠したのじゃ。
そして、サルバでボクたちを待っているのかもしれない。
でも、アランカンタもいつかはサルバに戻る。アランマも同じだ。その時は、またサルバで勝負だ!
ボクはアランムフクンダの記憶をもらった。だから、サルバを使って森を高速で移動する方法を理解したんだ。これは「転送」っていうアランラカラリ。
うん。ずーっと昔、ボクがまだ種ですらなく、サルバで眠っていた頃から、こんな伝説が語り継がれてる。「ヴァナラーナは一度滅びた。それでボクらは、この夢の中に住むようになった」ってね。
ボクはアランムフクンダの記憶をもらった。だから、サルバを使って森を高速移動する方法を理解したんだ。そのアランラカラリを「転送」と呼ぶ。
ああ、でも急いで知らせてくれる必要はない。今のワタシは目も見えず耳も聞こえない。でも大丈夫。ワタシたちはサルバで会える。
森はすべてを記憶する。ワシも最後にはヴァナラーナでのすべての記憶を持ち、サルバの中でアランムフクンダたちと再会する。そして、川の流れのように海へと入るだろう。
カノジョのアランラカラリはすべてのアランナラより強かった。なぜなら、カノジョの歌は「起源の歌」に近かったから。そしてカノジョの呼びかけに応えたアシュヴァッタの樹は、サルバの中からすくすくと生えてきた。
えっと、つまり全盛期の仙霊は嵐より高速だったかもってこと。あとパイモンは疲れてるんだよね?サルバの話をすれば、その間休める。
最後に残ったのは幸福だった。たとえ別れの日が来ても、またサルバで会える。
…しかし今、キミはアランマと共にマラーナの化身を倒した。サルバにあるマラーナの記憶も消えた。そして、森には新たなアシュヴァッタの樹がある…すべてはうまくいくじゃろう。
でも、大丈夫。過去と未来はすべてサルバで出会うから。いつかボクにも幸運が訪れて、「ルー」と知り合い、友達になれる日が来ると思う。
ボクには分かる。サルバにあるマラーナの記憶は完全に取り除かれた。たとえ「死」に対する記憶と恐怖が万物にあろうとも、これでアイツは蘇らない。
アシュヴァッタ堂はとても神聖な場所だから、普段行かないんだ。すべての記憶がサルバの中で混ざり合うまで、ヴァサラの樹を夢の中で静かに眠らせるためにね。
無数の黒い虫が、サルバ中の夢の樹の根を侵蝕している。たとえ夢の中でも、マラーナの手がこの夢を揺らしているのを感じる。
記憶と力を手に入れてから、ボクはサルバの中でたくさんの景色を見たり、いろんな物語を聞いたりできるようになった。だから、ボクにひとつお話をさせて。
だって、サルバの中にはもうマラーナの記憶があるから。それを完全に取り除かない限り、万物の中に残る「死」の記憶がいつかまたアイツを蘇らせる。
ワシは元々——アランマがまだ種であった頃、そのような時代が来ることを期待していたんじゃ。そして今、すべてはサルバの中に戻った。サルバの中でのナラとアランナラの隔たりは消えるじゃろう。
ワタシたちは絶対に勝てる。生は必ず死に勝てる。ワタシたちがいつかサルバで再会できるのと同じように。
…じからすると、アランナラは「恨み」という概念を理解していないはず… …その時が来れば、きっとたくさん言いたいことが出てくる。アランナラの口癖、「アランナラたちはサルバで再会する。」のように。 その時でもまだ挽回の余地があることを願う。 (書いているうちに、本来破られるべきで、時間と雨水によって侵食されるはずだった内容が、完全に消えずに残っているページを見つけた。もしかしたらこれは、この本の前の持ち主が残…