一次資料 / 書籍
水に浸かった調査ノート
この本、全部そのまま載せてあるぞ。写し間違いなんて無いからな!
巻
水に浸かった調査ノート
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…… 被害者 M・Z・プレハーノフ、高利貸し。遺体は損傷が激しい、全身に多数の刺創あり。 V・T・ヤクーブ、ダークスプルス商会の操舵手。奇妙な事故死。雪崩による生き埋め。 容疑者 I・K・ドミトリー、元鉄道労働者、プレハーノフの搾取により破産。 O・V・コズロフ、商会のNo.2。最近ヤクーブとの仲がこじれる。 二名は動機の面から見て最も有力な容疑者だが、鉄壁のアリバイがある。捜査は一時的に行き詰まった。だがあまりに完璧なアリバイは、却ってそこに何か秘密が隠れているのではないかと疑わせる。一見すると無関係に見える二つの事件だが、動機の鎖は互いの容疑者を指し示している。それは決して偶然などではない。 ドミトリーとコズロフは社会的地位がかけ離れており、生活圏や交友関係も異なるため、接点は皆無に見える。しかしドミトリーの交友関係を洗っていくうちに、意外な発見があった。彼が鉄道機関士をしていた頃、コズロフもその路線の名もなき乗務員であったのだ。コズロフは乗務員の仕事を恥じており、ダークスプルス商会に入ってからはその経歴を隠していた。 二人はある列車事故で偶然再会し、旧怨と権力欲から結びついた。ドミトリーは事前に入手した内部情報をもとに、雪崩という「アクシデント」を引き起こし、不幸な事故に見せかけた。コズロフは使い慣れた手口でプレハーノフを使われていない倉庫に誘い込み、そこで彼を始末した。 愚か者は運命を欺けると思いこむが、この世に完全犯罪など存在しない。ただまだ気づかれていないほころびがあるというだけだ。 …… ゲーム内テキスト(662文字)
水に浸かった調査ノート
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…… スタラノフ警部とシェストニン氏は甲板で私的に面会する予定だったが、約束の時間を過ぎてもシェストニン氏は姿を見せなかった。彼の同行者ジェリックに尋ねたところ、異様に落ち着いた態度で言葉の端々に不自然な冷たさをにじませながら、シェストニン氏の行方は「一切知らない」と答えた。船室の捜査の必要性を示唆するとかすかに動揺した様子を見せたが、すぐさま「心配」そうな表情を取り繕った。彼はシェストニン氏が機械装置に夢中になりすぎて、たまたま約束を忘れただけだと我々に思いこませようとした。だが彼は嘘をついていると私の直感が告げていた。 ナシャタウンに到着する前に、この件に決着がつくといいのだが。 …… ゲーム内テキスト(298文字)