一次資料 / 書籍
丁寧に書かれた日記・1
この本、全部そのまま載せてあるぞ。写し間違いなんて無いからな!
巻
丁寧に書かれた日記・1
■月■日、ライトキーパー選抜の名簿が発表された。私の順位は高くはなかったものの、なんとか最下位で滑り込むことができた。長年の努力が今日、ようやく報われ、憧れのライトキーパーの制服を着ることができた。鏡の前に立ち、この制服を端から端まで、何度も何度も見つめた。ボタン、メダル、ハット、そして私の名前が刻まれた、私だけのランプ。いくら眺めても飽きることはなかった。新品の制服からは、革と希望が混ざり合った良い香りが漂っている。ランプに刻まれた名前に触れながら、辺境を守護する自分の姿を思い描く。未来への期待が胸に膨らみ、私の名前と共に、私の物語がナシャタウンへ、そして、ナド・クライ全土へと伝わっていくのだろうかと、想いを馳せた。 ゲーム内テキスト(313文字)
丁寧に書かれた日記・2
■月■日、これが隊長と共に出る初めての任務だった。本物の戦場は訓練場とは全く違っていた。あの魔物が全力で私に襲いかかってきた瞬間、聞こえるのは自分の心臓の鼓動だけだった。訓練で学んだ技は全て頭から抜け落ち、恐怖が一瞬にして体中に満ちて、足が鉛のように重くなり、一歩も動けなった。戦いとはこんなにも恐ろしいものなのか。私は剣すら満足に握れないほど怯えていた。 私は夜中に何度も目を覚まし、テントの中で大きく息を吸った。気が緩んだ瞬間にワイルドハントが襲いかかってくるような気がした。今回はチェノフが助けてくれたけど、次はどうなる?怪我をするのか?それとも死んでしまうのか? 私はライトキーパーになりたくて、あんなに必死に頑張った。伝説の戦士たちと肩を並べたいと願った。でも今、本物のワイルドハントを前にして、剣さえまともに握れない。母の優しい笑顔を再び見ることができるのか?ナシャタウン…私が旅立った街に戻れるのだろうか? ゲーム内テキスト(410文字)
丁寧に書かれた日記・3
■月■日、今日の午前4時頃、咆哮と地鳴りで目が覚めた。空気中に鋭い血の臭いが漂い、キャンプの外を確認すると、遠くから無数の魔物が押し寄せてくるのが見えた。テントから飛び出してたアーサーポフ隊長が、私たちに向かって叫び始めた。混乱していた私の脳が、これがワイルドハントの襲撃だと理解し始めた。 不思議なことに、その時、私の脳裏にさまざまな光景が浮かんだ。訓練場での記憶、支援小隊に加わった最初の夜のこと、そして遥か昔の暖かい我が家での思い出まで。一瞬、母の作ったローストリブの香りまで感じた気がした。 なぜあの時、頭の中にそれらが一斉に浮かんできたのかはわからない。でも、おかげで心が恐怖に支配されることはなかった。これが私が初めて部隊と共にワイルドハントを撃退した戦いだった。今でも心臓がドキドキと高鳴り、腕は痺れるように痛む。確かにこの戦いで傷を負ったが、あの夜ほどの恐怖は感じなかった。きっと私も、自分が望む姿に少しずつ近づいているのだろう。そう願っている。 ゲーム内テキスト(431文字)
丁寧に書かれた日記・1
■月■日、部隊の配属結果が出た。運というものは巡りつつも、結局どこかで釣り合っているのかもしれない。私は希望していたライトキーパーの前線部隊ではなく、キプマキの崖に駐留する支援部隊の一員となった。考えてみれば、私の試験の成績でライトキーパーに入れたことだけでも上出来だった。そもそもそれ以上を望むべきではなかったのだ。今日、初めて隊長と仲間たちに会った。アーサーポフ隊長は無愛想な人で、支援部隊の責務について簡単に説明した後、私の肩を叩いて警備に向かった。その手の力が強くて、私はよろめきそうになった。チェノフは陽気な男で、私たちは篝火のそばで一緒に酒を飲んで、それなりに楽しい夜を過ごせた。ショノコヴィッチは鉄棒のように痩せていて、入隊する前は詩人だったらしい。チェノフの話では、彼は壮大な従軍詩を書くことが夢で、そのためにライトキーパーになったのだという。言うまでもないが、本当に変わった人だ。パトリチェフは私と同期で、どことなく憂鬱そうだった。彼の憂鬱の理由は、私と同じなのだろうか。 ゲーム内テキスト(445文字)
丁寧に書かれた日記・1
■月■日、キプマキの崖に駐留してから何日目なのか、もう覚えていない。おそらく数ヶ月は経っているだろう。この日々はまるで永遠に続くかのようで、同じ一日を繰り返しているような気さえする。朝6時に起き、隊長と訓練をし、その後は果物を探したり獲物を狩って食糧にしたりする。それからチェノフと交代で見張りに立ち、キプマキの崖の険しい断崖を眺めながらぼんやりと過ごす。頭の中ではワイルドハントとの戦いを想像している。ショノコヴィッチは、こんな部隊にいて何を書きたいのだろう。本当に壮大な従軍詩なんて書けるのだろうか。 ゲーム内テキスト(252文字)
丁寧に書かれた日記・1
■月■日、隊長はピラミダからの命令を受け取った。我々は支援部隊としてキプマキの崖周辺にあるワイルドハントの巣の処理に当たることになった。正直に言えば、これは、この数日間というか、この数か月の中で最高のニュースだった。ついに戦場に出られる、ついに功績を立てることができる。後世に語り継がれるライトキーパー、フィラエフの第一戦がついに始まる! ゲーム内テキスト(169文字)