TEYVAT CODEX
用語

真君

璃月の仙人につく敬称。留雲借風真君・削月築陽真君など、岩王帝君に仕えて璃月を守ってきた面々がこう呼ばれる。

一次資料 1本 ゲーム内テキスト 40件 原神 Wiki* の用語集にも掲載

一次資料での用例

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…そんなわけで、真君は長年封印していたとある仕掛けを取り出した。友人のピンが育てた上質な霓裳花を原料に、洞天の仙草で作った染料を加え、多くの布地と織物を編む。質感も色合いも完璧だ。また、精巧な髪飾りとペンダントは、仙人の仕掛けと同じ材料で作られており、素朴にして優雅——ほのかに良い香りまで放っている。…

この言葉が出てくる場面

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七七ストーリー キャラクターストーリー4

この古い物語は、とっくに人々に忘れられていた。 七七というごく普通の薬採りの娘が、誤って仙境に入り右足を怪我した。怪我を処置するため、彼女は慌てて洞窟に入った。 傷口に包帯を巻いていると、彼女はこの世界に存在しないものの声を聴いた。まさか、巨大な音がした後、自分が永遠に生死の境を彷徨う存在になるとは、彼女は思ってもいなかった。 仙と魔、正義と邪悪…どちらも、彼女はただ巻き込まれてしまっただけの犠牲者であるとわかっていた。 これは、天の意思かもしれない。瀕死の彼女はなんと「神の目」を手に入れ、仙魔大戦を終結させた。 彼女を不憫に思った仙人たちは、各々の仙力を七七の体内に注ぎ、彼女を復活させようとした。 しかし、甦った七七は体内の仙力を制御できず、暴走し始めた… この騒動を治めるために、「理水畳山真君」は仕方なく、この不幸な娘を琥珀に封印した。

甘雨ボイス 申鶴について…

私は彼女のことをよく知っているわけではありません。ただ留雲真君から、彼女は気性が荒く、心を抑えなければ周囲に大きな危害を与えてしまうと聞きました…普段、暇を持て余し過ぎているからかもしれませんね。私が…彼女に仕事をお勧めした方がいいのでしょうか…?

甘雨ボイス 閑雲について…

留雲真君…コホン、閑雲さんから何日か前に買い物に誘われたのですが…屋台に着くたび足を止め、一つ一つ品物をすみずみまで見てからでないと、次に向かってくれなくて…まだ食事をしていないことにお互い気づいた時には、もう日が暮れていました。その瞬間、ふと山で修行をしていた遠い日々のことを思い出したんです——あの頃も、毎日があっという間に過ぎていたということを…

申鶴ストーリー キャラクター詳細

申鶴は妖魔退治一族の分家の生まれである。しかし様々な偶然が重なり、彼女は仙人の弟子となった。 留雲借風真君を師としているが、申鶴が持つ優れた胆力と智慧により、彼女はたちまち他の仙人の心をも掴んだ。 そして、申鶴は仙人たちのもとで方術を学び、人の身でありながら仙人の方術を習得した。 申鶴が持つ気質からか、彼女の一挙手一投足には仙気が漂っているように見える。その姿は、まるで俗世を離れた仙人と言っても過言ではない。 しかし、申鶴は人目の付かない山奥に長年住んできた人間。仙人たちを除いて、彼女の周りにいたのは鳥や獣だけであった。 その結果、彼女の性格は冷たさを感じる、ますます近寄りがたいものとなっていった。

申鶴ストーリー キャラクターストーリー2

自由気ままで、仙人のような生活をする人間の中でも、申鶴はもっとも俗世から離れた者であろう。 若くして山奥に住むことになった彼女は、常識が欠けており、人間関係を上手く維持することができない。 普通の人であれば一つの物事に対し、いくつかの考えを巡らせるだろう。しかし、申鶴の場合はもっとも単純で、直接的なものしか思い浮かばないのだ。 たとえば、誰かと意見が食い違った時、彼女には「交渉」という選択肢が出てこない。その代わりに「脅迫」という手段を選んでしまう。確かに手っ取り早く、効率もいい方法ではあるが…。 そんな彼女だが、俗世から離れていたがゆえに、妙なことで考えに耽ることがたまにある—— 食事をするのに、なぜモラを払わねばならないのだろうか? 人々への脅迫と、賊への脅迫になんの違いがあるのだろうか? また自分の師である留雲借風真君のことを、話術の長けた仙人だと心の底から信じていた。 その点だけ見れば、彼女はとても純粋な人物だと分かる。 子供のように混沌とした、しかし単純な認識と論理だけで世を歩いている。 かつて、理水畳山真君はこう言った。 「申鶴という娘は優れた才を持つだけでなく、一風変わった性格をしている。」 「世事に疎く、常識にも欠けている。無知蒙昧で勝手気ままだ。」 「留雲借風が彼女を弟子にした時も、容易なことではなかっただろう。」

申鶴ストーリー キャラクターストーリー5

占星術のように、璃月にも運命を占う方法がある。 その占いが示す結果の中でも、人々が特に避けているのが二つの「命格」だ。 一つは孤辰の運命。家族や友人と離れ離れになり、生涯孤独となる運命である。 もう一つが劫煞の運命。数多の災難に見舞われ、常に危険が伴う運命である。 幼い申鶴を仙人が引き取った後、削月築陽真君が彼女を占ったことがあった。 結果、申鶴はその命格を二つとも背負っていた。彼女は孤独で仇なす者であり、その溢れ出る殺意は千年に一度の凶兆。 申鶴を平穏無事に成長させ、無関係な人間に害を与えないためにも、仙人たちが施したのが赤紐で彼女の魂を縛る術だ。 その術により、彼女が放つ殺意と害意は確かに縛られた。しかし、同時に人間が持つ様々な感情も封じられてしまった。 それ以来、申鶴は些細なことで動じなくなり、人が大切にするものも彼女の目には塵として映るようになった。 人間性が徐々に薄れていく彼女は、まるで欲のない美しい彫像のよう。 だが、ある異郷の旅人との出会いをきっかけに、自分の運命の奥底にある何かが緩んで行くことに彼女は気づいた。 そして、長いこと消えていた馴染みのない感情が、少しずつ彼女に現れ始める。 削月築陽真君が言うように——運命は天が定めるもの、運勢は人が描くものだ。申鶴とこの世の物語は、まだ幕を閉じてはいない…

申鶴ストーリー 翠鈿白玉櫛

申鶴の髪は元々黒かった。 琥牢山に着いた時、彼女は岩の上に登って雲海を眺めながら何も考えず、一日中無言でいることを望んだ。 眠くなったら服を着たまま眠り、喉が渇いたら山露を飲み、お腹が空いたら清心を摘んで食べる生活。 留雲借風真君の心は鏡のように澄んでいる。彼女のことを邪魔することなく、仙石で作られた翠鈿白玉櫛を申鶴に贈った。 そして、留雲借風真君はこう言ったという。今後、俗世との縁を切り、仙人の弟子となることを望んだ時、この玉櫛で髪を三回梳かすといい。さすれば弟子と見なされる。 すると、申鶴は躊躇うことなく、髪を三回梳いた。不思議なことに、髪を一回梳かすと、その黒髪に銀色の霜が降りた。 二回梳かすと、黒髪と白髪が半々になった。 三回梳かすと、まるで白雪に覆われたかのようになった。 …… 申鶴は今でも、その櫛を仙人との縁を結んだ証として身に着けている。 長年の修行を経て、彼女は髪を三回梳かすこの儀式の意味を理解した。 それは、櫛一回で悩みを溶かし、櫛二回で喜びも悲しみも無にし、櫛三回で白髪になっても後悔しないというものであった。

申鶴ストーリー 神の目

これはあまり知られていない話。当時、洞窟で父に生贄として捧げられた幼い少女が、どのようにして何日も魔物と戦ったのか。 申鶴は妖魔退治の家に生まれたが、正気を失った父からは魔除けの符術を教えてはもらえなかった。 同年代の無邪気な子供と同じで、彼女は厳しい現実に直面したことがない。 しかし洞窟の暗闇の中で、親の庇護を失い、血縁者に裏切られたその絶望的な状況で申鶴は生まれ変わった。 削月築陽真君の占いが示した通り、申鶴の奥底に眠る激しい怒りと血への渇望、そして不屈の精神が、その瞬間に一気に噴き出したのだ。 それらはまるで不可視の盾であり、目で捉えることのできない剣となって、少女の細い体を包んだ。 そして彼女に力を授け、牙を飾り、目の前の下等な魔物を殺すことを許可した。彼女は誓う、この暗闇の中でもっとも凶暴で邪悪であることを証明するため、それを八つ裂きにすると。 命を賭けた戦いが連日続いた。狩人と獲物が交互に入れ替わり、互角の戦いが続く… 生死を分ける瞬間、その並外れた力を振るう少女に神々が目を向けた。 ぽとりと、輝くものが申鶴の手の中に落ちた。そうして勝利は申鶴のほうへと傾き、勝敗は決した。 澄んだ氷の光が霞光のように闇を突き破り、未来への道を示してくれた。 過去の悲惨な運命から申鶴を救い出したそれは、きっと未来でも、彼女が俗世に戻れるよう導くことだろう。

ヨォーヨストーリー キャラクター詳細

岩王帝君との契約のもと、璃月を数千年に渡り守ってきた仙人たち。 彼らは璃月に危機が訪れるたび必ず姿を現し、そして世が平穏な時代であれば、時折その姿を見せていた。 それは無法者を戒めるために、また時に囚われた者を救うために。もし「仙縁」のある璃月人と出会えば、その者を弟子にして仙人たちは秘術を伝授した。 仙人たちの中でも、歌塵浪市真君は俗人と多くの縁を結んでいると言えるだろう。 彼女には多くの弟子がいる。その中でもっとも幼いのがヨォーヨだ。 ヨォーヨは生まれつきの聡明さで、勉学にも積極的な態度を見せている。幼さゆえに、まだ学んだ知識を完全に理解することはできず、時々思わず聞いた人が口角を上げてしまいそうな間違いもするが、時間を置けば、間違いなく広い知識を持った才女になれるだろう。 優しくて思いやりのある、誠実で懐が広い性格のおかげで真君に気に入られているだけでなく、師姐や他の年長者からも大層可愛がられている。 縁のない一般人では足を踏み入れることができない絶雲の間——そこにある仙人たちの洞府をヨォーヨはいつも行き来する。幼くして仙人にこうも愛されるとは、実に羨ましいことだ。

ヨォーヨストーリー キャラクターストーリー1

ピンばあやはいつも、可愛らしく笑顔を絶やさないヨォーヨを連れている。璃月港の人々からすれば、二人はまるで仲の良い祖母と孫娘のようだ。 しかし、この老人と子供の二人組に、まったく血縁関係はない。ヨォーヨはピンばあや——つまり、歌塵浪市真君の弟子なのである。 ヨォーヨが弟子になったばかりの頃、彼女はまだ字もよく読めていなかった。真君は日常における人との接し方や読書、礼儀から教え始めた。 ヨォーヨが成長するにつれ真君は仙人の儀式、修身の方法、そして自身の槍術を少しずつ日々の修練に加えた。 内容があまりにも多いため、ヨォーヨが覚えきれずに理解できないのはよくあることだった。しかし、真君は特に焦っていない。ヨォーヨがその教えを聞き入れたと、しかと分かっているからである。 重たい槍をヨォーヨは上手く持てないが、毎日怠ることなく練習している。 暗記の難しい詩書も、彼女は毎日熱心に読んでいる。寝言で「衣食足りて礼節を知る」と漏らすほどだ。 本来、真君は厳しい師であろうとしたが、気苦労のかからないヨォーヨを見て、その基準を少し緩めた。 さらに真君の心を温めたのが、ヨォーヨが彼女のことを本当の「ばあや」として扱っているように見えた点だ。 成人の半分の身長にも届かない子が、進んで彼女の食事を管理し、季節の変わり目にはその体調を心配している。頭痛や発熱など、仙人にとってそうないことだというのをすっかり忘れているかのように。 その甲斐甲斐しさを目にして、彼女は本当に孫ができたかのように感じている。それを意識してからは、余計に厳しい言葉を言えなくなった。 あの子を心の底から放っておけないと思うとは、師と弟子の縁を結んだ当初は思ってもいなかったことである。もっとあの子を傍にいさせよう——教えたいことは、まだまだ沢山あるのだから。

ヨォーヨストーリー キャラクターストーリー2

あれはヨォーヨが生まれる前の話だ。山の暮らしに憧れたヨォーヨの両親は璃月港を離れ、軽策荘の近くに静かな場所を見つけ、そこに家を建てて隠居生活を始めた。 新居は山を背にした、水辺に面した一戸建てだ。裏庭には小さな田んぼがあり、果物と野菜を栽培している。 家からもっとも近い村落は軽策荘のため、日々の生活費に困ったときは山を越え、自家栽培の果物や野菜をそこで売っていた。 ヨォーヨはそんな家庭の生まれである。 片言の言葉を覚え始めたときには、すでに彼女は動物や昆虫たちと一緒に過ごすのに慣れていた。彼女が歩くことを覚えたのは、裏庭の大根畑でのことだったそうだ。 ヨォーヨの心にある純粋で優しい色は、まさにその穏やかな田園生活から来るものだろう。 その後、彼女は仙人に気に入られ、弟子として迎えられた。 最初、両親は娘を仙人に預け、璃月港に定住させることに抵抗があった。山の生活に慣れている純粋な娘が、璃月港の色鮮やかな生活に惑わされるのを心配したからだ。 しかし、歌塵浪市真君の訓戒が両親の考えを改めさせた。 「一生を山に隠れて過ごせば、確かに俗世に汚されることもないじゃろう。じゃが、生涯に渡る孤独がヨォーヨの望む未来とは限らない。あの子に、広大な世で鍛錬する機会を与えてやろう。」 これを聞いて思い直した両親は、娘を手放して仙人に預けた。事実、歌塵浪市真君の弟子になるのはいいことであった。 璃月港には師匠や心優しい友達が多くいるため、ヨォーヨの性格も明るくなっている。新年や佳節が訪れれば、彼女は師匠に休暇を告げて帰省をした。 我が子に良き師を選ぶとしたら、この仙人よりも理想的な人物はいないのではないだろうか?

ヨォーヨストーリー キャラクターストーリー4

誰もが仙人に受け入れられ、その弟子になれるわけではない。「仙縁」を持つ者だけが仙人たちに気に入られるのだ。 ヨォーヨは師匠にこう尋ねたことがある。「なんでヨォーヨには仙縁があるって言うの?仙縁って何?」 「ばあやと心が通じ合ってるから、出会えたんじゃよ。」 師匠の答えはまるで本に書いてある道理のようである。そこには様々な因果関係が短い言葉の中に込められているため、ヨォーヨはその意味をちゃんと理解できなかった。 初めて師匠と出会ったとき、ヨォーヨはただいつも通り山で遊んでいたことを覚えている。 当時、彼女はまだ両親と一緒に住んでいた。遊びに出ると、彼女はいつも石や雲に自分の気持ちを伝えていた。ヨォーヨにとって花や動物、山や川は大切な遊び仲間なのだ。 あの日、石と雲が初めて彼女の言葉に答えた。ヨォーヨはとても嬉しくて、一日中ずっとおしゃべりしていた。 仙人が法術を解き、幻の石と雲が消えて、歌塵浪市真君がヨォーヨの前に真の姿を見せるまで彼女は驚きもしなかった。 仙人の道とは、世を救い、人々を守ること。璃月の仙人たちは人間だけでなく、世の万物を大切にしている。万物の生長には理があり、その理に従えば豊かに生長して、互いに侵害することもない。 ヨォーヨが遊び仲間を大切にする気持ちには、仙人たちが万物を大切にする気持ちと似ているところがあった。そのため、歌塵浪市真君は彼女を気に入ったのだ。 惜しいのは、まだ小さなヨォーヨが頬杖をつきながら半日考えても、師匠の先ほどの言葉に含まれた複雑な真意を理解できなかった点だ。ヨォーヨは、この問題を一旦置いておくことしかできなかった。

ヨォーヨストーリー 「月桂」

歌塵浪市真君の知り合いは璃月の至るところにいる。弟子であるヨォーヨはまだ一人前になっていないため、会ったら面倒を見てくれと、彼女は各方面に既に頼んでいた。 本来であれば、皆に弟子を紹介したついでにヨォーヨの指導を頼み、もっと多くのことを学んで、考えてもらうことを期待していた。 だが、素直で心優しいヨォーヨがあまりにも可愛かったため、留雲借風真君はその話を聞くとそれを深く心に留めた。 そして、ヨォーヨも師匠も知らないうちに、留雲借風真君は精巧な仕掛けのウサギを作ったのだ。 「ほれ、ヨォーヨ。この小さいのをお前にやろう。危ない目に遭ったら、そやつを呼ぶとよい。」 ヨォーヨはその可愛い仕掛けのウサギを大変気に入り、「月桂」という名前を付けると、どこに行こうにも持ち歩くようになった。 「月桂」を贈った後、留雲借風真君はヨォーヨの師匠を訪ねて得意げにこう言った。 「先に伝えておくが、あの仕掛けのウサギにはもう一つ機能が備わっておる。ヨォーヨが見つからないとき、『月桂』と呼べばあの子の居場所が分かるのだ。」 「だが、この機能を無闇に多用してはならん。いつか子供が大きくなれば、自分だけの秘密も持つようになる。いつもどこにいるか探られていると知ったら、不愉快に思われるかもしれん。度が過ぎないよう、妾を見習うとよい。申鶴のことを過度に束縛したことなどないからな…」 「はいはい。分かっておるよ、留雲。」 「分かればよろしい。とにかく、裏でヨォーヨをいじめる者がいれば、月桂は必ず警告を発する。その時、そやつらは身の安全を祈るしかないだろう。」

ヨォーヨボイス 初めまして…

初めまして、ヨォーヨと申します。かたじけなくも歌塵浪市真君の門下生として、教えを学んでおります。外にいる時、もし何かご不便があれば…ぜひヨォーヨに声をかけてください!よろしくお願いします。あ、そうだ、大根の揚げ団子を持ってるの…食べてみて!あっ、でも、食べ過ぎはだめだからね。油っこいものをたくさん食べたら、体への負担が増えちゃうから。ちょうどきれいに洗ったダイコンとお酢も持ってきてるから、もし足りなかったら、冷やし酢和え大根を作ってあげますからね~

閑雲ストーリー キャラクター詳細

『清斎広録三家集注』なる典籍によれば、仙人は旅をする時、「八の清らかな霞気」を伴い、「光に乗り、雷を追う」ように空を舞うという。寿命は非常に長く、凡人にとっての数百年や数千年は、仙人からすれば仙府での一休みにすぎず、「閬風に昼夜あらず」とも書かれている。 さらに、この清斎広録には仙人の住処に関する記載もあり、仙人は天を枕に、地を布団にし、山河湖海のあらゆる場所を住処にするとされている。だからこそ、璃月の史書には仙人との邂逅に関する話が数多く登場するのであろう。以上が、仙人にまつわる一説である。 さて、金石典籍『歩虚石譜』においては別の説が展開されている。石譜は、絶雲の間の奇石を高く評価するとともに、さりげなく警告の文を記載している。「絶雲の諸峰、百丈の背丈を各々競って天へと伸ばす。各山に主あり。慶雲頂は削月築陽真君、琥牢山は理水畳山真君、奥蔵山は留雲借風真君。君子主ある山を登らず、亦た主ある石に手をつけず。」 世に伝わる書物に仙人の容姿に関する記載が少ないのは、こうした畏敬の念ゆえなのであろう。歴史学者子萇の著書『石書集録』および古の歌謡におけるわずかな描写から、仙人の姿はまさに千変万化であることが垣間見える。留雲借風真君を例にとれば、人の姿のときは「容姿端麗にして、紅の絹を身にまとい、化粧を施している」という。一方、鳥獣の姿のときは「力強く空を羽ばたくその翼は雲を掻き分け、その鳴き声は月にも届く」とされる。 清斎広録には興味深い逸話が収録されているが、仙人の超然とした気質をよく現している——昔、絶雲の間で留雲借風真君と出会った一人の旅人が、自作のからくり水時計「玉瓶浮溢」を仙人に見せながら得意げに語り始めた。しかし、仙人は浮溢で時を測る際の欠点をたったの一言で言い当てたのだ。その後、旅人は仙人に教えを乞い、手解きを受けた。そしてやがて、仙人に見送られて山を下りていった… 「世を逍遥し尽くし、万物は我が手中にありと、傲慢の心あり。仙人にまみえ、初めて衆生の小さきを知る」とはよく言ったものである。

閑雲ストーリー キャラクターストーリー3

歴史学者の間で主流となっている見解は、以下のようなものである。「太古より物あり。天地の上下八方に極尽あり、宇宙の四方に伸ぶ川に始終あり。六合の間に、仙人は神の誕生を待たずして生まれ、陰陽に頼らずして形を成し、草木を潤わせ、金石に融ける。此れ即ち自然と言うべし。其の始まりを知らず、終わり料り難し。」分かりやすく言えば、天地には境界があるが、神の造物でない仙人にはそれがない…ということだ。 璃月という言葉がまだ存在しなかった昔、仙人たちはすでに山野を往来していた。世を守り、人を救うことを己の責務とする者もいれば、人を害する者もいた。清斎広録には、この時期に関する記録が一部ではあるが残されている。 「旱魃猛威を振るい、赤野焼ゆるが如し。人心燻る中、誰をか恃まん。瘴気災いと化し、疫病蔓延す。人心焼焦せし中、誰か我を救ふ者あらん」 「仙人来たり、留雲蓬々。仙人来たり、借風堂々。にわかに雲が集いて、猛然と雨が降る。干ばつを払い、病を遠ざけ、民の窮地を救いたり。」 のちに「留雲借風真君」と尊敬を込めて呼ばれるようになったこの仙人は、干ばつを鎮め、危機から民を救った。当時、その恩恵にあずかった民が、感謝の意を込めてこのような記録を残したのである。 その後、魔神戦争が勃発した。人々を憐れんだ契約の神·モラクスは、留雲借風真君をはじめとする諸仙人と志を共にした。仙人たちは命に従って四方へ征戦した末に、ついに天下を平定し、世に再び晴天が訪れた。 英雄と仙人が活躍したその時代は、感慨深い想いとともに後世に語り継がれた。歴史に刻まれた仙人たちの雄姿は、無数の伝説となって璃月人が成長する過程で親しまれるようになった。しかし、人が仙人について語っていても——特に、彼女自身に関する部分を語る時——閑雲は殆ど何の感情も表に出さない。 かつて奏楽が響き渡っていた絶雲の間は次第にもの寂しさに包まれる地となり、かつて共に笑っていた友人たちは、幾人も戦争で逝ってしまった。それを思うたび、閑雲は虚しくなるのだ。旧友たちは世を守るために進んで身を戦地へ投じた。しかし友がいなくなっても尚、この無念が消えることはない。 とはいえ、誓いは必ず守る…皆、かつてそう岩王帝君と約束した。その契約にこそ、皆の信念と願いが刻まれているのだ。誓いを破り去ろうなどという考えが、閑雲の中に浮かんだことは一度たりともない。なにせ彼女は、仲間との友情を何よりも大事に思っているのだから。皆の願いを見守るためにも、絶対に璃月を見捨てることはしない。 悲しみと決意は心に渦巻き、様々な想いが胸に押し寄せては、次第に静まっていく。人の語る伝説に静かに耳を傾けていた閑雲は、最後に一言だけ口にした。 「ふむ、実にいい話だ。」

閑雲ストーリー キャラクターストーリー4

知音が散り行く前、時折仙人たちは一堂に会して共に音を奏で、絶雲の間にその音色を響き渡らせていた。 歌塵浪市真君は音楽に精通し、琴を奏でるのが得意で、塵の神·帰終は作曲が得意だった。 夜叉の伐難と応達はよく留雲借風真君と一緒に、歌塵浪市真君の琴音に合わせて歌を歌った。興が乗れば、留雲借風真君は様々な姿に変化し、風に乗って軽やかに舞った。 このような光景が繰り広げられるたび、山や水に棲む生き物たちは顔を上げ、耳を立て、静かに仙音に聞き入った。他の仙人たちも足を止めて、音に耳を傾けたものだった。 しかし、今や静まり返った絶雲の間では、風の音と鳥の鳴き声しか聞こえなくなった。 たまに奥蔵山にある仙府の奥深くから、留雲借風真君が弟子と会話を交わす声が聞こえてくるのみ… 憐れみの心から受け入れた数多くの弟子の中には、その哀れな生い立ちに心が痛む者もいたが、数年間の敬虔な修行を経て、その悲しみや辛さに満ちた雰囲気はすでに消え去った。霜に覆われた梅の枝が、雪が溶けた後に、より一層強い姿を現すように。 そんな弟子たちを見守っていると、かつての友人たちの願いに込められた美しきものが弟子たちに引き継がれていることを感じて、閑雲は微笑ましい気分になる。 だからこそ、「妾があの子たちを守ってやらねば」と思う。時に思いが行き過ぎて、かえって弟子たちを戸惑わせることもあるが、閑雲は大して気にしていない。 友人を亡くし、みながバラバラになってしまったことも、大地が血に染まるような壮絶な経験をしたこともない弟子たちに、真君が大切に想うすべてをはかれるはずがない。皆が無事で、元気でいてくれるなら…それだけで満足なのだ。

閑雲ストーリー キャラクターストーリー5

玄妙なる天道は捉えにくく、仙人たちの修行法もそれぞれ異なる。 留雲借風真君のそれは、「格致」を経て己の外に存在する道を求め、それを己の内に修めるというものである。そうして、外に頼って己を磨き、外なる理と内なる心を一つにするのだ。「格致」とは即ち、森羅万象に秘められた「天地の道」を窮めただすことである。世の万物には、意識の有無に関わらず、道理というものが存在している。その道理を研究し学ぶことは、万物が従っている道について理解することであり、これこそが修行の正道なのである。 真君は千年にも及ぶ熱心な研究の末に、大いなる気づきを得て常人の届かぬ境地に至った。しかしながら、凡人の命の短さ故に、道理の真髄をすべて弟子に授けられないのは実に残念なことである。そればかりか、資質に欠ける者はたとえ彼女の導きを受けたとしても、悟りを開くことができないのだ。 知恵を絞って考えた結果、彼女はある方法を思いついた。 凡人が天道を悟ることが至難の業ならば、その道理を仕掛けの術に溶け込ませて、人々に伝えてやればよいのだ。 難解極まりない「天地の理」も、細かく分けて少しずつ世に伝えれば、人間がより理解しやすいものにできるだろう。 それに、仕掛けの術で生産が捗れば、労力と物資の消費を大幅に抑えられ、その恩恵は計り知れないものになるはずだ。 からくり装置で洗濯ができれば、「夜闌にして臥して衣を濯ぐを聴く」ことはなくなる。 人を乗せて走る装置があれば、杖や草鞋を拠り所にして何千里も歩く必要もなくなる。 なにせ、平和なこの時代だ。彼女が雨を降らせねばならないような干ばつはなく、人々もすでに田畑に水を引く術を得ている。そして、戦火もほとんど消えた。みなの心に安らぎが訪れた今、人々が望んでいるものは、より豊かな生活だろう。 この時代、契約の通りに俗世を守る方法は、殺生と魔物退治だけではあるまい——装置を作って、人々の暮らしに利便性をもたらすこともいい方法と言えるだろう。 凡人が限りある生涯のうちに、天地の理を悟り、世のためとなる功績を残すというのは至難の業だ。しかし、彼女が手を貸せば、「桃源郷」を築くことも夢ではないかもしれない。 かつて絶雲の間に響いていた音色を再現することはできないが、街の家々から聞こえる笑い声を守ることならできる。それは彼女の、心からの願いでもある。 それに、仕掛けの術は留雲にとって大いに興味をそそられるものだ。こよなく美食を愛する彼女も、新しい仕掛けの術の研究となれば寝食を忘れるほどなのだから。 斯くして、「留雲借風真君は仕掛けの術の研究を好む…というよりも、我を忘れるほどのめり込んでいると言うべきだろう」——これはいつしか、弟子の誰もが知る公然たる事実になったのである。

閑雲ストーリー 玉虚

伝説の中で、仙人の住処は「玉虚」と呼ばれている。絶雲の間の各山にある仙府は、まさにこれである。 しかし「玉虚」は元々、俗世を俯瞰する慶雲頂の雲上を指す言葉であった。ほとんどの凡人はお目にかかれない場所である。 また、「玉」は仙府の土台となる、無欠なる浮生の石を指していた。これがあるからこそ、かの地は雲の上に浮いていられるのだ。 「道は虚にあり、登虚すれば即ち道を得る」。かつて仙道を求める者は天に登り、地に潜って修行を行わねばならなかったが、ここはそのうちの「天」の試練の場であった。 玉虚は元々、道心をはかるためのものではなく、留雲借風真君が己の心を静めるために作ったものだったのだが、削月築陽真君と理水畳山真君の提案のもと、仙道を求める者のために譲ることにした。その後、帝君が承諾し、帰終と歌塵も賛成したので、留雲借風真君は快く玉虚を譲り、そこに小さな亭を建てた。 今や、仙道を得られる者は極めて稀だ。俗世において伝説となりつつあった「玉虚」は、再び留雲のものとなった。だが、雲上に戻った彼女の心境は、昔とは異なるものであった。 果てしなく広がる雲海に陽が昇っては沈む…その光景は確かに壮観だが、俗世の賑やかな日常にもまた、それなりの趣がある。 閑雲という名で人と共に生きる——今の彼女にとっては、そのほうがより楽しみなことなのだ。 「ちょうど小腹が空いてきたな。今日は万民堂のかにみそ豆腐をいただくとしよう。」

閑雲ストーリー 神の目

璃月の仙人は、天地の間に漂う元素の力から生まれた純然たる元素生物である。つまり、常人と比べて「道」の根源に近い。 閑雲にとって、元素力を導くことはほとんど無意識のうちにできることであり、何らかの器官に頼る必要もなければ、もちろん神の目も必要ない。 だが、人の姿で俗世に生きる以上、その身も俗世の法則に従うのがよいはずだ。神の目を身につけても、それを媒体として元素力を駆使することは容易いだろう。——そう閑雲は考えたのである。 そのため一般人と違って、閑雲は腕に着けた神の目をさほど重視しない。しかし、閑雲には神の目のお陰で気づいたことがあった… 以前、荻花洲でがっちりとした体格の農夫が、いかにも弱そうな強盗二人に匕首で脅されているところに出くわした時のことだ。農夫は手にクワを持っていながら、小柄な強盗たちに抗うどころか、ガタガタと震えるばかりであった。助けようと思って歩み寄った閑雲だったが、か細い女にすぎないと思ってか、農夫はこう言った——「やめておけ。巻き込まれたら、怪我をしてしまうぞ」 しかし、話しながら彼女が横を向いたとき、農夫は閑雲が神の目を持つ「侠女」であることに気づき、態度を一変させた。「共に強盗共を追い払ってくれ」…そう言いながら、クワを振り回して強盗に向かって突進したのだ。そして農夫はなんと、クワ一本で強盗を追い払った。閑雲が手を貸したのは、強盗の一人が手にしていた匕首を落としてやったことだけである。農夫は、彼女の腕にキラキラと輝く神の目を見つめながら、繰り返し嘆いた。「俺にも神の目があればな…」 農夫に必要だったのは神の目などではなく、ほんの少しの勇気だった。にもかかわらず、神の目に気付いたとたん、まるで別人のように振る舞えてしまうほど、彼の心は神の目に大きな影響を受けた。人間がどれだけ外部の影響を受けやすいものなのかを如実に表した一例だろう。 農夫の反応が理解できず、彼女はしばし戸惑った。 世の物事には必ず、客観的な性質が存在しているものだ。しかし、その表面だけに囚われ、媚びを売ったり蔑んだりするのはなんと愚かなことであろうか。閑雲はこれまで生きてきた中で、一貫してはっきりとした物言いをし続けてきたが、その言葉は常に物事の表面に留まらず、根本に触れるものであった。 尊敬に値する人には敬意をもって接し、そうでない人には冷ややかな態度を露わにする。留雲借風真君のときも、侠女閑雲のときも、その性格が変わることはない。 「よく見るがいい、妾はほとんど手を貸しておらぬ。お前一人で敵を打ち倒せたのだから、もっと自信を持て。」そう言い放つと、閑雲は袖をひるがえして立ち去った。 義侠の心を以て俗世を濯ぎ、慧心を以て天道を伝える。今日も、閑雲は颯爽と俗世を渡り歩く。

兹白ボイス 閑雲について…

「閑雲」を名乗る留雲借風真君と会ったわ。仙人なのに、仙力をあまり使わず、代わりに仕掛けをいじくり回し、凡人でも自在に扱える仕掛けを作りたいとまで言っていた…ちょうど私も琅玕国の機械の設計図をいくつか覚えていたから描いて渡したけれど、あまりにも古い仕掛けだから、果たして役に立つかどうか…

兹白ボイス 煙緋について…

仙人の混血だなんて、不思議な娘…歌塵浪市真君の話によると、戦乱を経験していない、璃月の若い世代の「仙人」だそうね。律法を研究する彼女の聡明な様子を見るに、仙人の血脈による啓示など要らないと思うわ。私も古い律法の例をいくつか覚えているから、今後書き記して、歌塵浪市真君から渡してもらいましょう。気に入ってくれるといいのだけれど。

兹白ボイス ヨォーヨについて…

歌塵浪市真君の弟子ね。凡人の身でありながら、意志の強さと霊性を持っている…留雲借風真君も数人弟子を取ったと聞いたけれど…ふむ…理水畳山真君と削月築陽真君からそういう話は聞かないわ。伝える先があるのはいいことなのだけれどね。まだ適任者が見つかっていないのかしら…それとも遊び歩くのに忙しくて、そんなことを考える暇もない?とにかく、璃月の仙人たちは、様々な事情を抱えているわね…

兹白評価 ヨォーヨについて「ヨォーヨについて…」

歌塵浪市真君の弟子ね。凡人の身でありながら、意志の強さと霊性を持っている…留雲借風真君も数人弟子を取ったと聞いたけれど…ふむ…理水畳山真君と削月築陽真君からそういう話は聞かないわ。伝える先があるのはいいことなのだけれどね。まだ適任者が見つかっていないのかしら…それとも遊び歩くのに忙しくて、そんなことを考える暇もない?とにかく、璃月の仙人たちは、様々な事情を抱えているわね…

そのほかのゲーム内テキスト

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旅人が留雲借風真君の指導の下に作った凧。「オイラ、別に悪いことをしたせいで空を飛ばされてるわけじゃないぞ…」と必死に弁解しているかのような、パイモンのそわそわと落ち着かない表情を生き生きと再現している。 海灯祭のような良き日に、ちょっとおやつを盗み食いするくらいの些細なことなら…やっぱりパイモンを許してあげよう。

それも無理のないことかと。真君は過去の功績をあまり語りませんから。一部の典籍の中にしか、真君に関する記述は見つかりません。

留雲真君の数理研究は、その大半がからくりを追求するためのもの。「計算に留めておくのではなく、何かに応用するべき」というのが、数理学に対する彼女の考え方のようね。

「留雲借風真君」に美味しそうな松茸の肉巻きを奉納しますか?

璃月に来てからも、計算帳はずっと手元に置いてある。時々「留雲借風真君」と数理について語り合ったりもするわ。

この件については、留雲真君とも何度か話し合ったことがあるわ。

今年の「明霄の灯」のデザインは「移霄導天真君」か。見栄えを気にするあやつが喜びそうじゃのう…

甘雨は留雲借風真君のところに行ったのか。確か奥蔵山だったよな?

真君はこういうの食べ慣れてる?

私は彼女のことをよく知っているわけではありません。ただ留雲真君から、彼女は気性が荒く、心を抑えなければ周囲に大きな危害を与えてしまうと聞きました…普段、暇を持て余し過ぎているからかもしれませんね。私が…彼女に仕事をお勧めした方がいいのでしょうか…?

パイモンは留雲借風真君の話してくれる様々な四方山話が少し恋しくなったようだ。奥蔵山に行って、付き合いの長いあの仙人に会いにいこう。

(「留雲借風真君」の仙府。仙人は客に会いたくないようだ…)

そうだ。名前は確か…「移霄導天真君」だ。

歌塵浪市真君のもっとも幼い弟子。優しくて思いやりのある「おませさん」。

あの子の名前…なんとか真君だっけ…「ドッカン・クーヴァキレーザー砲」よりもずっと覚えにくいし、名前の意味もよくわかんない。

それが果たして雨なのか、それとも民の感謝の涙なのか、はたまた「移霄導天真君」が流した血なのか…

真君、どうか遠慮なさらないでください。数多とあった凧の中であなたが飛ばしたものは実に精巧で、右に出る者はいませんでした。賞品は真君に受け取っていただくのが相応しいでしょう。

複雑で精緻な仙人の仕掛け。留雲借風真君の手によるもので、心を落ち着け眠りを促し、記憶を失った人が自我を見つけるのを助ける妙用がある。 だがまさにその作り手が言うように、「人はまず己の力で助かる道を模索し、それでも叶わなければ仙人が手を差し伸べる。」仙人の仕掛けは玄妙だが、万能なものではない。幸せな夢を実現するには、やはり個人のたゆまぬ努力に頼るべきだ…

ちなみに、今年の「明霄の灯」は「移霄導天真君」の英姿だよ。これは月海亭が民衆の声を聞いて決めたんだ。

「吉法師、一人で走り回るな!それに、仙人には礼儀正しくするんだぞ。」 「ぐぬぬ…ごめんパイモン、ごめん理理真。」 「理水畳山真君だよ!」

留雲借風真君が造った洞天、真君は一人が好きなため、常に封鎖状態になっている。寝室を片付けないのは浮世の習い、本当に入る?

今年の「明霄の灯」が祀っている「移霄導天真君」の大好物が、チ虎魚焼きだったらしいぜ。

…港の人々からすれば、二人はまるで仲の良い祖母と孫娘のようだ。 しかし、この老人と子供の二人組に、まったく血縁関係はない。ヨォーヨはピンばあや——つまり、歌塵浪市真君の弟子なのである。 ヨォーヨが弟子になったばかりの頃、彼女はまだ字もよく読めていなかった。真君は日常における人との接し方や読書、礼儀から教え始めた。 ヨォーヨが成長するにつれ真君は仙人の儀式、修身の方法、そして自身の槍術を少しずつ日々の修練…

そこで師匠は、ならば飛ぶのをやめて、法宝だけで勝負をしてもいいと言った。削月真君は喜んでそれに応じたのだが、勝負の当日、師匠は誰も見たことのない法宝を持ってきたのだ。

…者あらん」 「仙人来たり、留雲蓬々。仙人来たり、借風堂々。にわかに雲が集いて、猛然と雨が降る。干ばつを払い、病を遠ざけ、民の窮地を救いたり。」 のちに「留雲借風真君」と尊敬を込めて呼ばれるようになったこの仙人は、干ばつを鎮め、危機から民を救った。当時、その恩恵にあずかった民が、感謝の意を込めてこのような記録を残したのである。 その後、魔神戦争が勃発した。人々を憐れんだ契約の神·モラクスは、留雲借風真君…

まだ終わっていませんよ。留雲真君の修行はまだ最初の段階にすぎません。

しかし留雲真君と一緒にいては、今年の仕事はどうだの、意中の人はいるのかなどと、あれこれ聞かれることでしょう…

(「留雲借風真君」の仙府。)

そうですね。でも、どうしてここに?それに真君も…人の姿で出歩くのは久しく見ていませんでしたが。

留雲借風真君を手伝って料理を作る

もうすぐ月海亭に着くぞ。甘雨が普通の人の姿をした真君を見たら、きっとびっくりするよな?

「留雲借風真君」に美味しそうなモラミートを奉納しますか?

歌塵浪市真君の最も幼い弟子。 誠実で情け深い性格の持ち主であり、優しさと思いやりの心から、いつも進んで他人の世話を焼いている。 彼女は生まれつき聡明で、勉学にも積極的な態度を見せている。幼さゆえに、聞いた人が思わず笑みをこぼしてしまいそうな間違いも時々するが、いつかは間違いなく広い知識を持った才女に成長することだろう。

その時、「移霄導天真君」は追い込まれた。もしこの山が倒れてしまったら、麓の民たちは無事ではいられない。さて、どうしたものか…

…道を求める者は天に登り、地に潜って修行を行わねばならなかったが、ここはそのうちの「天」の試練の場であった。 玉虚は元々、道心をはかるためのものではなく、留雲借風真君が己の心を静めるために作ったものだったのだが、削月築陽真君と理水畳山真君の提案のもと、仙道を求める者のために譲ることにした。その後、帝君が承諾し、帰終と歌塵も賛成したので、留雲借風真君は快く玉虚を譲り、そこに小さな亭を建てた。 今や、仙道を…

(「理水畳山真君」の仙府。仙人は中にいないようだ…)

この石碑は、理水畳山真君によって建てられた。碑文では若陀を悪龍とし、後世の人を近づけさせないため忠告をしている。

…たちは、各々の仙力を七七の体内に注ぎ、彼女を復活させようとした。 しかし、甦った七七は体内の仙力を制御できず、暴走し始めた… この騒動を治めるために、「理水畳山真君」は仕方なく、この不幸な娘を琥珀に封印した。

玄妙なる天道は捉えにくく、仙人たちの修行法もそれぞれ異なる。 留雲借風真君のそれは、「格致」を経て己の外に存在する道を求め、それを己の内に修めるというものである。そうして、外に頼って己を磨き、外なる理と内なる心を一つにするのだ。「格致」とは即ち、森羅万象に秘められた「天地の道」を窮めただすことである。世の万物には…

留雲真君…コホン、閑雲さんから何日か前に買い物に誘われたのですが…屋台に着くたび足を止め、一つ一つ品物をすみずみまで見てからでないと、次に向かってくれなくて…まだ食事をしていないことにお互い気づいた時には、もう日が暮れていました。その瞬間、ふと山で修行をしていた遠い日々のことを思い出したんです——あの頃も、毎日があっという間に過ぎていたということを…

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