失われたノートの断片·1
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失われたノートの断片·1

全 2 巻569 文字

失われたノートの断片·1 267 文字

失われたノートの断片·1

【ノートから破られたような数ページが、遺跡に残されていた。】 …地脈から抽出された元素力を製錬して造られたいわゆる「アゾス物質」は、その本質から言えば元素力とさして変わらず、元素本来の法則から逸脱することはない… …ただ、アビスは神の元素を捻じ曲げ、汚染することができることから、元素エネルギーよりも規則上は高レベルに位置すると見ていいだろう… …しかし私からみれば、洞窟の住民のアビスの使い方はあまりに原始的だ。それ故に、彼らは最終的に制御不能な方向へと「進化」してしまったのだ… …だからと言って、有効な利用法がないとは限らない…

失われたノートの断片·2302 文字

失われたノートの断片·2

【ノートから破られたような数ページが、遺跡に残されていた。】 …霊光はアビスの力による影響を逆転させられる。その特徴は、前述の不思議な「結晶」とまさに同じだ… …しかし一方で、霊光の力の汎用性は、これまでに発見された同系統のどの存在よりも遥かに高い。地元民に「甘露」と呼ばれる物質の影響かもしれない… …あまり意味はないだろうが、「アゾス物質」の製錬方法で霊光の力を処理したのち、アビスで作られた…と反応させれば… …カーンルイア人が夢見てきた、真の永続エネルギー源を製造できるかもしれない… …「甘露」の性質と由来を解明できれば、俗世の全ての存在を至極純粋なものへと昇華する方法が見つかるかもしれない…